to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

ソチに舞え!3人娘♪

2014-02-19 23:31:54 | Weblog


オリンピックの精神は勝つことよりも参加することに意義があるというクーベルタンの言葉が有名ですが、
あれは実は、苦境にあった米選手にタルボット大主教という人が選手たちへ贈った言葉で、
それに感銘を受けたクーベルタン男爵が演説で引用したものが広く知られるようになったのですが、
その時クーベルタン男爵は、自身の言葉でこうも言っています。

「自己を知る、自己を律する、自己に打ち克つ、
       これこそがアスリートの義務であり、最も大切なことである」

まさに真央ちゃんの目指す彼女の世界。
いやでも耳に入ってくるマナーの悪い某国の歓声にこころを乱すことなく、
素敵なノクターンを待っています

女子SP滑走順
・午前2時45分~第4グループ
20.村上佳菜子(日本)※午前2時51分ごろ~
24.鈴木明子(日本)※午前3時18分ごろ~


・午前3時47分~最終グループ
25.ユリア・リプニツカヤ(ロシア)
26.カロリーナ・コストナー(イタリア)
27.アシュリー・ワグナー(米国)
29.アデリナ・ソトニコワ(ロシア)
30.浅田真央(日本)※午前4時20分ごろ~


それにしても、、日本の民放は、こんな時(選手が日の丸を背負って戦っているOP)でも
なぜ他国のいつも一人の選手に限って真央ちゃんに絡めてくるのでしょう?!
確かに昔からライバルだったかもしれないけど、
ここまで執拗に絡めてくることはフィギュア以外、K以外殆どない。
寒流好きおばさまたちが喜ぶとでも思っているのか、大人の事情優先の○通ゴリ押しなのか。
今朝のスッキリ!でも呆れたし、録画はモチロンのことオンタイムでBS鑑賞ですよ。
Kに割く時間があったらなぜ自国の選手、佳菜子ちゃんやあっこちゃんの練習風景を流さないのか?!
本当にどこの国のテレビだよ~。
メダル争いの予想に明け暮れる前に、応援しようよ~。
ガンバレ日本♪ガンバレ3人娘~

エヴァの告白

2014-02-19 21:19:10 | the cinema (ア行)

原題 THE IMMIGRANT
製作年度 2013年
製作国・地域 アメリカ/フランス
上映時間 118分
脚本 ジェームズ・グレイ/リチャード・メネロ
監督 ジェームズ・グレイ
出演 マリオン・コティヤール/ホアキン・フェニックス/ジェレミー・レナー/ダグマーラ・ドミンスク/アンジェラ・サラフィアン

戦火を逃れヨーロッパからアメリカに移住した敬虔なカトリック女性の過酷な人生を描く
1921年、エヴァと妹マグダは戦争の影響で情勢が不安定な祖国ポーランドを離れ、ニューヨークに到着する。だが、入国審査で医師に肺病と診断されたマグダは隔離され、二人は離れ離れに。入国を拒否されたエヴァは、ブルーノという見知らぬ男性のおかげで強制送還を免れる。

「大統領の執事」を観に行ったのに、間に合わず、少しの待ち時間で観れたコチラをチョイス。
随分前にチェックしていてスルー予定だったから、期待値はゼロに近く、
なので、マリオンの罪深い美しさだけを観るつもりだったからか(笑)
重苦しい雰囲気も気にならず鑑賞できましたが、、、

1920年代のアメリカに希望を託さずには生きられなかった、ヨーロッパからの移民たち。
エヴァと妹のマグダもソビエト(現ロシア)との戦いで両親を失い、
祖国ポーランドを逃れて、米ニューヨーク湾内のエリス島にたどり着いたが、
妹は入国審査で結核と診断されて隔離され、エヴァ自身も難癖をつけられ入国を拒否されるが―
そこから紐解かれる美しい移民に訪れる苦難…―


ブルーノとの最初の出会い。
危険を冒して頼った親戚との会話。
それで粗方の察しはつく物語で、、、この邦題には「え?」となる。
むしろ最後で告げる男の告白の方がタイトルに相応しい気がするのだけど、
それもこの作品の本質から外れていくものだし....。
原題も直接的でロマンはないけど、もう少しなんとかならなかったの?って思えた。

ある偶然の出会いから運命を狂わされる3人を描いているのだけれど、
お話自体は女目線で観るか、男目線で観るかによって違ってくると思える内容。
敬虔なカトリック信者であろうと、意を決して娼婦になったとはいえ、
男を見る目が養われるワケではないのね~、な、エヴァにイライラした私は
男目線で観ていたのかも。

およそ100年前の物語は、ジェームズ監督の祖父母の体験が基になっているそうで、
当時実際に移民の入国審査が行われたエリス島で撮影された貴重な内部シーン。
数多くのアメリカ移民の子孫にとってのエリス島は、夢と希望を胸に上陸した祖先を思い起こさせる
特別な場所であろうことは想像できるが、やや盛り上がりに欠けたという印象は否めない。

それにしてもコチラもジェームズ・グレイ組(笑)の筆頭、またホアキン・フェニックスなのね
でも、メインキャスト3人は、こういうシックな雰囲気が似合っていたので最後まで観れました。