to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

マイティ・ソー

2011-08-30 23:38:45 | the cinema (マ・ヤ行)
神失格の男《ヒーロー》
“二つの世界”の運命は彼の手に

原題 THOR
製作年度 2011年
映時間 115分
原案 J・マイケル・ストラジンスキー/マーク・プロトセヴィッチ
脚本 アシュリー・エドワード・ミラー/ザック・ステンツ/ドン・ペイン
監督 ケネス・ブラナー
音楽 パトリック・ドイル
出演 クリス・ヘムズワース/ナタリー・ポートマン/トム・ヒドルストン/ステラン・スカルスガルド/コルム・フィオール/レイ・スティーヴンソン/イドリス・エルバ/カット・デニングス/浅野忠信/アンソニー・ホプキンス

シェイクスピア劇の映画化に定評のあるケネス・ブラナー監督が放つアメコミ原作ヒーロー・アクション大作
神の世界アスガルドの王オーディン(アンソニー・ホプキンス)の息子ソー(クリス・ヘムズワース)は、選ばれた者しか持つことのできない伝説の武器“ムジョルニア”を手に、最強の戦士としてその力を誇っていた。しかし強すぎるあまりその傲慢さから、氷の巨人の世界へ身勝手に攻め込み、アスガルドを戦乱の危機に陥れる。その行為に怒ったオーディンはソーの力とムジョルニアを奪い、地球へと追放する。地球の荒野で目覚めたソーは、天文学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)たちの乗った車に追突される――。

鑑賞してからもう大分経ちました
残業続きで疲労困憊だった頃、ようやく時間を見つけて飛び込んで観たのがこの作品で、
解りやすいヒーローもので、心地よく楽しめたのでした

虎の威を借る狐とか井の中の蛙大海を知らずとか傲岸不遜とか(笑)
そんな言葉が脳裏をテロップで流れる前半でしたが、面白かったです♪

物語は異次元世界アスガルドの王位継承の儀式の最中に、休戦状態のヨトゥンヘイムからの侵略があり
被害は無かったものの、儀式は中断される。
自分の晴れ舞台を汚され許せないソーは、弟のロキや幼馴染や友人を引き連れ強引にヨトゥンヘイムに攻め込むが、
寸での所にオーディンが現れその場は収まるが、アスガルドを危機に晒した事で
王としての資質に問題ありと、
オーディン王は、ソーからムジョルニアも力も奪い、ミッドガルド(地球)に飛ばしてしまう。

そして身ぐるみ剥ぎ取られたソーは・・・

ここからはかなりコミカルな異邦人・ソーと、ジェーンを中心とした天文学チームと
ムジョルニアに関心を持つS.H.I.E.L.Dとの心温まる(笑)人間との触れ合いが展開され・・・




強いヒーローの傲慢と挫折、
父と息子、恋と友情。
アメコミヒーロー好きのツボを外さない、王道の展開もテンポよく、
ストーリー自体は単純な為、肩も凝らず楽しめました♪

何度か登場する、アスガルド(神の世界)とその他の世界を繋ぐ虹の橋・ビフレストの景観と、
その橋の番人ヘイムダル(イドリス・エルバ)のキャラクターが凄く印象的!

主人公を演じたクリス・ヘムズワースは、初見かと思ったんですが、意外と観ていました。
スター・トレック」では主人公の若き父、、全く顔は覚えていないし、
パーフェクト・ゲッタウェイ」はあの怪しいカップルの男だったんですね~。顔は、、記憶に無いです
と、まあ、ハッキリ言ってそんなに超イケメンじゃない、記憶に残らないビジュアルだったわけですが、
この作品ではこれが観てるうちにカッコよく見えてくる不思議(笑)
なんたって、神族だし(笑)王子なワケで、そこが見え隠れするとこが結構爽やかでキュート♪

続編も決まっているようですが、今回あまり活躍がなかった浅野忠信さん、次回はどうなるのでしょうか?
屈折の王子、ロキはどうなるのか?楽しみです~

そうそう、いつものようにオマケ映像がありますよ、最後まで席を立たないでね~