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木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

12/29 第47回圓菊一門会

2018-12-30 15:41:41 | 2018日記
2001年発行の圓菊著「背中の志ん生ー師匠と歩いた二十年」を読んだところだった。師匠の人柄が分かり、親近感をもった。
今年10月で圓菊師匠7回忌だった。そして、孫弟子ちよりん改め駒子真打昇進襲名披露口上があり、47回目という一門の結束をみて、師匠は良いお弟子さんをたくさんの残された。充実した良い会だった。ネタだしの会である。
一 開口一番前座 古今亭まめ菊「子ほめ」
一 金原亭駒六「ざる屋」
一 菊太楼「尻餅」
一 菊春「饅頭怖い」所作に枝雀師匠を思った。
一 菊千代「松竹梅」
一 バラクーダ岡本 歌とおしゃべり
一 菊龍「徂徠豆腐」
仲入
一 ちよりん改め駒子真打昇進襲名披露口上
一 菊志ん「蛙茶番」笑いどころをきっちり押さえた、安心感がある。二世批判も痛烈。
一 菊丸「片棒」
一 マジック マギー隆司
一 駒子「プロレス少女伝説」
夜の部
一 文菊「壺算」
一 菊寿「寿命」新作落語。
一 玉すでれと踊り 北見寿代 玉すだれって難しそうだ。
一 志ん彌「黄金餅」
仲入
一 座談 七回忌を迎えて
一 菊之丞「法事の茶」霊の特徴をよく表して、上手いものです。
一 ギター漫談 ぺぺ桜井
一 菊生「妾馬」
立ち見客が多く、長丁場なので気の毒だった。前売り券で並ばずに入れ、前の席に座れたのは大助かりです。立っていては最後まで見れなかっただろう。初めて聴く師匠方も多かったけど、2800円の木戸銭は安い。昼夜入れ替えなしです。

12/24 一朝・鯉昇二人会

2018-12-24 21:21:43 | 2018日記
会場の武蔵野芸能劇場は三鷹駅北口直ぐの好立地であるが、印西からはさすがに遠い。
一 開口一番前座 春風亭朝七「転失気」
一 春風亭一朝「野ざらし」いいね。
一 瀧川鯉昇「宿屋の富」
仲入
一 瀧川鯉昇「鰻屋」
一 春風亭一朝「芝浜」財布を拾ってきてからの、時間の流れがわかりやすい。噺がスリムになっている。余計な部分をそぎ落としてみえた。

12/22 第30回談吉百席

2018-12-22 23:59:18 | 2018日記
東池袋のアートスペースサンライズホールでの最後の公演である。まだ、次回の会場が決まっていない。
この会場へは都電を使って、時間をかけてきていた。たっぷり1時間乗れたから、残念だ。
パンフレットに一言「感謝」と書かれていた。いい字だ。見て嬉しくなる字、思いが溢れている字だ。
一 立川談吉「平林」楽しい噺に仕上がっていた。
一 立川談吉「ピッケル」新作落語。ふと、「あたま山」を思い出してしまった。噺は全然違うが、この人の新作のシュールさが癖になる。
一 立川談吉「死神」サゲが凄い。他の演者と同じようでいて、死神のこころがまるで違うのだ。
仲入
一 立川談吉「富久」籤にまつわる喜怒哀楽がリアルだった。
乾杯、くじ引きがあって、色紙が当たった。来年の「だんごまつり」(市民サークル活動のまつり)に、落語家さんの色紙を飾ろうと決めていたから、当たれと念じたら、当たった。また一枚ゲット。

12/20 立川流日本橋亭

2018-12-21 00:11:44 | 2018日記
コレド室町のにぎわいがここまでは来ません。いい会場ですが。
一 開口一番前座 立川縄四楼「寿限無」初々しい
一 立川志らら「親子酒」
一 志獅丸「時そば」蕎麦の違いを見せるところは貫禄です。
一 立川談修「真田小僧」
仲入
一 らく兵「宮戸川」この人らしい所作が出来てきたのだろうか。
一 立川龍志「義眼」師匠の口調と相まって軽い噺が可笑しいね。
一 土橋亭里う馬「芝浜」季節のトリらしい噺です。
平日の昼席にお客が入っていた。一番前で気づかなかった。

12/19 夢の三競演2018

2018-12-19 23:18:04 | 2018日記
~三枚看板・大看板・金看板~桂文珍・桂南光・笑福亭鶴瓶
上方落語の三大師匠の競演です。
一 あいさつ 文珍・南光・鶴瓶
一 桂華紋「道具屋」
一 桂文珍「持参金」こちらの「持参金」は、雰囲気の違う噺になっている。一部改作して、ほろっとする噺に仕上がっている。
一 笑福亭鶴瓶「青木先生」生で聴いたのは初めてです。笑って最後の青木先生に感動です。
仲入
一 桂南光「佐野山」
東京で5日目の公演です。鶴瓶師匠のマクラで、落語の練習風景が語られ、ようこそ落語の世界へお帰りといったとこでしょうか。
上方の手締め、手拭い投げのサービスで終演した。

12/18 立川談春独演会2018ファイナル

2018-12-18 23:40:30 | 2018日記
新宿文化センターは二階席まで満員です。
御祝の花籠が、下町ロケットの共演者イモリさんや、濱田岳さん、工藤夕貴さんなど。改めて俳優業をしていたんだと感じました。
一 立川談春「替り目」毎夜、”同じやりとり”で亭主に酒を出す女房がかわいい。
一 立川談春「鼠穴」
仲入
一 立川談春「芝浜」場面の省略がありながら、女房の心情を細やかに描写してみせる場面など、「芝浜」の切り口が違って見えた。面白い試みだ。
暮れの大ネタを二つとも演って見せたのだから、満員のお客は大喜びだ。俳優業で忙しくて、落語ファンに悪かったねと言わんばかりの、大サービスです。
「鼠穴」のオチ近くで、二階席で病人がでるハプニングでしばしざわついたが、師匠の集中力に何ら影響なかった。よく演られる噺の「替り目」でも、師匠のは他の人とは違うが、思わず成る程と思ってしまう。落語って生き物なのだ。

12/13 正蔵・馬石・一之輔の会

2018-12-13 20:11:57 | 2018日記
神保町のらくごカフェの開場までに時間があったので、亀澤堂で豆大福とどらやきを買う。
「正蔵・馬石・一之輔の会」前売りは完売の、人気の落語会です。開場前にすでに長蛇の列でした。
一 トーク 正蔵・馬石 会話が弾まない二人です。
一 春風亭一之輔「尻餅」
一 隅田川馬石「お見立て」
仲入
一 林家正蔵「小間物屋政談」今日の高座を消したいとは、本音でしょう。
三人三様の個性で、楽しい会です。しかし、油断は怖い。

12/11 国立演芸場12月中席

2018-12-11 22:23:22 | 2018日記
半蔵門駅で降りて、日の出カレーで昼食をとりました。ここは、ご飯少なめがあって助かります。
一 開口一番前座 入船亭扇ぽう「寿限無」
一 入船亭遊京「権助魚」
一 入船亭扇蔵「親子酒」
一 音曲バラエティ 東京ガールズ
一 柳家さん八「長短」
一 林家正雀「掛取り万歳」
仲入
一 紙切り 林家楽一
一 入船亭扇辰「千早ふる」
一 曲芸 翁家社中
一 入船亭扇遊「妾馬」

12/8 菊之丞・文菊二人会

2018-12-08 21:25:31 | 2018日記
会場は文京シビック小ホールで、開演は11時と早めでした。
一 春風亭朝七「牛ほめ」前座にして安定感がある。噺にあった良い間がある。
一 古今亭文菊「時そば」よく知られた噺を聴かせるのは流石です。
一 古今亭菊之丞「火焔太鼓」
仲入
一 古今亭菊之丞「片棒」
一 古今亭文菊「崇徳院」
兄弟会でした。

12/5 東京かわら版落語会

2018-12-05 23:05:00 | 2018日記
三遊亭兼好「お二階へご案内~」出版記念公演が北千住でありました。
東京かわら版に連載されていた兼好師匠のエッセー「お二階へご案内~」が新書発売となりました。
シアター1010の落語会にはやや大きな会場の、一階やや後ろの席でした。
一 開口一番前座 三遊亭じゃんけん「時そば」だれることもなく、軽妙な語りで笑いを取っていました。前座らしく噺をこわさず、たいしたものです。
一 桂宮治 「棒鱈」二つ目ながら売れている噺家さんです。大師匠に囲まれて、精一杯暴れている感じです。
一 立川志の輔「バールのようなもの」いつ聴いても可笑しいね。古典みたいな無駄のない仕上がりです。
仲入
一 江戸曲独楽 三増紋之助 会場に下りてくる熱量半端なく高かった。
一 三遊亭兼好「妾馬」可笑しくもグッとくる噺。母親の情を語る八五郎の最後の語りは、泣けちゃね。
このメンバーです、満員でした。

12/4 らくごカフェに火曜会 志ん陽×小辰

2018-12-05 00:28:48 | 2018日記
頭にとって最悪の日でした。駅前駐輪場で、二段式の上段のレールに半端なく頭を打ち付け、こぶが出来ました。次はらくごカフェの入場で並ぼうとしたとたん、階段の張りに頭を打ち付け、腐ることしきり。配偶者曰く、空間処理機能が低下したとのこと。お優しい言葉でへぇ~
らくごカフェ主催定例会の「らくごカフェに火曜会」レギュラーメンバー入船亭小辰さんの日です。
当会のOBメンバーが加わる週替わりの会です。
一 入船亭小辰「金明竹」
一 古今亭志ん陽「明烏」
仲入
一 入船亭小辰「転宅」

12/3 小辰の寸法

2018-12-03 23:33:45 | 2018日記
会場は日本橋社会教育会館です。人形町・玉英堂彦九郎のどら焼きは売り切れていました。TVの影響でしょう。私もミーハーな奴です。
空腹のまま会場へ。
一 開口一番前座 橘家門朗「天災」小辰さんの計らいでたっぷりと。
一 入船亭小辰「松山鏡」
一 入船亭小辰「干物箱」
仲入
一 入船亭小辰「御神酒徳利」