to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

フリーター、家を買う。

2010-11-03 01:05:40 | TV dorama
フジ 火曜9時             
原作 有川浩「フリーター、家を買う。」(幻冬舎)
脚本 橋部敦子
演出 河野圭太
プロデュース 橋本芙美
出演 二宮和也/香里奈/井川遥/大友康平/坂口良子/竹中直人/浅野温子

第3話「あんなオヤジでもヒーローだった」
工事現場での仕事にやりがいを感じ始めた誠治(二宮和也)だが、真奈美(香里奈)や年下の手島(井上正大)もしっかりと目標を持っていると知り落ち込む。日曜日、寿美子(浅野温子)の病状を心配する亜矢子(井川遥)が、息子の智也(橋本智哉)を連れて遊びに来た。が、寿美子の病気を受け入れられずにいる誠一(竹中直人)はだんらんを避け、どこかへ出掛けてしまう。そんな中、寿美子に代わってゴミ出しをした誠治はあることに気付く。

誠治が前向きに、明るくなってきたのはいいんだけれど、
何度チェックして出しても毎回返ってくるゴミにようやく疑念を抱く誠治。
誠治に尋ねられると発作を起こしてしまう様子に、嫌がらせの主が西本さんだと暗に応えていて、
誠治はその事にも驚く。母さんは知っていた―なのに自分が悪いという。。。

亜矢子の勘は当たっていたのだけれど、医師にその事を告げる段階で、
彼女もオカシイ事があった古い記憶が甦る。そして、その時から実に10年も虐めにあっていたことを確信し、
姉弟は医師の勧める引越しを念頭に、誠一に話を持っていくのだけれど、、、

うつ病は只の弱虫としか思わない誠一。

父親がこういう自己中な男だったら―、もうホントに打つ手なし
実の娘や息子も可愛いと思っていないし、ましてや妻の苦しみよりもお金の心配。
孫の智也も可愛いとは思ってないみたいだし・・俺が稼いだお金は俺のもの、と、
若い女に貢いでますが、、、ちょっと女には理解しがたい男。
でも、現実にいそうではあります。(苦笑)

そんなオヤジにガッカリして凹む誠治に、「世界を救う ヒーローになりたい」という甥っこがきっかけで、
今の夢を尋ねられるけど、昔の夢も、今の夢も答えられず・・
「ぼくのゆめ」と題したその頃は、子供らしい素直さで父親に憧れている自分をみつける、、
あんな親父でも、息子にはヒーローだった…

ひとはいつの間にか子供の頃の夢をなくして、失くした事にも気づかなかったりする。
武家の父親も、息子である誠一も。目標を見失っていたのは同じ。

そんな中、偶然帰り道で夜の橋を眺める真奈美に出会い、彼女はずっと子供の頃から好きだった、
夢に近づくために頑張っていることを知る誠治―。

小さくても、古くても。母さんが元気に暮らせる家を、
フリーターでも俺が買ってやるよ。

誠治に大きな目標ができました。
          

昔の作文を読んで、誠治が母さんの夢を思い出したんですよね。。
今回のサブタイトルは『母さんの夢』の方がしっくりきたかも
家族が元気で仲良く暮らせれば・・それが母の願い母の夢。
それを、今まで守ってくれた母の手を、今度は自分が握ってみて、
誠治は自分の目標に掲げました♪

やはり子供を強くするのは、愛された記憶なのかなぁ・・と、ノド元が熱くなりました
二宮君、自然で上手い!
いつもニノのところでグッと来るわ

真奈美が負い目を感じている五十嵐という人物とのエピソード、来週も引っ張るんでしょうか?
主人公以外のキャラもキチンと書いてある作品には面白いものが多いような気がします。が、
関係のないエピソードの絡め過ぎも分散して、面白さを損なうキケンがあると思う。

職場の上昇志向の強い職員とか、この真奈美の過去の事件とか、
西本の虐めの原因とか、親父のアイジン(?)とか、亜矢子の嫁姑問題―。やっぱ多すぎるかも。

それにしても坂口さんっっ!!
―…怖すぎですって
何がアナタをそうさせたの~~っ
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