木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

2/28 談春独演会「居残り佐平次」

2017-02-28 23:16:43 | 2018日記
亀有リリオホールで「居残り佐平次」を聴く。
昨年より演じる時間が長くなっている。前半後仲入が入って後半へ。
師匠は短くできないと言い切っていたので、今後どうなるか見ていく以外にないね。
変遷を見続けるのも、ファンの醍醐味か。
所作に談志が見える。

本日は立川志らべ独演会

2017-02-28 10:40:13 | 情報 X
再掲
2月28日(火)19:00開演
立川志らべ独演会がめぐろパーシモン小ホールであります。
予定演目は「夢金」「包丁」
東急東横線都立大学駅7分
当日券2500円(全席指定)
問合せ 03-5483-0085
千葉ニュータウンから東銀座で乗り換え、中目黒でホーム替え都立大学へ。

2/27 立川がじら二ツ目披露&第204回志らく一門会

2017-02-27 23:43:12 | 2018日記
今日の立川志らく一門会は、がじらさんの二ツ目お披露目の日でもあります。
満員御礼です。
前座 らくまん「寄合酒」・らく者「道具や」・志ら鈴「たらちね」
前座さん三人とも達者なしゃべりで、面白いです。
らくまんさんは今回で三回目の高座ですが、いいですね。
志ら鈴さんも、時間を配慮する気配りで下りました。
主役のがじらさん「味噌蔵」です。ゴビンダの登場に「やられた!」と。
細部のひとつひとつが、ケチを際立たせて愉快だ。
そのひとつに、乞食七人が通り過ぎたって、思わず笑っちゃうよ。
どんどん独演会でも、二人会でもトライしてほしい。
二ツ目になったんだもの、思いっきり遊んでください高座で。
志らく師匠の「時そば」聴きあきている噺なのに、客の笑いをさらっちゃた。
下座の三味線は立川らく人さんが弾きました。孫弟子たちは頑張っています。
楽しい一門会でした。4月5月のチケットを発売しています。3月はすでに売り切れです。
お早めに入手されることがおすすめです。


本 江戸売り声百景

2017-02-26 13:51:47 | 2018日記
岩波アクティブ新書74 2003年発行
ちょと古いが面白い本なので紹介する。CD付き。
宮田章司著・岩波書店発行 
現役の和風漫談家として活躍している。(3月21~30日14:15新宿末広亭に出演)
落語で売り声の出てくるもので思い出すのが「鼠穴」でしょうか。
竹次郎がぼて振りをしながら、懸命に働いた様子が出てきます。
いまや、生活で聞くことは皆無でしょうか。あっ、さおだけ売りが来る。
「水屋の富」というのは、富くじに当ったのは水屋である。この売り声も紹介している。
「時うどん」「時そば」も独特の売り声だ。この本にはえっ、こんなものまでという売り声が出ている。
江戸社会と売り声は切り離せない、生活そのものだったことがよくわかる。

宮田さんの話とは別に、
江戸深川資料館で「江戸の物売りと大道芸」のイベントがある。
3月18日(土)①11:30~12:10 ②14:00~14:40
会場は常設展示室 火の見櫓下 大人400円・小中学生50円
この資料館は江戸の町を再現していて面白い。落語好きには是非行ってほしい。


2/25 談吉百席vol.19

2017-02-26 00:41:35 | 2018日記
千葉古文書の会の例会日です。
会員が減って50名程です。会費の値上げが臨時総会で可決。年会費6千円です。
それでも、月500円です。150頁位のテキストが二冊ついています。
一年で読み終えるように作っています。ここで、勧誘してどうする。
興味のある方はご一報ください。数多く読むことが上達のコツです。

午後の学習会の後、東池袋の談吉百席へ行った。
百席のうち、今日一回目が53席目とパンフにあった。
演目は「十徳」「付き馬」仲入 「味噌蔵」
談吉さんの古典はいいなぁ。独演会独特のホンワカムードも心地良し。
新しい企画も始まるが、昨年の「立川流が好きっ!」以来、次々と動きはじめ、
立川流から目が離せない。

帰りは東池袋から都電で三ノ輪へ出た。ちょっと時間がかかる。
三ノ輪から1キロ位歩いて南千住駅へ回って、JRで松戸、新京成で新鎌ヶ谷まで、ワンコインだ。
駅前の駐車場から車で帰った。ワンコインで東京へ行ったことの喜びは、ニュータウン在住者しか
共感できないだろう。北総鉄道のバカ高い運賃はもはや腹立たしい限りだ。
今や、北総線に乗らないことで、「やったぜ。!!」となる。
それでも、今月の交通費は4万円に近づく勢い。日々ひとり北総鉄道と戦っている。

2/24 北総よみうり

2017-02-24 17:49:35 | 木下寄席
今日、地域新聞「北総よみうり」の情報欄に、木下寄席第二回公演が掲載されました。
ありがとうございます!
この情報紙は成田市・八街市・冨里市・栄町・印西市をカバーしている。
この辺りはなかなか木下寄席をアピールすることができません。助かります。
早速、予約を頂いた。予約の度にほっとします。ひとりでも多くに方々に、落語でほっこりしてほしいです。
文化ホールは駐車場もあります。お越しをお待ちしております。

2/23 J亭落語会

2017-02-23 23:45:44 | 2018日記
今日も白酒独演会。今週二回目です。チョとした手違いでした。
虎ノ門のJTアートホール アフィニスの会場は初めてです。
高座は高いが、客席は高低差のまるでないうえに、縦長のホールです。
落語家が皆目見えないどころか、高座台すら見えない。脇から覗いてやっと落語家の半身が見える。
左右に首をふりふりしても、前の方もふりふり。こんな会場で毎月落語会を開催しているのか。
諦めて、目を瞑ってしまた。初めての事。
前座 桃月庵ひしもち「牛ほめ」
桃月庵白酒「父子酒」酔いっぷりがいい。お客も楽しそうに笑う。所作が見たいが、見えません。残念。
桃月庵白酒「千早ふる・改」引きこもりのタツタガワ。いろいろ目まぐるしい展開で、苦しい改作。もはや新作。
仲入
春風亭一蔵「鷺取」
桃月庵白酒「辰巳の辻占」江戸深川資料館の時と同じ演目。何度聞いてもおかしいや。

2/20 桃月庵白酒独演会

2017-02-21 00:42:19 | 2018日記
今日は風が強く、電車に遅れが出る程だ。
北総台地は赤土が舞い上がり、スギ花粉と共に嫌な季節の到来です。
午後は千葉古文書の会へ行く。再び「五十三次ねむりの合の手」の続きを読む。
読まれることを意識しない日記の面白さは格別だ。
改装したJR千葉駅をぐるっと回った。エキナカが充実していた。
夜は、道楽亭開店七周年・出張寄席へ行った。
独演会で二席はちと寂しいが、噺はマクラもたっぷりで楽しめた。
前座 桃月庵はまぐり「安兵衛狐」初めて聴く噺ながら、「野ざらし」を思わせる。
桃月庵白酒「らくだ」願人坊主が出てくるくだりまで聞くことは少ない。髪の毛をむしるにいたっては、
いろいろ演出されるが白酒師匠のこの噺が、一番オーソドックスかもしれない。
ゲスト 寒空はだか 仲入
桃月庵白酒「辰巳の辻占」

2/19 2月立川志の春独演会

2017-02-19 22:10:40 | 2018日記
印西からも近い、柏での落語会です。この会場で楽しみなことがあります。
京北ホール隣のパン屋で、アップルパイを買うことです。800円程でずっしり重く、甘さ控えめで美味しいです。

立川志の春独演会in柏 其の46
地域に根ざした落語会は、会場の雰囲気が穏やかだ。
まして46回目となれば、心待ちにしているお客さんたちだ。
志の春さんのマクラ、ワイドショー的でもきれいに処理される。
聞きやすい噺になる。これがかれの個性なのかもしれない。
一席目「壺算」聴いたことがなかった「六円の充実感」は実にいい。店主の心持をよく表現している。
二席目「もやしそば」自分落語?というのでしょうか、前座時代のトークと思いきや、オチがあって、まさしく落語です。
昨日の「嫌な落語会」の後だけに、前座さんの苦労を思い、落涙してしまった。
昨夜の前座さんにも「頑張れ!」と。
三席目「井戸の茶碗」40分以上の大ネタでした。独演会ならではの、丁寧な噺に仕上げていた。


2/18 立川談慶さんインタビュー

2017-02-19 02:30:46 | 2018日記
「経済界」からのインタビューで、立川談慶さんの
 良い企業と落語の共通点は「人間の弱さに対する優しい目線」
今夜ほどこの言葉が身にしみる……。読んでみたくなった。
立川談慶・立川談四楼・立川吉笑を本書く派だって!
次に談吉さんがインタビューを受けました。こちらも興味深いです。


2/18 座・高円寺寄席

2017-02-19 01:06:17 | 2018日記
会場ホール口で、まつり参加落語家の手ぬぐいの展示とチャリティーがあった。
手ぬぐいはオークションで落とすらしい。初めてで、相場がわからないまま参加した。
明日で10日間の高円寺演芸まつりは最終日になる。

前座・開口一番
桂文治「鈴ヶ森」
林家彦いち「青菜」季節外れでもいいじゃないか。
三遊亭兼好「近日息子」最近よく聴く。演者が違うと趣も違って楽しめる。
トリ・立川談笑「片棒・改」師匠の言葉でほっこり。

2/18 ふたり会

2017-02-19 00:33:56 | 2018日記
高円寺演芸まつりの笑福亭瓶二・立川志らら ふたり会
志らら師匠の落語を聴く機会が少ないので、出向いていった。
立川志らら「権助魚」「替わり目」・笑福亭瓶二「ふぐ鍋」もう一席は失念した。
小さな会場ながら、地元住民の方々が多く、このまつりを支えているわけだ。
地元民にふらっと寄ってもらえるような、落語会にしたいとか。
はるばる来た自分は、ちょっと肩身が狭かった。
夜席まで時間があったので、高円寺の街を歩いた。
懐かしい。小さく音がもれるパチンコ店・紅茶の専門店二軒・絵本カフェ・行列のできる肉屋。
食パン専門店・うどん屋二軒・中華そばのある甘味や・骨董屋・古書店は4軒以上ある。
ラーメンの街と思っていたが、ありとあらゆる食べ物屋がある。気取らず安い。
吉祥寺がお上りさんが住みたい街なら、高円寺は昭和人間の暮らしたい街だ。歩いていて楽しい。

2/18 不愉快な落語会

2017-02-18 23:57:16 | 2018日記
第7回高円寺演芸まつり 座・高円寺寄席は百花繚乱!四派そろい咲き
一度に四派の落語家の噺が聞ける楽しさに、高円寺まで出かけた。
そこでまさか、高座に上がるなり、客席に向かって他派の前座を、コテンパンに傷める醜い姿を晒した落語家をみた。
その言葉に思いやりの一片もない。後から上がった落語家がフォローしていたが、不愉快な感情が消えなかった。
第三者でこの不愉快さ、当人の心持を思えばやるせない。
帰りの二時間ばかりの電中で、大きな名前を持った小さな人間ということだと、自分を納得させた。
めげずに明日も落語会に行くぞ!

2/17 広小路亭昼席&マゴデシ寄席

2017-02-18 00:12:07 | 2018日記
本日最高数の落語を聴く19席
立川流広小路寄席の昼席は開演前から前座が上がって、一席
立川語楼「金明竹」
立川志ら松「狸の札」
立川寸志「近日息子」
立川吉笑「ひとり相撲」がじらの代演
立川志の彦「初天神」
立川左平次「だくだく」
立川談四楼「浜野矩随」
仲入
立川志らべ「二人旅」
立川らく次「松曳き」
立川小談志「蜘蛛駕籠」
立川志ら玉「転失気」踊りの赤いたすき掛けは目に焼き付いています。
立川談修「猫の災難」落語の笑いって感じ。酒飲みのおかしみ。さすが主任です。

夜はマゴデシ寄席 新作が多く、演目はがじらさんのTwitterでわかった。ありがたい。
昼席と違って若い女性客が目立った。定着して欲しいものだ。
前座立川笑ん「道灌」
前座うぉるたー「牛ほめ」
立川笑二「饅頭怖い」八公のかかぁはみんなのかかぁ、笑った。古典落語のいじりがにくいね。
立川がじら「世界の終わり」
立川談吉「およそ3」
立川志の太郎「大根の思い出・上」二度目だが、時間切れが惜しい。
立川志ら乃「雲八」

2/16 立川雲水独演会

2017-02-17 01:07:02 | 2018日記
開口一番の笑福亭希光、名前が新幹線とはよく言った。おかげで名前はしっかり覚えた。
雲水師匠「うどん屋」「井戸の茶碗」マクラもたっぷり。
ネタおろしの「井戸の茶碗」聴き、師匠自身の好みもあろうが、どうしていままで演られなかったのか。
不思議なくらいに、はまっている。くずやの清兵衛が浪人と高木の間を行き来する様の可笑しさ。
初めて聞くオチで、師匠独特なのか。再演して欲しい。