木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

11/30 山陰合同勉強会第8回

2019-11-30 23:57:17 | 日記
本来の勉強会らしい会です。ネタ下ろしあり、創作あり。
一 瀧川鯉白「(仮)ヨーグルトなめ」無理に演目を付けてもらった。まだ手を入れるそうだ。変化していく新作落語を聞き続けるのも楽しいかも知れない。
一 桂伸べえ「鮑のし」落語家本人の個性なのか、初めての人で分かりません。ちょっと変わった人です。落語家にとって長所かも。
一 立川幸之進「田能久」
仲入
一 立川らく人「中村仲蔵」今日の「中村仲蔵」は特記に値する出来栄えであった。若い人に忠臣蔵が分からないことを知ったうえで、5分ほどの解説を入れた。血縁のない歌舞伎役者が上り詰めるに至った噺を前半に、後半部分には、よく聞く「中村仲蔵」である。全体として大ネタになったが、お客の気をそらさずにサゲへ持ち込んだ。こうした構成の「中村仲蔵」は初めてであった。前半部分が細部にわたるも的確で、間延びがない。志の輔師匠の完成度はないが、噺の膨らませ方に工夫があって、らく人さんの「中村仲蔵」を是非また聴きたいものだ。
一 トーク 伸べえさんは着物を着てないと人前に出ないらしく、舞台袖に座ったままでした。トークが苦手なのかも。鯉白さんにしろ個性的な人がそろったものです。
次回は2020年2月14日(金)19:00開演、会場は小川町の神田連雀亭です。予約は各出演者に。前売1500円、当日2000円

情報 精選上方落語会

2019-11-30 10:33:56 | 情報2020
上方落語協会主催事業がいよいよ東京上陸
2019.12.1発売、イープライス
2020年3月15日(日)12:30開場、13:00開演
新作落語特集
出演:笑福亭仁智・三遊亭白鳥(ゲスト)・月亭遊方・桂あやめ・桂三度

会場:日本橋公会堂(地下鉄人形町・水天宮前徒歩)
前売:3000円、当日3500円全席指定(座席選択可)

2020年3月20日(金祝)12:30開場、13:00開演
出演:笑福亭鶴光・笑福亭鶴瓶・林家花丸・月亭文都・桂華紋

会場:日本橋公会堂(地下鉄人形町・水天宮前徒歩)
前売:3000円、当日3500円全席指定(座席選択可)

二公演とも上方落語協会主催
問合せ:06-6354-7727(10~18時)

11/29 雲助・一朝二人会

2019-11-30 10:02:19 | 日記
にほんばし落語会の「雲助・一朝二人会」は会員にお勧めの公演です。会員3名で会場へ。
一 開口一番前座 春風亭朝七「牛ほめ」2月の昇進が決まって、益々の精進を願いたい。落語としての間を心得て、お客を引きつけ笑わすスーパー前座です。将来が楽しみな落語家の二つ目誕生です。
一 春風亭一朝「芝居の喧嘩」芝居小屋の桟敷が浮かびます。小柄の師匠の啖呵の大きさにびっくりします。
一 五街道雲助「禁酒番屋」溜飲を下げる。客席も同じ思いで大笑いです。
仲入
一 五街道雲助「時そば」おいしいそば屋が景気が悪く、まずいそば屋が景気が良いのが気になっていた。雲助師匠の時そばはその点を解消してくれている。ただ、もう一つ、儲かる人ほど儲かると言わず、儲からない人ほど景気のよいことを言うってのもありかな。演者はその点を押さえないと、私のようにまずいそば屋が儲かる?ってなるかも。
一 春風亭一朝「井戸の茶碗」
若手が出るわけではない公演に、若いお客さんが見えて笑ってくださる。このお二人の師匠の落語を楽しめる若い人が増えるって嬉しいです。
次回は2020年2月28日に開催されます。時間・場所は同じで、日本橋社会教育会館・19:00開演です。

11/28 笑福亭たまの落語業界ニュース!

2019-11-30 09:47:42 | 日記
らくごカフェでの急な設定だったが、多くの方の関心を集めた。
一 オープニングトーク 「東西落語業界ニュース」笑福亭たま・笑福亭里光・三遊亭兼好
一 三遊亭兼好「六尺棒」
一 笑福亭たま「猫と金魚」
一 笑福亭里光「長短」
仲入
一 笑福亭たま「ニコニコクリーニング」
上方の若手落語家が大きな力を発揮し始める。上方落語協会として東京で公演を3月に行う。

11/25 日本演芸若手研精会 古今亭志ん吉

2019-11-26 21:24:34 | 日記
毎月の公演です。今日の主任は古今亭志ん吉さんでした。
会場は若手を応援する観客でいっぱいです。
一 三遊亭歌つお「子ほめ」
一 柳家小もん「唖の釣り」
一 春風亭㐂いち「壺算」
一 春風亭正太郎「夢金」極寒です。面白く仕上がっていた。
仲入
一 入船亭小辰「替り目」下唇がオチで効きます。聴いてみてください。
一 古今亭志ん吉「幾代餅」
次回は12月22日(日)18:30開場、18:45開演
出演者 柳家緑太(主任)、古今亭志ん吉・柳亭市楽・柳家小はぜ・三遊亭わん丈
会場は同じく水天宮前・人形町から徒歩5分位の日本橋社会教育会館です。
問合せは03-6277-7403

11/24 一蔵ひとりの会

2019-11-25 10:16:25 | 日記
神田らくごカフェのビルの入り口は、相も変わらず長蛇の列が出来ていました。欧風カレーのポンディです。この若者を見ていると、並ぶことでこそ価値があるかのよう。空いているときあるのに。
一 春風亭一蔵「居酒屋」
一 春風亭一蔵「花筏」
仲入
一 春風亭一蔵「文七元結」この噺で泣けることはありませんでしたが。長兵衛と一蔵さんが合っているのかも知れない。長兵衛夫婦のやりとりは面白くリアル。今までに聴いたことのない「文七元結」だった。
一蔵さんは横浜にぎわい座で自主公演をしていると、マクラであった。呼ばれていくだけが仕事ではない。こうした積極的な心意気は未来に繋がるだろ。愛嬌のある噺家さんです。

11/24 小辰ひとり会

2019-11-25 09:49:30 | 日記
中野での10時開演はキツいです。だいたいスルーしていましたが、今日は頑張り早起きしました。
一 入船亭小辰「普段の袴」
一 入船亭小辰「替り目」女房の声にも合ういい声だ。
誕生日のスタッフからの花束贈呈、写真タイムあり。
仲入
一 入船亭小辰「藪入り」若手はやりにくい演目かと思いきや、良い仕上がりです。

11/23 鯛安吉日ー東京篇⑤ー

2019-11-23 19:01:46 | 日記
上方の噺家桂鯛蔵の落語を聴く会が、神田らくごカフェであった。
一 桂鯛蔵「二人癖」東京で言うところの「のめる」です。
一 桂鯛蔵「池田の猪買い」
仲入
一 桂鯛蔵「悋気の駒」
若手であるが、入門して16年位の江戸落語で言う真打なりたてと言うとこでしょうか。

11/21 立川談志追善 特別公演 談志まつり2019 夜席

2019-11-22 00:38:02 | 日記
昼席に続き、午後4時開場の夜の部は1階席の前の方席でした。この時間トップの演者はやりづらい。人の出入りが落ち着かないから。
一 立川平林「二階の間男」
一 立川談慶「唖の釣り」
一 立川雲水「宗論」全般駄洒落で。
一 立川談春「棒鱈」文句なく可笑しい。
仲入
一 追善トーク 毒蝮三太夫・松岡ゆみこ
一 立川生志「悋気の駒」
一 漫才 米粒写経
一 土橋亭里う馬「一分茶番」権助芝居

11/21 立川談志追善 特別公演 談志まつり 2019

2019-11-22 00:05:34 | 日記
談志家元が亡くなって8年になります。大勢のお客さんで会場は満員です。平日の昼席です。席は2階席でした。
一 立川小談志「時そば」
一 立川キウイ「野ざらし」
一 立川談慶「看板のピン」
一 立川志の輔「みどりの窓口」何度聞いても面白いです。
仲入
一 追善トーク 野末陳平・立川志らら
一 立川談之助「談志師匠を偲ぶ」国会行状記
一 漫才 米粒写経
一 立川龍志「五貫裁き」いいね。楽しい。

11/19 立川談春独演会

2019-11-20 14:01:41 | 日記
横浜にぎわい座の十一月興行の、立川談春独演会です。七月から毎月公演です。にぎわい座の抽選に外れました。ぴあチケットも取れませんでしたが、ローソンチケットでは、まだ空きがありました。発売当日なら、ローソンチケットが入手可能でした。参考まで。
二階席ですが、にぎわい座の会場では演者がよく見えます。
一 トーク マクラでもないか、リラックス出来る雰囲気がこの会場にはある。談春師匠もゆるいトークでした。
一 立川談春 「紙入れ」艶っぽくて、それでいて軽さもあっていいです。
仲入
一 立川談春「妲己のお百」悪女です。珍しい噺です。笑えませんが、語り継ぐ魅力があります。真景累ヶ淵に通じる魅力のある噺です。談春師匠がたっぷり演られると、聞き応え十分です。又聴きたい。
この楽しい空間での談春師匠の公演は12月までです。今のところ来年の企画に談春独演会はにぎわい座ではありません。残念!

上方落語の旅 その2

2019-11-18 00:43:52 | 日記
2019.11.12 神戸新開地喜楽館昼席
一 笑福亭智丸「動物園」
一 桂あおば「秘伝書」
一 露の団姫「血脈」
一 カンカラ三線 岡大介
一 立花家千橘「首提灯」
仲入
一 桂坊枝「時うどん」
一 林家笑丸「やかん」
一 林家染二「不動坊」

2019.11.12喜楽館夜席 噺家戦線!ラクゴレンジャー
一 ご挨拶 米紫・文鹿・かい枝・吉弥 隊員のひとり桂三金師匠が亡くなられた。9日48才の若さだった。同期のメンバーのショックは如何ばかりか。
一 吉弥「親子酒」
一 かい枝「首の仕替え」
一 文鹿「宗悦殺し」
仲入
一 追悼座談会 米紫・文鹿・かい枝・菊丸・吉弥
一 桂米紫「お花半七」
一 菊丸「読書の時間」桂三枝作。
一 笑金「つる」さん金師匠のお弟子さんです。前座がトリに上がり、師匠に最初に教わった噺を披露した。

2019.11.13 天満天神繁昌亭昼席
二階席まで満員です。いくつかの団体が入っていた。同窓会とか、地方からなど。
一 桂米輝「狸賽」
一 桂寅之輔「転失気」
一 笑福亭円笑「長短」
一 コント チャップリン
一 笑福亭銀瓶「短命」
仲入
一 笑福亭喬若「野ざらし」
一 笑福亭瓶吾「化物使い」
一 桂三朗「芝浜」

2019.11.13 天満天神繁昌亭夜席
さん喬・新治二人会
一 露の新幸「兵庫船」
一 露の新治「つる」
一 柳家さん喬「笠碁」
一 3・11を風化させないために さん喬・新治・新幸
仲入
一 柳家さん喬「抜け雀」
一 露の新治「口入屋」

2019.11.14 ひらの寄席
一 桂小留(ちろる)「ん廻し」
一 露の眞「浮世根問」
一 桂春若「植木屋の娘」
一 桂南天「粗忽長屋」オチが面白いです。
一 桂米輔「親子茶屋」
旅の疲れが出たので、夜席は止めてホテルで休む。

2019.11.15 動楽亭昼席
一 桂慶治朗「真田小僧」
一 桂ひろば「狸の化寺」
一 笑福亭由瓶「癪の合薬」
一 露の新治「紙入れ」
仲入
一 月亭文都「鷺とり」
一 桂塩鯛「二番煎じ」

2019.11.15 動楽亭夜席第19回露新軽口噺の会
一 露の新幸「ごんべえ狸」
一 露の新治「不動坊」
一 露の新治「あみだ池」
仲入
一 露の新治「井戸の茶碗」

情報 笑福亭茶光二ツ目昇進記念 決意の五番勝負

2019-11-18 00:26:08 | 情報2019
さこうと呼ばれたい。
笑福亭茶光二ツ目昇進記念 決意の五番勝負

第1回 2019.12.15(日)ゲスト 三笑亭夢丸
第2回 2020.1.18(土)ゲスト 三遊亭とむ
第3回 2020.2.22(土)ゲスト 笑福亭鉄瓶
第4回 2020.3.14(土)ゲスト 柳家小んぶ
第5回 2020.4.18(土)ゲスト お楽しみ
各公演14:00開場、14:30開演
会場:ムーブ町屋・ハイビジョンルーム(千代田線・京成線・都電荒川線町屋駅1分)
前売り1500円、当日1800円、5回通し券6000円
問合せ・予約 070-6575-5367 goke5529@icloud.com
主催:茶光の会事務局

11/17 笑福亭茶光二ツ目昇進披露公演in新宿角座

2019-11-18 00:01:07 | 日記
三部構成の第1部に行った。新宿角座で落語会が催されていたが、今回が初めての会場になる。便もよし、大きさも若手落語家の会によい規模である。
一 開口一番前座春風亭昇咲「寿限無」
一 笑福亭茶光「いらち俥」
一 笑福亭鶴光「鼓ヶ滝」
仲入
一 笑福亭里光「米揚げ笊」
一 笑福亭茶光「竹の水仙」
公演のパンフレットを沢山頂いた。精力的に活動する意気込みを見るようだ。印西から町屋の会場は便がよい。情報欄で紹介する。

11/17 第35回マゴデシ寄席

2019-11-17 22:55:48 | 日記
毎月17日開催のマゴデシ寄席もいつの間にやら35回です。休日の開催で18:00開演で、その前後に前座が上がります。
一 前座 立川縄四楼「牛ほめ」沖縄出身、入門1年経つが、のんびりしている。
一 前座 立川かしめ「転失気」
一 立川寸志「七段目」
一 立川らく人「抜け雀」
仲入
一 立川がじら「火焔太鼓」お茶の水楽器屋街の由来として。
一 立川談吉「富久」火事場に向かう久蔵が二度出てくる。駆けっぷりがいい。ただ、提灯が気になる。
上方落語会の帰りだから特に思う、一人もお客の見送りに出てこないのは寂しいものだ。