LOVE & MERCY
上映時間 122分 映倫 PG12
脚本 オーレン・ムーヴァーマン/マイケル・アラン・ラーナー
監督 ビル・ポーラッド
音楽 アッティカス・ロス
出演 ジョン・キューザック/ポール・ダノ/エリザベス・バンクス/ポール・ジアマッティ/ジェイク・アベル/ケニー・ウォーマルド/ブレット・ダヴァーン/グレアム・ロジャース
1961年に弟のデニス、カールや従兄弟のマイク・ラブらとバンド、ザ・ビーチ・ボーイズを結成したブライアン・ウィルソン。カリフォルニアの明るい日差しを体現した陽気なサーフィン・ミュージックは全米の若者たちの心を捉え、ビーチ・ボーイズは一気にスターへの階段を駆け上っていった。しかし、曲作りのプレッシャーと過酷なツアー活動は、ブライアンの心を想像以上に蝕んでいた。やがて、とうとうツアーに参加できなくなったブライアンは、ひとりスタジオにこもり、革新的な音作りに没頭していく…。
80年代。すっかり表舞台から消えていたブライアンは、依然、精神に深刻な問題を抱え、精神科医のユージン・ランディによる厳しい監視と薬漬けの日々を送っていた。そんなある日、ふと立ち寄った自動車販売店で、セールス担当のメリンダ・レッドベターと出会い、恋に落ちるのだったが…。
夏になると、必ずどこかで流れてる。
ザ・ビーチ・ボーイズを知らなくても、CMやお店などで誰でも一度は聴いたことがある
自然に夏を運んでくる、軽快でちょっと甘い、身体に残るフレーズ
そのビーチ・ボーイズのヒット曲をほとんど一人で創り出していたブライアン・ウィルソンの、
明るく爽やかな曲調からは想像もできない、幼少時からの家庭環境、
とりわけ、父親との確執、というより、
支配的で、暴力的な父を恐れながら、
その才能が生み出す経済力を搾取されながらの人生――。
そして、
それは他の似たような誰かによって繰り返されるのですが…―
天才の閃きの凄さと、
それが生み出される心理的状況の描写に心を持って行かれます。
バンド絶頂期の60年代と、20年後のブライアンが目まぐるしく入れ替わり、
その苦悩の始まりと、
泥沼から救い出してくれる、その白い手を掴むまで…―
60年代のブライアンを演じたポール・ダノ、増量して挑んだ甲斐あって、ご本人に似てます。
歌も素晴らしい!
そのポール・ダノの20年後のジョン・キューザックは、まったく似てはいないのに、
不思議に違和感がないのです.....感情移入してしまいますから・・・
ほぼ境界線のヒトを演じるジョン・キューザックが凄いです
これが実話だなんて、本当に信じられない思いですが、
ラストの心の震えは、、
必要な時に、必要な出会いをくれた、神様に感謝してでした
The Beach Boys Greatest Hits (Full Album)
ここ10日ほど移動する機会が多くて、またそんな時に37度とか数日あってバテバテでしたよー。
昨日今日は少し涼しいけど、ご自愛下さいね。
夏らしいミュージシャン、若かりし頃、どんなシュチュエーションでも不可欠だったビーチ・ボーイズの楽曲だけを楽しんだ者には、ちょっとショッキングだったけど、事実を知ると名曲の数々の素晴らしさを改めて感じますね。
ポール・ダノ、あれ以上太ると、「~~の宝石箱やぁ~~」の彦摩呂に近くなりそう(汗)
>ここ10日ほど移動する機会が多くて、またそんな時に37度とか数日あって
あ、お盆だし、
旅に出てたのかな??
実は疲れ知らず・健康だけが取り柄のワタシも、
この猛暑には少しやられてます。がっ
そんなことは言ってられない、これから恭子ちゃんに
今愛に行くところ(爆)
ホント、幸せ、爽やかな曲ばかりが焼き付いていたのに、
事実は凄いドラマを生きていたんですね~。
ポール・ダノは増量して少し似てましたが、
他のキャストも何気にそっくりの雰囲気だったんだと、
記事を書く段階で気が付きました。アノ医師役のポール・ジアマッティもね