to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

スター・トレック イントゥ・ダークネス

2013-08-19 23:01:55 | the cinema (サ行)

人類最大の弱点は、愛だ。
原題 STAR TREK INTO DARKNESS
製作年度 2013年
上映時間 132分
監督 J・J・エイブラムス
出演 クリス・パイン/ザカリー・クイント/ゾーイ・サルダナ/ベネディクト・カンバーバッチ/ジョン・チョー/サイモン・ペッグ/カール・アーバン/ピーター・ウェラー/アリス・イヴ/ブルース・グリーンウッド/アントン・イェルチン/クリス・ヘムズワース

前作に引き続きJ・J・エイブラムスが監督を務め、クリス・パインやザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナらも続投するSFアクション大作の続編
西暦2259年、カーク(クリス・パイン)が指揮するUSSエンタープライズは、未知の惑星の探索中に巨大な地殻変動に遭遇。彼は深刻なルール違反を犯してまで原住民と副長スポック(ザカリー・クイント)を救おうと試みるが、地球に戻ると船長を解任されてしまう。ちょうど同じ頃、ロンドンの宇宙艦隊データ基地が何者かによって破壊され……。

前作から4年が経っていたんですねぇ、、、イヤ、そのことにもびっくりでした。
なので、前作を復習することもなく、予告も観ずに跳んで行きましたが、、大丈夫です
むしろ予告を観ない方が、ある時点までを凄く楽しめると思うのです


幾度となく押し寄せるUSSエンタープライズ号の危機。
その困難な状態に接し、若き指揮官カークは何をし、スポックはどこにいて、
クルーはどうしたのか?!

今回のエンタープライズの戦いは一難去ってまた一難、凄まじいです!
「結構楽しめた~」前作を軽く超えてしまった今作
ストーリーや展開が奇抜で予測がデキナイとかではないです。
むしろSFアクションものとしては、或いはヒーローものなどの流れを踏む王道の展開だと思うのですが、
ここに登場する「悪」、「毒」が、なぜか心を掴むのです。
その悪はどうして生まれたのか?

仲間との信頼、、裏切り、、、復讐愛と犠牲―、そして生まれる。。。
おそらく誰もが少なからず経験し、また憧れる、心の奥に触れるドラマなのです。

いかにも悪いヤツ、な登場から、妙にトキメクかっこいいベネディクト・カンバーバッチは
アメイジング・グレイス」ではヨアン・グリフィズを支え続ける友人役でしたが、
ここではその目に哀愁と憎悪を漲らせ、気持ちイイ怪演をみせて、物語を引っ張ります。

エンタープライズのお馴染みのクルーのキャラもちゃんと描かれて、
カークやスポックだけでなく、ドクター・マッコイ(カール・アーバン)ヒカル(ジョン・チョー)、スコッティ(サイモン・ペッグ)パヴェル(アントン君)、
それぞれにちゃあ~んといい所で見せ場も用意されています
そういうところにもJ・J・エイブラムス監督のこの作品への拘りというか、愛を感じますね~

お盆の先行上映、3D吹き替え版で観て来ましたが、今度は正解
3D効果も活かされて、迫力のある映像が楽しめます!
SF好きの方なら、前作をご覧になってなくても十分に楽しめる解りやすさですが、
登場人物の関係図くらいは頭に入れておくといいかも知れません。
(開始10分も経たないうちから後ろのおばさま二人が、お互いに質問しあってうるさかった
一般公開されたら、今度は字幕でキャストの声で観てみたいと思います

コメント (12)
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