木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

4/30 イオンモール落語

2018-04-30 18:58:33 | 2018日記
入場無料の落語会です。満員です。こんなに落語ファンがいることが分かって嬉しいです。
反面、無料に集まる人々が、有料の木下寄席に来るだろうか?
一 開口一番 桂小梅「犬の目」
一 桂福團治「蜆売り」冬の人情噺だが、暑くなってきたからこそあえて演ったようだ。上方落語はやや内容が異なる。下げも違う。次郎吉が登場しないことで、ドラマチック性がやや薄らいだ。上方落語が違和感なく受け入れられている。これは今後の参考にしたい。

4/28 一朝・文菊二人会

2018-04-28 21:51:13 | 2018日記
むさしの落語会です。落語会にはよい空間です。古さも味だ。
一 開口一番 前座 春風亭朝七「桃太郎」
一 春風亭一朝「短命」
一 古今亭文菊「棒鱈」方言の嫌みのない噺になっているのは、師匠の個性だ。
仲入
一 古今亭文菊「長短」お客が先を知って笑っていました。この両者の呼吸がぴったりです。
一 春風亭一朝「唐茄子屋政談」の上です。小唄、いいノドです。
木下寄席の第5回の出演者の組み合わせです。主催者ではないので、ノンビリ楽しめました。

4/28 鯉昇・兼好二人会

2018-04-28 21:19:16 | 2018日記
むさしの落語会は鯉昇・兼好二人会です。
一 開口一番 前座 三遊亭しゅりけん「黄金の大黒」
一 瀧川鯉昇「千早ふる」モンゴルの草原が出てくるとは。下げは初めて聞いた。
一 三遊亭兼好「千両みかん」
仲入
一 前座 三遊亭じゃんけん「八九升」変則で高座に上がりました。
一 三遊亭兼好「孝行糖」
一 瀧川鯉昇「船徳」

4/25 蜃気楼龍玉いぶし銀の会

2018-04-25 23:54:48 | 2018日記
らくごカフェのいぶし銀の会は今回で15回目です。
満員です。龍玉師匠の個性に魅了された方々でしょう。
一 蜃気楼龍玉「夏泥」滑稽噺です。泥棒に同情するね。善悪が私自身の中で逆転する。
一 蜃気楼龍玉「死神」お馴染みの噺です。オチが……。
仲入
一 蜃気楼龍玉「やんま久次」武士の出る噺は少ないが、滑稽物が印象に残っている。そんな中で「やんま久次」は初めて聞いた噺で、且つ、悪人ときている。だから、師匠に合うのか。個性が際立つ登場人物は魅力的だ。悪人であっても。芝居を見ているような感じだ。演る人もいなさそうな噺です。又聞きたくなるかも。

第6回木下寄席ご案内

2018-04-25 00:21:28 | 木下寄席


第6回木下寄席のご案内をします。
五街道雲助師匠の親子会です。若手の人気落語家龍玉師匠の個性をお楽しみください。

出演者 五街道雲助・蜃気楼龍玉、(前座)桃月庵ひしもち
日時 2018年5月27日(日)開場13:30、開演14:00
会場 印西市文化ホール2F多目的室
料金 予約1800円(当日2000円)、学生1000円
予約 kioroshiyose@gmail.com
   0476-46-7089生で落語を聴く会

4/24 柳屋三三独演会

2018-04-24 23:59:39 | 2018日記
かめありリリオホールでの落語会です。
三三師匠のマクラのように、亀戸のカメリアホールと間違いそうになる名称です。
一 開口一番 二つ目 柳家小太郎「唖の釣り」
一 柳家三三「百川」
仲入
一 柳家三三「崇徳院」
三日連続で「崇徳院」を聴いた。立川志の春さん・入船亭扇遊師匠と三三師匠の三人だ。
さすがに上手さがわかるし、細部の違いもわかって、楽しい。
古典落語の楽しみってこういう、演者による味わいの違いを楽しむことかも。

4/23 志の八・志の春・志の太郎の会

2018-04-23 23:19:06 | 2018日記
浅草九劇公演の2回目です。2回目にして昼夜の2回公演です。
夜席に行きましたが、満員です。若手の会で、お客も若い人が多く落語会も変わってきた感じです。
一 立川志の太郎「長短」
一 立川志の春「崇徳院」
仲入
一 トーク 志の八・志の春・志の太郎 二つ目に昇進した志の麿さんの話題で盛り上がる。
一 立川志の八「三方一両損」

4/22 入船亭扇遊独演会

2018-04-23 11:20:49 | 2018日記
なかのらくご長屋「入船亭扇遊独演会」
中野駅周辺は若者で埋め尽くされて、歩くのもままならない。
若者が多いといっても、吉祥寺とは違った雰囲気です。
そんな街に落語を聞く空間がある。なかの芸能小劇場です。
一 開口一番 前座 三遊亭じゃんけん「黄金の大黒」
一 入船亭扇遊「崇徳院」
仲入
一 入船亭扇遊「井戸の茶碗」毎回思うのだが、登場人物が役割を担いきっている。
終演後のエレベーターで、「さすが上手いね」との会話、納得です。
古典が楽しいのだ。楽しさに膨らみがある。得も言わず面白い。

4/21 談吉百席

2018-04-22 22:15:22 | 2018日記
今日は三席ともネタ下ろしである。
一 立川談吉「長短」
一 立川談吉「長屋の花見」
仲入
一 立川談吉「阿武松」
準備をして臨んだこともしれる。充実した落語会であった。
新しいお客も多かったようだが、最後のトークは、左談次師匠のことだった。

4/21 朝日名人会

2018-04-22 22:13:52 | 2018日記
第178回朝日名人会
4月の会は贅沢な顔ぶれだ。満員です。
一 開口一番 前座「ざる屋」
一 三遊亭歌太郎「がまの油」
一 柳家花緑「井戸の茶碗」
一 入船亭扇遊「干物箱」
仲入
一 隅田川馬石「三年目」
一 立川志の輔「小間物屋政談」人気のない噺も此の師匠にかかれば、可笑しい。

4/14 プライム落語桂雀々・柳家花緑・春風亭昇太

2018-04-15 23:15:51 | 2018日記
大田区民ホールは1400人入る。前の方なので顔がわかったのでよかった。
落語をする場所ではない。
一 トーク 桂雀々・柳家花緑・春風亭昇太
一 春風亭昇市「桃太郎」
一 春風亭昇太「茶の湯」古典も昇太味で面白い。
仲入
一 柳家花緑「パテ久」新作。
一 桂雀々「手水廻し」大きな会場では所作の大きなこの噺はよかった。
重鎮らしい人がいないせいか、出演者は気を遣わず明るく溌剌としていた。

4/12 春風亭一之輔・古今亭文菊二人会

2018-04-12 23:46:21 | 2018日記
早めの開演です。夕食を食べられなかった方々が多かったのか、両側でお腹が鳴っていました。
本人も困ったでしょう。鳴り止まないからね。エレベーターの中でも同じ話題が話されていた。
一 開口一番 前座 春風亭一猿「十徳」木下寄席でも二度開口一番をお願いしたが、聴くたびに上手くなっている。
一 古今亭文菊「あくび指南」可笑しくて、つい笑っちゃう。文菊師匠の個性が光ります。
一 春風亭一之輔「鮑のし」登場人物が生き生きしている。
仲入
一 春風亭一之輔「蒟蒻問答」
一 古今亭文菊「子別れ」
ほぼ同時に真打ちに昇進したお二方の、人気者の会だけあって大入りです。会場も笑いが絶えません。
着物を着た方が多かったです。いいものです。観光地の着物ファッションと異なり、落ち着いた色合いです。
若手の中での実力派の二人会、又の機会が楽しみです。


ご案内 第六回木下寄席

2018-04-11 11:17:22 | 木下寄席

第6回木下寄席のご案内をします。
五街道雲助師匠の親子会です。若手の人気落語家龍玉師匠の個性をお楽しみください。

出演者 五街道雲助・蜃気楼龍玉、(前座)桃月庵ひしもち
日時 2018年5月27日(日)開場13:30、開演14:00
会場 印西市文化ホール2F多目的室
料金 予約1800円(当日2000円)、学生1000円
予約 kioroshiyose@gmail.com
   0476-46-7089生で落語を聴く会

歯磨きと「明烏」

2018-04-11 10:12:37 | 豆知識
「明烏」の場面を思い起こして欲しい。うぶな若旦那を吉原に泊めた翌朝のこと。
落語家は吉原の朝「せいせきの悪かった者が起こし番」と言って、歯磨きの所作をする。この場面は江戸っ子の粋を表している。
歯磨き売りは三都ともに小間物売りが扱っていたが、京坂では歯磨きだけを売り歩くことはなかった。
歯磨き売りは江戸の名物といっていい。毎朝早く歯磨きを入れた箱を、緋縮緬の紐で肩にかけ「お早う」と言って売り歩く。
特に、芝居で四代目菊五郎が歯磨き売りになったことから、急に人気が出た。
歯を白くするため房州砂の入った歯磨きを使って、歯が減るほどにこすった。歯磨きを使うかどうかで、田舎者か江戸っ子がわかるとまで言った。
薦っ被りも歯が白くなれば一人前、とさえ言った。
「明烏」は町の札付きの遊び人源兵衛と太助ならではの、朝の場面です。