to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

2010-06-03 23:06:20 | the cinema (ラ・ワ行)
大人が夢見ても、いいんですね。
上映時間 130分
監督 錦織良成
脚本 錦織良成/ブラジリィー・アン・山田/小林弘利
音楽 吉村龍太
主題歌 松任谷由実『ダンスのように抱き寄せたい』
出演 中井貴一/高島礼子//本仮屋ユイカ/三浦貴大/ 奈良岡朋子/橋爪功/佐野史郎/宮崎美子/遠藤憲一/中本賢/甲本雅裕/渡辺哲/石井正則/緒形幹太

次期取締役候補のエリートサラリーマンが、自らの人生を見つめ直し、崩れかけた家族の絆を取り戻すため、50歳を目前に夢だった電車の運転士になる姿を描くハートウォーミング・ドラマ。
大手家電メーカーで数々の実績を積み上げ、50歳を目前にしながら仕事に追われる日々を送る肇(中井貴一)。一人暮らしの母が倒れたのをきっかけに故郷へ戻った彼は、一畑電車の運転手になるという幼い頃の夢を思い出し、採用試験に応募してみる。そして、年齢のハンディーを乗り越えて試験に合格した肇は運転手となるが……。

人はいつ、どのようにして自分が大人になったのかを知らない―。
しかし、昔子供だった時の自分を確かに記憶している。

ある時は親の期待に応えるために頑張り、
いつしかそれが自分の為に頑張ることに気づいていく―。
そうして大人になると、最後に親に褒められたのが何時だったかも忘れ、、、自分が親になっている。

一流企業のエリートサラリーマンの主人公は、家族の為と仕事一筋で登りつめてきた男。
勿論会社の信頼は厚いが、家族とは心がすれ違っている。
就活中の娘に「ゆっくりしているヒマはないぞ。社会はそんなに甘くない」と言って逃げられていたのに、
ある事をきっかけに彼は忘れていた夢を思い出し…娘より先に、夢に向かって走り出す。

リーマンショック、当時より、今の方が遥かに不景気であると実感するこの頃。
ある意味ではとてもリアルで、タイムリーな作品だと思った。
ベタな展開アリ、甘いエピソードもありだけど、セリフが結構良いんです。
なにより、がんばる中年、中井貴一さんから元気をもらえます。



親にとって、子供はいつまで経っても子供。
そんな当たり前のことを思い出させてくれ、柔軟に生きることの強さを見せてくれます。
そして、地元ローカル線“一畑電車”の49歳の新人機関士は娘に言ってもらえるんですよね、「お父さんはまだ××じゃない。だって.....」と。

男の子が小さいうちは、大きくは「電車派」と「車派」に分かれて、
親はクリスマスのプレゼントや、イベントに子供を連れて行ったのではないかと思う。
ウチは電車派で、よく買い物帰りに線路脇まで散歩をするのが日課で、そんなちびっ子が沢山いて驚きだった。
この錦織監督も、舞台となった島根のご出身らしいけれど、やっぱり「電車派」だったのではないかとなんとなく、
親になったばかりの頃を思い出して勝手に親近感(笑)。

夕方の回、2割ほどの入りでしたが、いろんな世代の方がいらっしゃいました。
「電車少年」とおぼしき高校生の姿も♪
若い方にも、なにか伝わるものがあると思える(そう信じています)いい作品でした~
そして、帰る故郷があるって、いいなぁ~と思える作品でした。

KIRIN 新CM~♪

2010-06-03 18:28:56 | Heart pink
               

KIRIN CM また新しいCMでも走ってますね~恭子ちゃん

ああ~~ わ,た,し,の恋はぁ~~

氷結 10年めのセレブレーション プロポーズ篇

薔薇王子も石油王子も(笑)駆け抜けて~
一直線にバレエ王子に駆け寄る真っ赤なドレスの恭子ちゃん
宮尾俊太郎さんとのCM,素敵です!


  

今日はもう一つニュースがありました。
三谷幸喜の新作映画にゲスト出演しますね~。
三谷幸喜作品は、俳優陣が大量出演ですからほんの数秒かも知れませんが(笑)
監督とはこれで3度目の不思議なご縁~
なんでもいいです、恭子ちゃんが観れるなら(爆)秋にまた楽しみが増えました♪