to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

アイシテル・・・とか・・・

2009-06-15 23:53:04 | Weblog
「アイシテル~海容~」の録画を観て、
「ROOKIES」9話の録画を観ました・・・

そして、足利事件の冤罪。
その会見で、当時のDNA鑑定と自白に頼った裁判と、
再審請求からも、長い長い闘いの,失われた日々―。
菅家さんが服役している間に真実を知ることもなく亡くなってしまわれたご両親の無念。
「警察官(刑事)を許すことは出来ません」という言葉に、
取調べがどのようになされたのか、想像できます。
DNA鑑定が決めてとなり逮捕されていながら、
今回最新のDNAでそれが覆されてなお、
まだ「無実」を勝ち取り、失われた17年のための闘いが待っているなんて・・・

「ROOKIES」では、甲子園に向かって頑張っているニコガク野球部に、嫌がらせや挑発が続き、
もうだめかも知れない窮地が訪れた時―、川藤が言うんです。
―試練は、それを乗り越えられるものにしか訪れない。―

そして昨日、今度17日の最終回を前に
「アイシテル~」のダイジェストの放送がありました。
同じく子を持つ母親目線で、どちらの母親にも共鳴してしまいました・・・
ここまでで、この事件が起きてしまうポイントが明かされたわけですが、
なんといっても先週の「審判」の後の、被害者の母親の手紙に涙が止まりませんでした・・・

罪を犯した吾が子、後悔や恐怖はあっても実感としてわかっている訳ではない様子に、
加害者家族にこの先の困難が予想されますが、
そんな時に届いた被害者の母からの2通目の手紙―
子供に何かあると、母親に向けられる世間の白い目―。
ふとした見逃しはどの親にも経験があることなのに、
それでも―試練は、それを乗り越えられるものにしか訪れない。― と言えるのだろうか?
何かに心を奪われていたホンの僅かな時間でさえ、子供に何かあれば白い目で見られる母親という者・・・
立場を異にする二人の母親はどのように立ち向かうのか?明日最終回です。
       

そして長すぎる菅家さんの失われた時間は、果たして誰の為の試練なのだろうか?
裁判に関わることになる、私たちの為なのかも知れない.....
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2 コメント

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ゆうこさん* (kira)
2009-06-29 01:46:37
「無罪」と「無実」は違いますよね。
罪を問わないという事と、真に罪を犯してない事実とは違いますもの。

犯罪に大きいも小さいも、本当はないですが、
テレビを賑わす残酷な事件の多さに、
果たして我々法の素人が人を裁く側に就いていいのだろうかと、不安になる一方で
殺人などの「時効」があっていいものだろうか?
少年犯罪の場合の施設って、いまのままでいいのだろうか?
などとつらつら考えてしまいます。
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無罪と無実 (ゆうこ)
2009-06-18 22:18:08
この事件に特に言及するつもりはありません、念のため。
世に冤罪と呼ばれる事件があり、逆転無罪判決が出ることも珍しくありません。
多くは当時の違法な捜査によって作られた「冤罪」だったのでしょう。
しかし、そこに「事件」があった事実は無罪判決が出ても消えるものではありません。
ある逆転判決が出た事件の地元では、ハッキリ無罪と無実はちがうという方が多々います。
違法な捜査と不十分な証拠、それによって得られた無罪判決は無実を証明するものではありません。
極めて疑わしい被疑者であっても無罪になるケースもあるのです。
真実を知るのは神と本人だけ。
浮かばれないのは亡くなった被害者です。
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