木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

情報 立川談春独演会2018ファイナル

2018-09-28 21:19:56 | 情報2018
俳優業が忙しく、しばらく高座でお目に掛かれないかと思っていました。
傳志会はチケットが取れませんでしたから、待ちに待った公演です。
立川談春独演2018ファイナルが発表された。演目は未定。

2018年12月18日(火)開場17:45/開演18:30
会場 新宿文化センター 大ホール(新宿区新宿6-14-1)
都営大江戸線 東新宿駅 A3出口徒歩5分
都営新宿線 新宿三丁目駅 C7出口徒歩10分
東京メトロ副都心線 新宿三丁目駅 E1出口7分
全席指定 S席5400円、A席3700円

発売日 10月28日(日)AM10:00
主催 サンライズプロモーション東京
チケットぴあ P489-901
ローソンチケット L35380
イープライス、サンライズオンラインから。
印西からでしたら、北総線都営乗り入れで、東日本橋乗り換え、馬喰横山で新宿三丁目駅が便利でしょう。

9/18 羽光・茶光兄弟会

2018-09-19 10:04:35 | 2018日記
第6回番衆寄席は新宿三丁目駅より5分くらいの所で、ビルの二階です。幟が立つので分かります。
新宿三丁目駅近くは東京の落語会を象徴するように、乱立してきました。
一 笑福亭茶光「江戸荒物」はじめて聞いた噺です。
一 笑福亭羽光「私小説落語」ファーストキス編でしょうか。
一 トーク
仲入
一 笑福亭茶光「ちりとてちん」ネタ下ろしだそうです。回を重ねるごと良い味になるでしょう。
一 笑福亭羽光「私小説落語」の「いじめ編」、どうしたものかと聞きながら、柳昇師匠を思い出しました。爆笑をとった名人です。戦争体験を高座にかけました。内容は悲惨でした。爆撃で内蔵が飛び出た戦友を語るのです。自身の負傷も語っています。当時の客は戦争を体験した人々です。その人々が笑っているのです。落語のエネルギーでしょうか。

9/17 巣ごもり寄席OB会

2018-09-17 20:25:19 | 2018日記
晴天の下、久しぶりに都電に乗れるのでワクワクして出かけました。
スタジオフォーで巣ごもり寄席OB会変則バージョンです。初めての会場ですが迷うことなくたどり着けました。
一 三朝・ときん・こはる トーク
一 春風亭三朝「あくび指南」
一 立川こはる「締め込み」
仲入
一 三遊亭ときん「試し酒」
今回、ときん師匠に飲酒を伴う落語会のノウハウを聞けました。とても参考になりました。
落語家の方も、落語ファンを増やす努力をされているのを知りました。呼ばれるだけではなく、新たなファンの開拓を試みられているわけです。
確かに、落語会に行って感じることは、落語ファンの狭さです。同じ顔ぶれによく会います。協会や一門関係なく、同じ顔ぶれが方々に行っているわけです。東西900人になろうとする落語家は、今まで飢える人はいなかったようですが、心配です。落語ブームといわれるときに、裾野を広げたいですね。

9/16 上野鈴本演芸場夜の部 白鳥主任

2018-09-16 23:59:27 | 2018日記
寄席の夜の部で、この大入りです。白鳥人気は凄いんだと。回を重ねるごとにお客が増えているのか。
一 開口一番前座 橘家門朗「道灌」
一 林家ぼたん「悋気の駒」
一 太神楽曲芸 翁家勝丸
一 春風亭百栄「生徒の作文」
一 橘家圓太郎「強情灸」所作がよく、本寸法で、ばかばかしい噺が楽しい。
一 奇術 アサダ二世
一 隅田川馬石「鮑のし」
一 林家彦いち「熱血怪談部」
仲入
一 春風亭ぴっかり「ナースコール」白鳥作、女流二つ目交替出演。ファンがエールを送っていた。
一 漫才 ホームラン
一 三遊亭白鳥「第2話嵐の初天神」落語の仮面祭り、漫画を知らなくても楽しい。漫画的に思い入れの場面にはもっと盛り上がって欲しいだろうが、知らないので、笑いのズレがあるのかもしれない。
寄席が大入り満員で、落語家もそれぞれ短い持ち時間で、力強い噺に仕上げていた。気の抜けない雰囲気だ。

9/16 第九回らくご・小金亭ふたたび

2018-09-16 23:33:50 | 2018日記
この落語会は五代目志ん生師匠、十代目馬生師匠、お二人の演じられた噺だけを演じる落語会ということです。
お江戸日本橋亭は大入り満員です。
一 前座 金原亭小駒「強情灸」
一 五街道雲助「洒落番頭」
一 金原亭馬生「らくだ」通し、細部にリアリティを持たせる配慮がされている。
仲入
一 金原亭馬生「無精床」
一 五街道雲助「品川心中」通し、

9/15 立川こはる新作まつり

2018-09-15 23:57:24 | 2018日記
こはるさんの新作ってことでのぞいてみた。
満員です。マクラで新作をはじめる切っ掛けなどを聞いた。
一 立川こはる「ナースコール」白鳥作、自身も言うように、女であって、女が合わない。
一 立川こはる「天晴かわら版」作は井上新五郎正隆でこの会の主宰者である。落語作家。登場人物が男で、時代も江戸、違和感はなかった。
仲入
一 立川こはる「任侠流山動物園」全10作の内「雨のベルサイユ」だった。このシリーズはこはるさんの口調も生きて、楽しい。

9/14 上野鈴本演芸場夜の部 白鳥

2018-09-15 00:30:08 | 2018日記
行きは都営交通の車両でした。新車両の吊りポスターが、何とも不気味です。返り血を浴びた車体のように見えてしまいます。ミステリー好みの性ばかりでしょうか。
今日の鈴本演芸場は三遊亭白鳥「落語の仮面祭り」です。多くの若いお客さんが入っています。白鳥人気がジワジワきています。美内すずえ先生公認。会場には先生からのお花が飾られていました。
一 開口一番前座 三遊亭ぐんま「たらちね」
一 柳亭こみち「うわさ小町」
一 奇術 ダーツ広和
一 三遊亭天どん「豊志賀の死」あらすじ。トリの白鳥師匠の「二人の豊志賀」の為というべきか。新作好きのお客への導入部となったと思う。
一 柳亭燕路「もぐら泥」
一 太神楽曲芸 翁家勝丸
一 古今亭菊太楼「祇園祭」
一 五明楼玉の輔「花嫁の父」
仲入
一 音楽 のだゆき
一 漫才 ホームラン
一 三遊亭白鳥「二人の豊志賀」アニメ「ガラスの仮面」を知らない不安がありました。噺についていけるだろうか。漫画を知らない向きに登場人物の説明があり、9話目の噺を楽しむことが出来ました。よく考えられた仕上がりです。仕込みも生きています。
「落語の仮面」の5作を中席で口演します。池袋で独演会を見て以来、気になる落語家さんです。新作落語そのものは珍しくありません。しかし、白鳥師匠の作品は群を抜いてドラマ性があります。落語なんです。独特な世界に引き込まれ、あっという間にオチでした。

第9回木下寄席決定 龍志・兼好二人会

2018-09-13 01:36:06 | 木下寄席
第9回木下寄席は
旗揚げ公演から2年になります。多くの人々の支えによって、第9回を迎えます。ありごとうございます。今後ともどうかよろしくお願いします。
第1回にお越しいただいた立川龍志師匠と、人気実力とも勢いのある三遊亭兼好師匠に出演が決まりました。
「立川龍志・三遊亭兼好二人会」東京でもこの二人会は見られないでしょう。ご期待ください。
12月9日(日)13:30開場/14:00開演
予約1800円(当日2000円)、学生1000円
印西市文化ホール2階多目的室
お時間をつくってお越しください。
チラシを作成中。

9/12 特撰噺 柳家さん喬独演会

2018-09-13 01:04:08 | 2018日記
東陽町駅からちょっと歩く、江東区文化センターでの公演です。
一 開口一番前座 金原亭駒六「元犬」
一 春風亭一花「雛鍔」元がかわいい声の持ち主で、落語的には障りになるのではと心配だったが、演っているうちに気にならなくなった。人物によって声を使い分けていた。
一 柳家さん喬「寝床」いいね。「寝床」で奇声を発する演者は見るが、義太夫を語って外すところのさん喬師匠が可笑しい。楽しい演出だ。
仲入
一 柳家さん喬「唐茄子屋政談」
独演会を堪能した。「寝床」の圧巻に皆大満足だろう。人情話も聞かせる。静かな口調ながら、テンポ良く洒落たもの言い。

9/11 瀧川鯉昇・鯉丸親子会

2018-09-13 00:48:15 | 2018日記
内幸町ホール特選落語会「瀧川鯉昇・鯉丸親子」があった。
一 開口一番前座 瀧川あまぐ鯉「饅頭怖い」
一 瀧川鯉丸「金明竹」師匠との二人の会は緊張するのだろうか。マクラを大事にして欲しい。
一 瀧川鯉昇「粗忽の釘」
仲入
一 瀧川鯉丸「武助馬」
一 瀧川鯉昇「ねずみ」
本編につながるマクラは理想だが、関係なくしゃべるなら笑いをとっていって欲しい。客席を冷やしてどうする。

第8回木下寄席

2018-09-09 22:02:13 | 2018日記
「武蔵屋de木下寄席」の第2回目であり、木下寄席としては第8回目の公演は、定員が残り少なくなりました。
珈琲付ランチは定員になりました。のこりは、落語のみ1500円のお席がございます。
「古今亭菊志ん独演会」寄席で人気のある落語家さんです。

第8回木下寄席のご案内です。
風情ある武蔵屋で、秋のひとときをゆっくりお過ごしください。
「町家カフェむさしや」を貸切にしました。
武蔵屋de木下寄席
「古今亭菊志ん独演会」二席
2018年10月8日(月祝)
1,珈琲付ランチと落語 11:30開店~
料金 2900円(20名限定)
2,落語のみ 13:45開場、14:00開演
料金 1500円(20名限定)
会場 国登録有形文化財「武蔵屋」
  印西市木下1645-1 木下駅北口徒歩3分
申し込み Mail:kioroshiyose@gmail.com
       0476-46-7089(留守電対応)
主催 生で落語を聴く会

9/9 第145回柏落語会 三遊亭圓馬

2018-09-09 21:41:15 | 2018日記
地域に根ざした落語会の見本のよな処です。12年目になるお祝いの花が飾ってありました。
毎月同じ場所・同じ時間同じ第二日曜日の開催です。150名の会場が確保されているのは羨ましいです。
一 開口一番前座 三遊亭馬ん次「堀之内」ちょっと危うさがみえるネタでした。
一 三遊亭圓馬「干物箱」声のいい師匠です。聞き取りやすい。安定感もあってさすが。落語芸術協会の師匠方をもっと聴きたいと思った。
仲入
一 三遊亭圓馬「笠碁」マクラで「佐々木政談」かと、思いきや、「笠碁」でした。
お囃子は稲葉千秋社中です。生のお囃子はいいものです。わがサークルでも、和太鼓のグループに声をかけているのですが、どうなりますやら。
年2・3回頼みたいのです。生で一番太鼓って、いいですよ。

9/7 九月亀戸梅屋敷寄席

2018-09-07 22:15:46 | 2018日記
亀戸梅屋敷寄席にはじめて行った。久しぶりの亀戸ですから、亀戸餃子を食べ、梅屋敷向かいの蕎麦處「玉川屋」でもりそばを食べて昼飯にした。茹で方が好みです。

一 開口一番前座 三遊亭栄豊満「しの字嫌い」「ん廻し」の逆バージョン。
一 三遊亭鳳笑「つる」体調がすぐれない様子。
一 三遊亭兼好「紙入れ」
仲入
一 三遊亭楽京「看板のピン」
一 三遊亭竜楽「阿武松」失礼ながらはじめて知った師匠です。落語ファン歴2年ですお許しを。今日ここへ来て一番の収穫だった。
常連客が多いのだろう。木戸銭は安い。清潔感のある空間で、両国の柱のある空間より上等だ。

9/6 立川生志独演会

2018-09-07 21:23:41 | 2018日記
立川生志真打昇進10周年記念特別興行は新宿南口、紀伊國屋サザンシアターでありました。
二日興行の二日目のゲストは談春・喬太郎という、スペシャルゲストでした。
一 映像 はじめに、真打披露口上の映像が流れました。貴重な、談志家元の姿もありました。真打になるまでのいきさつが書かれた著書「ひとりブタ」を読んでいたので、生志師匠にとっての思いはひとしおでしょう。
一 立川生志「看板のピン」
一 柳家喬太郎「夢の酒」
一 立川談春「野ざらし」師匠の聴きたかった演目です。嬉しかった。楽しい野ざらし。撮影に入って、しばらくは高座でお目に掛かれないのが残念です。傳志会も外れたし。
仲入
一 立川生志「柳田格之進」娘の処理をどうするかが、演る上で印象の違う噺になる。ハッピーエンドもあり、やりきれない暗い結末もある。が、今回ほど、これこそ武家の娘であり、離縁を申し出た娘の覚悟をみた。暗い印象はない。すっきりと爽やかな噺に仕上がっていた。
スペシャルゲストを呼んでも、存在をアピール出来るまでの自信が、生志の「柳田格之進」に現れていた。

9/4 一天四海 新涼の刻

2018-09-05 23:19:17 | 2018日記
龍志・扇遊・鯉昇・正蔵の会はいつもの国立演芸場です。
メンバーの顔ぶれを見ただけで、わくわくします。年若の正蔵師匠も古参師匠連に負けてはいません。
ネタ出しの会です。
一 開口一番前座 柳家寿伴「道灌」
一 立川龍志「酢豆腐」江戸前の口調は軽快で心地いい。是非木下寄席に来て欲しい。
一 林家正蔵「蛸坊主」オチのわかりにくさを念頭に置くだけで、楽しめる。たわいもない噺ですが、高座にかけてもらえるだけで嬉しい。
仲入
一 瀧川鯉昇「馬のす」
一 入船亭扇遊「心眼」忖度して高座に掛かることの少ない噺かも。人間を描いて貴重な噺。