人生最期の24時間。あなたは誰のために生きますか?
上映時間 133分
脚本 八津弘幸/佐々木章光/瀧本智行
監督 瀧本智行
出演 松田翔太/塚本高史/成海璃子/山田孝之/金井勇太/佐野和真/柄本明/劇団ひとり/井川遥/笹野高史/塩見三省/風吹ジュン
2005年に「週刊ヤングサンデー」で連載開始以来、衝撃的な設定や世界観で大反響を呼んだ同名原作の映像化。
「国家繁栄維持法」で千人に一人の確率で選ばれた18歳から24歳の若者の命が奪われる世界で、厚生保健省の国家公務員・藤本賢吾(松田翔太)は、死亡予告証、通称“逝紙(イキガミ)”を死亡者に配達する仕事をしていた。しかし、死亡する人間の最期の輝きを目の当たりにした彼は、説明しがたい葛藤(かっとう)に苦しみ始める。(シネマトゥデイ)
その社会では「イキガミ」を受け取ってからの残された時間は24時間。
小学校入学時に受けた予防接種のときに無差別に選ばれた千人に一人の運命は決まっていた。
人生で最も輝くはずの18歳から24歳で命を奪う体内のカプセル。
――そして突然残り24時間を告知される。
藤本の最初の配達先は、やっとメジャーデビューのチャンスが訪れた路上ミュージシャン。
彼には苦楽を共にした友がいたが、、袂を分かってから後ろめたい思いがあり・・・
2人目は、母を憎み引きこもる議員の息子23歳。
彼には母に愛情を感じる想い出もなく、、、絶望していた―
3人目は、怪しげな金融関係の仕事をする若者。
事故で両親を亡くし、失明した妹を施設から引き取るまさにその日、イキガミは届く。
チラシにある死ぬ気でいきてみろ。に、
若者ならずとも、誰の胸にもささる鋭い痛みがあるでしょう。
カウントダウンが始まるその時、残された時間で出来る一番大切なこと。
彼らは迷わず走ります。
「後で、」は、ないのだから―。
“国家繁栄維持法”によって管理、監視される社会の怖さもありましたが、
“死”の恐怖を実感した国民がより充実した“生”を全うすることというコンセプトは、
残された時間がその24時間の何100万倍もあると信じて疑わない現代の若者に
何事かを考えるための一つのメッセージだと思えました。
そのような社会がどうとかよりも、
抗えないタイムリミットを前にした人の挫折感、焦燥感、それぞれの決意に引き込まれて
「容疑者~」に続いての涙の観賞となりました
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極限状態で、精一杯の時間を生きる彼らの一瞬の輝き
は誰のものか?
苦悩しながらも彼らと誠実に向き合い、逃げる事のない藤本役の松田翔太くんも新人公務員っぽくてよかったです。
冒頭登場の浅利くんは、あまりにも大人になっていて確信がもてませんでしたが、凄い成長を感じて嬉しかったですし、
「結婚しようよ」以来の金井くん、「未来講師めぐる」以来の塚本くん、
佐野和真くんは先日の「ガリレオ~Φ」にも出ていましたが難しい役になりきっていて
みんなとっても好かった
もう、、特に山田孝之くんは、こんな役は上手いですね。。。
何時も重く暗い役ばっかりで、たまには「恋がしたい×3」の時のような彼も観たいですが、
こういう役は憎らしいぐらい上手いです~
特に、イキガミを受け取ってからの演技は秀逸。
これまでの人生を思う、後悔、安堵感、割り切れぬ生への願い、悲しさが伝わってきました
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劇中で金井勇太くんが歌う歌、
フィルハーモユニークの『みちしるべ』がEDで流れますが、
3人の若者のドラマが脳裏を駆け巡り、とても合っていて良かったです~
同じ年頃の子を持つ友人Yとレイトで観賞。
親目線で観ていた、普段リアクション薄い彼女もすっかり涙の1本。オススメです
レイトの割りに8分ほどの入り、でも20代の女性を中心の客層でしたが、静かないい雰囲気で、
この頃昼間はついてなかったので、レイト観賞に嵌るかも
上映時間 133分
脚本 八津弘幸/佐々木章光/瀧本智行
監督 瀧本智行
出演 松田翔太/塚本高史/成海璃子/山田孝之/金井勇太/佐野和真/柄本明/劇団ひとり/井川遥/笹野高史/塩見三省/風吹ジュン
2005年に「週刊ヤングサンデー」で連載開始以来、衝撃的な設定や世界観で大反響を呼んだ同名原作の映像化。
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その社会では「イキガミ」を受け取ってからの残された時間は24時間。
小学校入学時に受けた予防接種のときに無差別に選ばれた千人に一人の運命は決まっていた。
人生で最も輝くはずの18歳から24歳で命を奪う体内のカプセル。
――そして突然残り24時間を告知される。
藤本の最初の配達先は、やっとメジャーデビューのチャンスが訪れた路上ミュージシャン。
彼には苦楽を共にした友がいたが、、袂を分かってから後ろめたい思いがあり・・・
2人目は、母を憎み引きこもる議員の息子23歳。
彼には母に愛情を感じる想い出もなく、、、絶望していた―
3人目は、怪しげな金融関係の仕事をする若者。
事故で両親を亡くし、失明した妹を施設から引き取るまさにその日、イキガミは届く。
チラシにある死ぬ気でいきてみろ。に、
若者ならずとも、誰の胸にもささる鋭い痛みがあるでしょう。
カウントダウンが始まるその時、残された時間で出来る一番大切なこと。
彼らは迷わず走ります。
「後で、」は、ないのだから―。
“国家繁栄維持法”によって管理、監視される社会の怖さもありましたが、
“死”の恐怖を実感した国民がより充実した“生”を全うすることというコンセプトは、
残された時間がその24時間の何100万倍もあると信じて疑わない現代の若者に
何事かを考えるための一つのメッセージだと思えました。
そのような社会がどうとかよりも、
抗えないタイムリミットを前にした人の挫折感、焦燥感、それぞれの決意に引き込まれて
「容疑者~」に続いての涙の観賞となりました
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極限状態で、精一杯の時間を生きる彼らの一瞬の輝き
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苦悩しながらも彼らと誠実に向き合い、逃げる事のない藤本役の松田翔太くんも新人公務員っぽくてよかったです。
冒頭登場の浅利くんは、あまりにも大人になっていて確信がもてませんでしたが、凄い成長を感じて嬉しかったですし、
「結婚しようよ」以来の金井くん、「未来講師めぐる」以来の塚本くん、
佐野和真くんは先日の「ガリレオ~Φ」にも出ていましたが難しい役になりきっていて
みんなとっても好かった
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もう、、特に山田孝之くんは、こんな役は上手いですね。。。
何時も重く暗い役ばっかりで、たまには「恋がしたい×3」の時のような彼も観たいですが、
こういう役は憎らしいぐらい上手いです~
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これまでの人生を思う、後悔、安堵感、割り切れぬ生への願い、悲しさが伝わってきました
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劇中で金井勇太くんが歌う歌、
フィルハーモユニークの『みちしるべ』がEDで流れますが、
3人の若者のドラマが脳裏を駆け巡り、とても合っていて良かったです~
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同じ年頃の子を持つ友人Yとレイトで観賞。
親目線で観ていた、普段リアクション薄い彼女もすっかり涙の1本。オススメです
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レイトの割りに8分ほどの入り、でも20代の女性を中心の客層でしたが、静かないい雰囲気で、
この頃昼間はついてなかったので、レイト観賞に嵌るかも
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