木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

8/30 柳亭小痴楽,入船亭扇遊師の胸を借りる

2018-08-31 10:43:16 | 2018日記
道楽亭出張寄席は日本橋社会教育会館ホールでありました。
成金人気は知ってはいましたが、会場は若い人が大勢でした。
白髪の自分は場違いな心持ちです。
一 開口一番前座 柳家あお馬「やかん」達者なしゃべりです。
一 柳亭小痴楽「湯屋番」
一 入船亭扇遊「お菊の皿」
仲入
一 トーク 扇遊・小痴楽
一 柳亭小痴楽「佐々木政談」
枝雀師匠の真似をする落語家さんを大阪で見ました。真似の域を出ませんから、ど素人の目にも分かります。
小痴楽さんを見て、ふと枝雀師匠を思い出します。真似ではない、この人の個性を見ました。
独特で、流暢で、楽しい。でも、木下寄席に呼ぶのはめんどくさそうです。
落語ブームの申し子でしょうか。落語会に穴を開けること再三です。一時間遅れもあります。
そのくせ「小痴楽独演会」の名称にこだわりがあり、ひとり会にしてもらったとのこと。
二つ目の人は偉くなった。

8/27 正蔵・馬石・一之輔の会

2018-08-27 23:52:26 | 2018日記
14時開演です。暑い最中の移動、まいります。らくごカフェの会場には50分前につきました。
すでに並んでいます。それも、クーラーも風も入らない狭い階段をらせん状に上っています。
入って並ぼうとしたとたん、頭がくらくらします。50名ほどの会場です。席はどこでもいいや、とばかり外に逃げました。
一 正蔵・一之輔のトーク
一 隅田川馬石「湯屋番」可笑しいよ。何度も聴く噺ですが、よく出来た噺です。
一 林家正蔵「悋気の火の玉」
仲入
一 春風亭一之輔「猫久」久六が刀を持っていった、その後が気になる噺だ。この話を聞くといつもそれが気になる。
忙しい三人がこの小さな会場で、いつまで続けられるのだろうか。完売御礼は早くから。

8/26 柳家喬志郎独演会

2018-08-26 23:00:17 | 2018日記
池袋演芸場が会場です。となれば、夕食は「油そば」です。
蒸し暑い日です。池袋演芸場で並ぶより、ファミリーマートに入って涼みました。
「お福分けのきょうしろう」happiness night 3
入り口でお福の手書きの色紙をいただいた。皆さんにそれぞれ絵が違うのだ。随分手が掛かったろう。
圧倒的に女性客が多いです。
一 開口一番前座 三遊亭遊あおもり「だくだく」
一 柳家喬志郎「のっぺらぼう」
一 柳家喬志郎「立ち切り」ゆったりしたしゃべりはこの師匠の個性か。
仲入
一 柳家喬志郎「応挙の幽霊改」お福版ですか。

第8回木下寄席 古今亭菊志ん独演会

2018-08-26 22:57:55 | 木下寄席


第8回木下寄席のご案内です。
風情ある武蔵屋で、秋のひとときをゆっくりお過ごしください。
「町家カフェむさしや」を貸切にしました。
武蔵屋de木下寄席
「古今亭菊志ん独演会」二席
2018年10月8日(月祝)
1, 珈琲付ランチと落語 11:30開店~
料金 2900円(20名限定)
2, 落語のみ 13:45開場、14:00開演
料金 1500円(20名限定)
会場 国登録有形文化財「武蔵屋」
  印西市木下1645-1 木下駅北口徒歩3分
申し込み Mail:kioroshiyose@gmail.com
       0476-46-7089(留守電対応)
主催 生で落語を聴く会

8/24 古今亭文菊独演会

2018-08-25 00:38:35 | 2018日記
文菊師匠は独演会の特に多い師匠です。それでも、今日は日本橋社会教育会館ホールは満員です。
第二十一回のこの会場で、ネタ出しの会です。
一 開口一番前座 桃月庵ひしもち「道具屋」
一 古今亭文菊「一目上がり」
一 古今亭文菊「もう半分」
仲入
一 古今亭文菊「鰻の幇間」
「もう半分」は誰が演っても陰気な噺です。それを、愉快な噺で挟みました。
文菊師匠はお客のことがよく分かる。お客をよく見ている。だから、落語会に安心して呼べる落語家さんです。
「一目上がり」「鰻の幇間」も楽しい。本人は「悪人」の怪談物は似合わないというものの、聴いてみたいものだ。

蜃気楼龍玉 怪談牡丹灯籠三夜連続

2018-08-24 13:25:57 | 2018日記
夏の演目で怪談噺は数々聴いたが、ここに蜃気楼龍玉師匠の三夜連続の口演を特記したい。
国立劇場で8月12/13/14日の三夜で行われた。
第一夜 お露の香箱 供蔵の裏切り
第二夜 お国の不義 お峰殺し
第三夜 新三郎殺しの下手人 お峰の前世

6話のうち5話がネタ下ろし。連続口演で一連の牡丹灯籠の流れが分かった。そうだったのかの連続です。
幽霊が持ってきた百両、幽霊に取り殺されたとばかり思い込んでいた新三郎。お国の正体。
落語だからこそ、語って演って欲しい。そう思っていたが、長い噺で上演は無理と思っていた。
落語作家本田久作氏が龍玉師匠にあてて書いたからこそ、供蔵が浮き上がってきた。
龍玉師匠の努力が実を結び、三夜まで客が減ることがなかった。お客の期待度が分かろう。
「悪」演らせたら、この人と言われているが、池袋で聴いた「夏泥」の面白かったこと。
いろいろな面を見せてくれると、大いに期待する師匠です。
残念にも本田氏脚色の「真景累ヶ淵」を聴いていないことです。再演されることを切に望みます。

第8回木下寄席

2018-08-23 00:08:37 | 木下寄席
第8回木下寄席のご案内です。
風情ある武蔵屋で、秋のひとときをゆっくりお過ごしください。
「町家カフェむさしや」を貸切にしました。

武蔵屋de木下寄席
「古今亭菊志ん独演会」二席
2018年10月8日(月祝)
1, 珈琲付ランチと落語 11:30開店~
料金 2900円(20名限定)
2, 落語のみ 13:45開場、14:00開演
料金 1500円(20名限定)
会場 国登録有形文化財「武蔵屋」
  印西市木下1645-1 木下駅北口徒歩3分
申し込み Mail:kioroshiyose@gmail.com
       0476-46-7089(留守電対応)
主催 生で落語を聴く会

8/22 新版三人集~納涼五夜

2018-08-22 23:51:25 | 2018日記
五夜連続の二つ目の落語会が赤坂会館でありました。
今夜は其の三夜目です。
一 春風亭一蔵「お菊の皿」マクラのサイゼリヤ愛が熱い。
一 入船亭小辰「がまの油・一眼国」香具師つながりでしょうか。
仲入
一 柳家市弥「豊志賀の死」真景累ヶ淵より。夏場結構聞いた噺ではあるが、二つ目が1時間かけて演った心意気は嬉しいものだ。

8/21 瀧川鯉昇・柳家喬太郎二人会

2018-08-21 23:57:22 | 2018日記
「古典こもり 其の十三」
会場は池袋の東京芸術劇場プレイハウス。近日演芸場に来るため、今日は油そばではなく、JR駅構内のカレーを食べた。
夏野菜のキーマカレーは野菜たっぷりで美味しい。いつもは列が出来ているが、間が良く直ぐに食べられた。
神田辺りの行列のカレー屋はサラリーマンの昼食にしては高い。男でも残すじゃがいも2個つけは、理由が分からない。
会場のキャパは830位、二階席やテラス席があったりしますが、割と見易い。
一 開口一番前座 瀧川あまぐり「新聞記事」
一 瀧川鯉昇「質屋庫」
一 柳家喬太郎「牡丹灯籠 お峰殺し」
仲入
一 柳家喬太郎「世辞桜子褒厄誉」
一 瀧川鯉昇「千早ふる モンゴル編」
鯉昇師匠は十八番の二席。喬太郎師匠は古典の印象が薄かったが、今日は「お峰殺し」は熱演です。

8/19 三遊亭遊雀の勉強会

2018-08-20 00:37:43 | 2018日記
前売りなしの当日券のみです。はじめての会なので様子が分からず、早めに行きました。
5時15分には着きましたが34番の整理券でした。先着50名です。満員でした。
一 三遊亭遊雀 歌舞伎座で役者の練習風景を見た話。ご挨拶代わりのトーク
一 瀧川鯉津「犬の目」
一 三遊亭遊雀「お化け長屋」可笑しいったらなかった。襖を「開けないで」には大笑いです。
仲入
一 三遊亭遊雀「船徳」登場人物が役柄を心得ている。そして、鮮明なのだ。
二席ともよく高座に掛かる噺です。それなのに、こんなに笑う。個性が全開です。
はじめて聴いた師匠です。落語芸術協会の師匠方には聴いていない人が多い。
積極的に聴いていかないと、木下寄席を充実した落語会に出来ない。反省しきりです。
聴き終わってから、直ぐに聴きたくなる師匠です。次回は12月17日がらくごカフェでの勉強会です。

8/19 ザ・菊之丞

2018-08-19 00:52:07 | 2018日記
古今亭菊之丞独演会 第15回ザ・菊之丞のゲストは三三師匠です。
一 開口一番前座 古今亭まめ菊「たらちね」
一 古今亭菊之丞「お見立て」筋もいいが、間といい、滑稽に仕上がっていた。
仲入
一 柳家三三「加賀の千代」トリを立てる軽めの噺だが、面白い。さすがです。
一 古今亭菊之丞「豊志賀の死」圓朝の真景累ヶ淵より。冒頭少し豊志賀の妹のことにふれたが、はじめてのお客にはわかりずらかったろう。
「豊志賀の死」より「お見立て」の方が面白い。怪談だから、照明もかなり落としたが、怪談らしさが出ない。不思議。

8/15 元祖大阪名物あほの会

2018-08-19 00:36:09 | 2018日記
青春18きっぷを利用して天満天神繁昌亭にいった。
地下鉄南森町で下車3分くらい、商店街を歩くと直ぐに分かった。
大きさは池袋演芸場に似ている。寄席らしい作りだ。
夜席は第131回「あほの会」
一 桂三若「やかん」
一 林家笑丸「軒付け」
一 笑福亭由瓶「餅食い」
一 露の都「ハルちゃん」
一 桂雀太「千両みかん」
中入
一 桂きん枝「狸賽」
一 笑福亭仁福「へっつい幽霊」
はじめての落語家の方ばかりです。楽しい時間を過ごせました。
大阪で観光に行ったら、必ず寄って欲しい場所です。

8/12 蜃気楼龍玉怪談牡丹灯籠

2018-08-12 22:50:04 | 2018日記
三夜連続口演の第一夜です。夏場によく演じられる牡丹灯籠ですが、聴くほどに疑問もわきます。その疑問を解きほぐしてくれます。
第一夜 六話中五話がネタ下ろしである。
蜃気楼龍玉「お露の香箱」
仲入
蜃気楼龍玉「供蔵の裏切り」
百両の謎が明かされた。
落語作家本田久作さんとのコラボ企画です。龍玉師匠の個性に合わせて脚色されました。
供蔵が裏切った後、新三郎の家に行って泥だらけの手の謎は?
香箱の蓋は?
新幡随院の良石和尚の予言は?
切れ場のよさに、明日が待ち遠しい。

第8回木下寄席の詳細が決定

2018-08-07 00:29:11 | 木下寄席
「武蔵屋de木下寄席」の第7回木下寄席が好評でした。
ご要望もあり、次回も「武蔵屋de木下寄席」の開催となります。
2018年10月8日(月祝)
古今亭菊志ん独演会 二席
江戸前の切れの良い落語をお楽しみください。
1、珈琲付ランチ+落語(20名) 2900円 11:30~
2,落語のみ(20名) 1500円 13:45開場/14:00開演
小さな会場です、予約のみとさせていただきます。
町家カフェむさしやさんのランチで、会場を貸切にしました。ゆっくりおすごしください
予約 0476-46-7089
   kioroshiyose@gmail.com

8/5 白鳥ジャパン Vol.2

2018-08-07 00:10:31 | 2018日記
三遊亭白鳥独演会 
真夏のお客様参加と人情噺、池袋三本立て
会場は池袋駅西口の東京芸術劇場シアターウエストです。
お客様参加に若干の不安はあった。席が前だったから。
このくらいなら参加してもいいか、程度だから参加してあげたい。
師匠の独演会ははじめてです。
一 三遊亭白鳥「最後のフライト」
一 三遊亭白鳥「鉄砲のお熊」
仲入
一 三遊亭白鳥「真夏の僕の夢」
三作とも大作です。
新作落語を高座にかける落語家は多いが、この師匠の新作落語は舞台のようだ。
壮大な風景と人情と、ちりばめられた伏線は刑事ドラマのような緻密さだ。