to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

今夜の堂本兄弟♪

2010-06-06 23:14:39 | Heart pink
今夜もいつものフジ 23時15分~

ゲスト 坂本冬美 
セッションするのは「夜桜お七」
                      

買って来ましたよ~~♪
氷結 ルビーグレープフルーツ美味しいです~

告白

2010-06-06 16:41:09 | the cinema (カ行)
製作年度 2010年
上映時間 106分 映倫 R15+
原作 湊かなえ
脚本 中島哲也
監督 中島哲也
出演 松たか子//岡田将生/木村佳乃

2009年の本屋大賞に輝いた湊かなえの同名ベストセラーを中島哲也監督が映画化。
とある中学校の終業日。1年B組の担任・森口悠子は、ある告白を始める。数ヵ月前、シングルマザーの森口が学校に連れてきていた一人娘の愛美がプールで死亡した事件は、警察が断定した事故などではなく、このクラスの生徒、犯人Aと犯人Bによる殺人だったと。そして、少年法に守られた彼らを警察に委ねるのではなく、自分の手で処罰すると宣言するのだった。その後、森口は学校を辞め、事情を知らない熱血教師のウェルテルこと寺田良輝が新担任としてクラスにやってくる。そんな中、以前と変らぬ様子の犯人Aはクラスでイジメの標的となり、一方の犯人Bはひきこもりとなってしまうのだが…。

これは先月の「中島哲也映画祭」で鑑賞したものの、なかなか感想を書く気にならず、避けていました。
つまらなかったとか、面白かったとか単純に言えない。言いたくない。絶賛もしたくない。

学校という小さな社会の中の、また一つ小さな社会、「教室」
その中で次第にむき出しになる覆われていた狂気。

炙りだす教師と、晒される犯人―残りの生徒―。
日常の子供たちのざわめきの中で、静かに長い、朗読のような森口の告白は、
他人の痛みに無関心な生徒たちに、動揺と恐怖を与えて、犯人には疑惑の花を咲かせる。

そして、告白は犯人や関係者に引き継がれていく…

いつもの中島作品の甘い、可愛いカラーはどこにもないけれど、
しれっと、ポップに凶気を描いている部分もあり、子供を相手に本気の大人の戦う姿が、怖くも哀しくも、
共感を誘ってしまう。
それは、愛するものを奪われたら――誰の胸にも芽生える、打ち消せないどす黒い怒りが、
現実に繰り返される、虐めや、それによって失われる標的になった子供の命、引きも切らないそういう事件が起こる度に湧いていたものだから。

仄暗い画面に登場する彼らは一様に、みな自己中心。
自分を支配している感情の原因を、他者のせいにしている。

そして、、だから、、告白は全てが真実とは限らない。

子供の持つ残酷さ、子供を守る「少年法」―。しかし.....!

劣等感と優越感、妄想と願望、理解と誤解。拒絶と甘え。そして、希望と絶望―。
誰もが子供の頃から体験してきた負の感情。だれもがそれと戦ってこれたのは何故か―。改めて思い知らされる。

R15+ということになっているけど、本来観るべきは子供たち。ここは本当にジレンマ。
もちろん大人も子供を知らなくては、KY熱血教師ウェルテルみたいなのが量産されても困るのだけど。

「下妻物語」の中島監督らしいハードボイルドな作品ですが、これは大人が子供に贈るコワイ話。
ある意味アンデルセンやイソップの童話のように、日本の昔話のように、大人が子供に読み聞かせるべき類のものかも知れません。
幼児期に読み聞かせる「赤ずきんちゃん」や「舌きりすずめ」「瘤取りじいさん」のように、
これからの児童にはこういうお話をしていくべきなのでしょうか。
ふとそんな事を真面目に考えてしまいました。
ただ、中学生の犯罪をテーマにしているところで、やはり恐怖はこの上ない恐怖として描かれないと、本当の意味で、
命の授業にはならないと感じました。



余談ですが、
私が子供の頃に出会った「みっつのねがいごと」や「ないたあかおに」は子供ながら衝撃でしたが、それなりに罪とか罰とか、虐めや報復とかは、
子供心に刻まれていったと思います。
今のように、小さな子供でも大人と同じ情報も早くに手に入れられると、
子供でいられる短い時期の親子の向き合い方が、とても貴重なんだという気がしました。

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

2010-06-03 23:06:20 | the cinema (ラ・ワ行)
大人が夢見ても、いいんですね。
上映時間 130分
監督 錦織良成
脚本 錦織良成/ブラジリィー・アン・山田/小林弘利
音楽 吉村龍太
主題歌 松任谷由実『ダンスのように抱き寄せたい』
出演 中井貴一/高島礼子//本仮屋ユイカ/三浦貴大/ 奈良岡朋子/橋爪功/佐野史郎/宮崎美子/遠藤憲一/中本賢/甲本雅裕/渡辺哲/石井正則/緒形幹太

次期取締役候補のエリートサラリーマンが、自らの人生を見つめ直し、崩れかけた家族の絆を取り戻すため、50歳を目前に夢だった電車の運転士になる姿を描くハートウォーミング・ドラマ。
大手家電メーカーで数々の実績を積み上げ、50歳を目前にしながら仕事に追われる日々を送る肇(中井貴一)。一人暮らしの母が倒れたのをきっかけに故郷へ戻った彼は、一畑電車の運転手になるという幼い頃の夢を思い出し、採用試験に応募してみる。そして、年齢のハンディーを乗り越えて試験に合格した肇は運転手となるが……。

人はいつ、どのようにして自分が大人になったのかを知らない―。
しかし、昔子供だった時の自分を確かに記憶している。

ある時は親の期待に応えるために頑張り、
いつしかそれが自分の為に頑張ることに気づいていく―。
そうして大人になると、最後に親に褒められたのが何時だったかも忘れ、、、自分が親になっている。

一流企業のエリートサラリーマンの主人公は、家族の為と仕事一筋で登りつめてきた男。
勿論会社の信頼は厚いが、家族とは心がすれ違っている。
就活中の娘に「ゆっくりしているヒマはないぞ。社会はそんなに甘くない」と言って逃げられていたのに、
ある事をきっかけに彼は忘れていた夢を思い出し…娘より先に、夢に向かって走り出す。

リーマンショック、当時より、今の方が遥かに不景気であると実感するこの頃。
ある意味ではとてもリアルで、タイムリーな作品だと思った。
ベタな展開アリ、甘いエピソードもありだけど、セリフが結構良いんです。
なにより、がんばる中年、中井貴一さんから元気をもらえます。



親にとって、子供はいつまで経っても子供。
そんな当たり前のことを思い出させてくれ、柔軟に生きることの強さを見せてくれます。
そして、地元ローカル線“一畑電車”の49歳の新人機関士は娘に言ってもらえるんですよね、「お父さんはまだ××じゃない。だって.....」と。

男の子が小さいうちは、大きくは「電車派」と「車派」に分かれて、
親はクリスマスのプレゼントや、イベントに子供を連れて行ったのではないかと思う。
ウチは電車派で、よく買い物帰りに線路脇まで散歩をするのが日課で、そんなちびっ子が沢山いて驚きだった。
この錦織監督も、舞台となった島根のご出身らしいけれど、やっぱり「電車派」だったのではないかとなんとなく、
親になったばかりの頃を思い出して勝手に親近感(笑)。

夕方の回、2割ほどの入りでしたが、いろんな世代の方がいらっしゃいました。
「電車少年」とおぼしき高校生の姿も♪
若い方にも、なにか伝わるものがあると思える(そう信じています)いい作品でした~
そして、帰る故郷があるって、いいなぁ~と思える作品でした。

KIRIN 新CM~♪

2010-06-03 18:28:56 | Heart pink
               

KIRIN CM また新しいCMでも走ってますね~恭子ちゃん

ああ~~ わ,た,し,の恋はぁ~~

氷結 10年めのセレブレーション プロポーズ篇

薔薇王子も石油王子も(笑)駆け抜けて~
一直線にバレエ王子に駆け寄る真っ赤なドレスの恭子ちゃん
宮尾俊太郎さんとのCM,素敵です!


  

今日はもう一つニュースがありました。
三谷幸喜の新作映画にゲスト出演しますね~。
三谷幸喜作品は、俳優陣が大量出演ですからほんの数秒かも知れませんが(笑)
監督とはこれで3度目の不思議なご縁~
なんでもいいです、恭子ちゃんが観れるなら(爆)秋にまた楽しみが増えました♪


今月の気になる作品

2010-06-01 21:10:07 | Weblog
この時期のこういう寒い日にはリラ冷えという言葉を思い出しますが、
実はホンモノのライラックは見たことがありません(笑)
いつも北海道に行くときは、時期がずれていたんですよね~。残念ですが。
と、いうことで朝晩はとても涼しいを通り越して寒いです。みなさんも体調に気をつけてくださいね。

先月末公開された作品で、「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」は近日中に観たいと思っています。
告白」は鑑賞済み。
一応気になるところをあげてみましたが、ちょっと忙しくなってきて、何本観れますでしょうか

6月4日(金)
マイ・ブラザー
 トビー・マグワイア/ジェイク・ギレンホール/ナタリー・ポートマン

6月5日(土)
告白 (鑑賞済み~)
 中島哲也監督 松たか子/木村佳乃/岡田将生

殺人犯
 アーロン・クォック 香港発サスペンス・スリラー。

孤高のメス
 堤真一/夏川結衣/吉沢悠 悠クンを観に

シーサイドモーテル
 生田斗真/山田孝之/麻生久美子/玉山鉄二

6月11日(金)
アイアンマン2
 ロバート・ダウニー・Jr/ミッキー・ローク

6月12日(土)
ケンタとジュンとカヨちゃんの国
 松田翔太/高良健吾/安藤サクラ

クレイジー・ハート
 ジェフ・ブリッジス/マギー・ギレンホール/コリン・ファレル

6月26日(土)
イエロー・ハンカチーフ
 山田洋次監督の名作『幸福の黄色いハンカチ』のリメイク。ウィリアム・ハート

そしていよいよ7月は、
上旬にジュード・ロウ「レポゼッション・メン」
下旬にレオナルド・ディカプリオ「インセプション」が公開されます
忙しい月ですが、ずっと楽しみにしていたので、なんとかしなくちゃです~

ちなみに昨年のこの時期、6月は5本、7月は2本を劇場鑑賞しているんですね。
7月の2本は下旬....ということで、頑張ればなんとかなるかも~