木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

誰でもできる落語会 PRについて

2017-05-31 01:04:13 | 木下寄席
相変わらずPRの決め手に欠けますが、今回はあらゆる紙面に掲載していただくように、努力しました。
6月から順次掲載されるでしょう。
地元や近隣の落語愛好家のみなさんへお知らせしたいのに、口コミで広がるほどには至っていません。
多くの方々に知っていただきたいのです。「きおろしよせ」として、地元に定着できるよう。
地元で質の高い落語が聴けることを。そのための努力は惜しみません。

落語「怪談噺」と琵琶「耳なし芳一」
7月23日(日)13:30開場/14:00開演
出演 入船亭扇遊・柳家三語楼・春風亭一猿(前座)
琵琶奏者 水藤桜子(錦琵琶宗家)
会場 印西市文化ホール・多目的室
料金 2000円(小学生1000円)
主催 生で落語を聴く会
要予約 kioroshiyose@gmail.com
TEL 0476-46-7089


5/30 志奄・志獅丸の「まるしぇ」

2017-05-30 22:52:57 | 2018日記
来年は国立演芸場を目指す、二ツ目二人の会
志奄「青菜」この噺を聴くと夏だ。強烈に脳裏に浮かぶのが志らべさんが演った、押し入れから出てきた女房だ。押し入れのおそろしい暑さに納得したものだ。
志獅丸「柳田格之進」別題「柳田の堪忍袋」オチは志ん朝と同じハッピーエンドだ。ご都合主義なオチは、好みの分かれるところ。碁盤割で終わってもいい。
志獅丸「笠碁」格之進の続きとして、登場人物がそのままに「笠碁」が始まる。碁つながりにしても、真面目で融通が利かない格之進が、待ったじゃ、いかがかと。途中で人物が入れ替わったような、錯覚?
志奄「大工調べ」
まるしぇは個性の違う二人が、これからの演目をどう演るのか、楽しみでもある。

5/29 第207回志らく一門会

2017-05-29 23:14:53 | 2018日記
師弟二人だけのらくご会は、志らく師匠と志らら師匠の親子会。
超満員です。志らら師匠はゆったりした空間を想定していたのか。
立川志らら「錦の袈裟」前座時代の経験はマクラの宝だと思った。
立川志らく「浜野矩之」志ららにはできないだろ噺として演られた。
立川志らら「厩火事」
志らら師匠の落語会は少ない。二席聞くのは高円寺以来か。
もっともっと、高座に上がるべきでしょう。

5/28 立川流落語会国立演芸場

2017-05-28 22:19:40 | 2018日記
千穐楽です。満員御礼
前座 立川だん子「転失気」
立川三四楼「天狗の願い」新作、
立川小談志「お菊の皿」
立川志ら乃「子ほめ」マクラが良かった。
立川雲水「阿弥陀池」
仲入
立川談慶「紙入れ」
立川ぜん馬「啞の釣り」
立川文志「字漫噺」
立川談四楼「人情八百屋」
三日間、志の輔・談春の不参加にもかかわらず、立川流の面々は気の入った高座を務めて客を楽しませていた。
小唄や字漫噺も楽しめた。
同じ国立演芸場で、8月16日「立川流が好きっ!!」のマゴデシたちの落語会があり、若手の面々が楽しませてくれるだろう。
チラシが出来上がっていないが、チケットは売られているので、早めのお買い求めがお勧めです。

5/27 立川流落語会国立演芸場

2017-05-27 20:39:22 | 2018日記
第2日目満員御礼
前座 立川笑ん「牛ほめ」
立川談吉「ガマの油」
立川志らら「宮戸川」
立川談修「とりとてちん」
立川志らく「疝気の虫」疝気の虫がはじけるとは。
仲入
立川志遊「荒大名の茶の湯」聴く機会の少ない噺です。
立川談之助「六尺棒」古典落語を聞いたことがなかった。
立川文志「字漫噺」勘亭流と寄席文字並べて分かった。中国での漢字表記の以外以外がいっぱいでした。
土橋亭里う馬「蒟蒻問答」

5/26 立川流落語会国立演芸場

2017-05-26 20:46:33 | 2018日記
第1日日目
前座 立川談洲「子ほめ」
立川平林「悪質商法だまされ自慢」と安来節
立川佐平次「権兵衛狸」
立川晴の輔「紙入れ」
立川談笑「饅頭怖い」
仲入
立川キウイ「強情灸」
立川龍志「洒落小町」
さこみちよ 小唄
立川左談次「厩火事」退院して、病院から会場に入った模様。師匠には高座が似合う。

5/24 立川談春「廓噺の会」

2017-05-24 23:00:54 | 2018日記
「廓噺の会」の三日目。
立川こはる「金明竹」言立ての切れの良さは流石です。
立川談春「付き馬」大門を出て、ふらふらする男と一緒に浅草界隈を歩いた気分だ。
仲入
立川雲水「堪忍袋」一日目から比して甲高い声が落ち着いて、いい雰囲気になった。お客も敏感に反応していた。
立川談春「木乃伊とり」ちょっとやりすぎでしょうおふくろさん。商家の女房より老けていた。
今回、立川談春の落語会としては気楽に楽しめた。独演会は1席に1時間を超えて、面白いながらも後に疲れを感じる。
とは言っても、「九州吹き戻し」はまた聞きたいけどね。
たまには、今回のような助演や弟子を入れての落語会を、開催してください。

5/23 一天四海

2017-05-23 23:46:53 | 2018日記
独演会でもないのに、終演後客は口々に「面白かった」「いいねぇ」「楽しかった」と言った。
立川龍志・入船亭扇遊・瀧川鯉昇・林家正蔵の四人の会だ。
副題が「卯の花の刻(とき)」俳句で言えば初夏、蒸し暑さの中に、爽やかな風がある今日そのもの。
個性的で、各々の持ち味が十分に発揮できた会だから、客の満足度も高い。
古典落語がこんなに面白い、新作で笑いを取るのとは違った「いいねぇ」が聞こえるようだ。
前座 林家たま平「出来心」師匠連にあって、落ち着いた高座を務めた。
立川龍志「堪忍袋」江戸前のいい口調だ。新メンバーとして加わった。
林家正蔵「夢八」楽屋の緊張感も、この人がいれば大丈夫と思わせる。いい味を出している。
仲入り
瀧川鯉昇「茶の湯」飄々として、黙っていても可笑しみをにじませる。
入船亭扇遊「文違い」階段下の小部屋に入っていくところなんざぁ、薄暗さまで見えたね。
これぞ落語ってメンバーだ。そのうちの二名が木下寄席に来るって、凄いことだ。

5/22 立川談春「廓噺の会」

2017-05-22 23:45:41 | 2018日記
三日連続公演で、演目を違える今日はその第一日目
前座のあの子は長い奉公へ行ったらしい。
こはるさんが前座仕事も務める。
立川こはる「元犬」師匠と一緒は、いいのか悪いのか。
立川談春「錦の袈裟」
立川雲水「天災」
仲入
立川談春「二階ぞめき」吉原をかなり詳細に調べたのか。「黄金餅」の西念を木蓮寺へ運ぶ下りの言立てのようだ。
隅田川から猪牙舟で上る風景を語る。二階に再現した吉原の大店に、「文七元結」の佐野槌をいれる。
どっぷり吉原見物した気分になった。

立川語楼廃業

2017-05-20 22:51:04 | 2018日記
社会人の落語グループに入っていたからか、初高座から口調も滑らかで、期待した。
北千住の喫茶店の好意で、勉強会も持っていた。
4月いっぱいで廃業した。開口一番として使える前座だった。
立川談四楼の五番目の弟子である。語楼も「五」ではなく、「語」にした師匠の凝った思いも、無駄になった。残念だ。
理不尽に耐えることが前座なのだと、誰かが言った。去る人の理由は知らないが、惜しい。

5/20 寸志ねたおろし!

2017-05-20 22:23:13 | 2018日記
通算第10回目寸志ねたおろし!
土曜日で少し早めの開演は、帰宅時間を気にせず助かる。
独演会は寸志自身のファンが大半だから、リラックスできるのではないか。
前座 立川笑ん「たらちね」弟弟子が入って、ちょっとは変わるんだろう。
「のめる」
ネタおろし二席、「茶の湯」菓子「根岸からの手紙」や「根岸流のすべてを教える」には大笑いだ。
泡が浮かぶシーンは泡が飛んで見えた。テンポいいねぇ。
仲入り
「百川」リズムよく、「茶の湯」同様持ちネタにピッタリだ。

5/18 立川志の輔一門弟子だけ!!

2017-05-19 00:04:05 | 2018日記
久し振りの新宿西口。「箱寿司」で助六を買う。ここは、昔のままだ。
地下で食べ物のイベントがあった。
練馬区大泉学園のあわ家惣兵衛「惣兵衛最中」を買い、会場で食べた。美味しい最中だった。
上手いものに出会うと得した気分になる。
志の太郎を除き、新宿明治安田生命ホールは思い出深いところ。
落語会的にもいい会場だ。弟子だけのせいか、のびのびとリラックスしている雰囲気が、客席にも伝わる。
志の太郎「人間ていいなぁ」
志の彦「元犬」
志のぽん「風呂敷」
志の八「宗論」独特の雰囲気を持つ落語家だ。当然、古典も独特の雰囲気がある。ラマダンの真っ最中はいい。
仲入
志の春「男の相談」タイトルの男ってところが、みそか。
晴の輔「火焔太鼓」師匠が一番感慨深い会場だろう。十分のマクラののち、火焔太鼓でしめた。
これだけの顔ぶれだ、満員御礼。納得した。

情報 立川志の輔一門弟子ダケ

2017-05-18 23:29:47 | 2016年情報
出演 晴の輔・志の八・志の春・志のぽん・志の彦・志の太郎
7月9日(日)13:00開場/13:30開演

関内ホール 小ホール(横浜市中区住吉町4-42-1)
全席指定3000円/当日3500円
予約 ごらく茶屋045-242-5697(10~17)
ローソンチケットLコード33206/0570-084-003
関内ホールチケットカウンター045-662-8411(10~18)

印西市から遠いいが、昼席なので紹介する。
千葉ニュータウン中央駅からアクセス特急で新橋、JRに乗り換え横浜、根岸線快速の二つ目が関内駅。
北口徒歩5分

5/17 立川談笑例月独演会

2017-05-18 00:26:20 | 2018日記
三席
「火焔太鼓」「黄金餅」「お直し」
「黄金餅」で火葬場の場面で、西念の頭にカボスとは恐れ入った。
特に、木蓮寺の山門が壊れているので、犬の通う穴から入る場面、棺桶は入らないだろう。
いくら菜漬けの樽でも。
そんな疑問を、ほっておけないのが談笑師匠だ。
家元談志は古典落語の不合理を承知で、たいしたことではないと考えたか。
毎回談笑師匠の遊び心やいじりがあって楽しめるのが、この例月独演会だ。

5/15 上野広小路亭夜席

2017-05-16 00:21:47 | 2018日記
千葉古文書の日です。一夜漬けで、予習をする。どこを指されるかスリリングな日です。
学習会が終わって疲れ、夜席に行くかどうか迷ったけど、出演者を見れば行かねば。
前座 立川談笑門下の談洲「真田小僧」後編まで演った。
立川吉笑「十徳」
立川志のぽん「風呂敷」
立川談慶「蛙茶番」
立川雲水「狸賽」賽子、嚙んだら噛まれるはいいね。
立川龍志「笠碁」龍志師匠の「笠碁」はいつ聴いても可笑しい。何度聞いてもいい。マクラにも無駄がない。
浅草演芸ホールと違って、落語好きにはゆったり聴ける空間だ。