さよなら、壁際の僕。
原題 THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER
製作年度 2012年
上映時間 103分
原作:脚本:監督 スティーヴン・チョボスキー
出演 ローガン・ラーマン/エマ・ワトソン/エズラ・ミラー/メイ・ホイットマン/ジョニー・シモンズ/ジョーン・キューザック/ポール・ラッド
スティーヴン・チョボスキーの同名ベストセラー・ヤングアダルト小説を原作者自らメガフォンを取り、主演に「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のローガン・ラーマンを迎えて映画化した感動の青春ドラマ。
1991年、シャイで物静かな高校生チャーリー(ローガン・ラーマン)は、クラスメートたちに“壁の花”とあだ名を付けられ甘く見られていた。だが、彼の平凡な日常は、パトリック(エズラ・ミラー)とサム(エマ・ワトソン)兄妹との出会いによってすっかり様変わりする。チャーリーは初めて知る友情の素晴らしさや、初恋の胸のときめきに有頂天になっていたが……。
公式サイトに
ただ生きているだけで心がときめき、ただ生きているだけで心が痛い。誰にでも覚えのある、そんな青春の甘く苦い日々を、鮮やかに切り取った小説「ウォールフラワー」。スクールカースト最下層に位置し、クラスメートの輪に入れない少年、チャーリーの成長と、彼の仲間たちの姿を描いた原作は、1999年に刊行され、全米で社会現象を巻き起こした。とあり、これは原作者の実体験が基になっているせいか、とてもリアルです。。。
内容的にはもう何も目新しくはない、アメリカの青春映画。
だけど、これが凄くよかった!
やり過ぎ感のない爽やかな演出と、個性あふれる魅力的なキャスティングが大正解
「ハリー・ポッター」のハーマイオニーしか印象にないエマ・ワトソンも長過ぎたそのイメージを
払拭させるイイ役どころ
『少年は残酷な弓を射る』でも、特異なオーラを放っていたエズラ・ミラーくんも、はまり役でした
そして、大好きな『3時10分、決断のとき』で注目、クリスチャン・ベイルの息子役で、
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』もなかなか面白かったローガン君も、
壁の花でいることから恐る恐るはみ出し者の輪に入る、シャイな高校生を好演してました
壁の花である特権。
それを理解してくれるチョット大人な、個性的な面々に翻弄されながら、
チャーリーが多感な思春期の高校時代の悩みや、
仲間であるために傷つき傷つけあう少年期がよく描けていたと思います。
私は好きな作品でした
'90年代の懐かしい音楽もヨカッタ~
QUEEN with David bowie, - Heroes ( Freddie Mercu
いやな重さではけしてないのですが。
人生は長い。これからなんだ!無理なんかしなくていいから、ゆっくり頑張ってくれ、、と、おばさんは願っておりました。
有りがちプロローグから、一気に加速していきましたよね、、、
何かを護るために傷つけあう。。。ヒリヒリとして痛い青春を
鮮やかに切り取って見せてくれた作品でした。
私もかなり好きな映画になりました。
本当に音楽もよかったですよね!!!
キャストの魅力と、その成長の展開とラストまでが
ほんとにキモチを掴まれて、、印象に残る作品でしたねー