to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

「メイドインジャパン」第2回

2013-02-09 13:04:11 | TV dorama

円高、欧州債務危機、中国・韓国等新興国の追い上げ。
製造業が軒並み危機を迎える中、巨大電機メーカーが、「余命三か月」の倒産の危機に追い込まれた!
日本人にとって、会社とは、人とは何なのか?
「メイドインジャパン」は生き残ることができるのか?

テレビ60年記念ドラマ「メイドインジャパン
毎週土曜日 午後9時00分~10時13分 全3回

作 井上由美子
演出 黒崎 博
出演 唐沢寿明/高橋克実/吉岡秀隆/國村隼/大塚寧々/酒井美紀/マイコ/平田満/及川光博/岸部一徳

かつての盟友・迫田の登場により、中国企業ライシェとの交渉が決裂した矢作たち。再建チームは次の提携先としてドイツ企業マンハイムと交渉に入るが、先方の要求は譲原会長と桂一郎社長の退任だった。
おりしも新聞記者根来が、タクミ倒産の危機をすっぱ抜いてしまう。矢作は会長の元に向かい辞任を迫るが、譲原会長はあっさり受け入れ臨時取締役会を開く。だがそれは矢作をはめるための罠だった。――


上海でかつて自分が切った迫田に詰め寄るが、すっかり中国に馴染んだ迫田は、耳を貸さない。
帰国した矢作に、マンハイムが関心ありとの情報を得て早速交渉をするが、経営陣の退任を条件にだされ、
譲原会長に頭を下げる。会社が存続するならば、と応じる会長だったが、
役員達を前に、自分を解任出来るのかとの採決を採る。押し黙る皆を前に、まだ手はある。
ライシェを提訴し、ヤマト自動車との契約を奪い返すこと―。


身銭をきって上海に飛んだ工場長・西山(國村隼)の思いも、頑なな迫田には届かず、
執拗な根来がすっぱ抜いた記事で、事実上マンハイムとの話はなくなる。

かくしてライシェとの戦いの火蓋は切って落とされたのだが、
その頃、上海では迫田とライシェの間に決定的な亀裂が生まれようとしていた。
迫田の作った新型電池の不良によって起きた事故が報告されておらず、販売の停止を求めるが、
「それは小さい事」だという中国人社長。超~~、リアルなんですけどぉ~

一方の矢作は、新聞記者の正体に気づき、ブンヤ魂に名を借りた翔一の復讐心を知るが…

タクミ在籍時に、会社の設備及び資金を使って開発したノウハウを、他の企業で使用することの是非よりも、
もっと根本的な、ヒトとしての誇りに触れていく展開。
企業における過酷ともいえる人間関係を、
その苦渋に満ちた、男達の選択の人生が描かれていて、見応えも十分

穏やかな工場長・西山の奥さんは、瀬戸康史クンの番組グレーテルのかまで"かまど"役の緑子姐さん
エンディングがタクミの社歌なんですが、歌っているのは懐かしい太田裕美さんでした
     

『倒産』こそが生き残る最善の道だという財務課長・柿沼(吉岡秀隆)の退職届を預かる社長(及川光博)は、どうでるのか?!
矢作の容態は?
彼らの最終ステージはどこなのか?!

企業の危機に奮闘する男達の、当然のように巻き込まれる家族との関係、
また、会社の中で、信念のぶつかり合いをしながらも、他者(社員)を守るためにどこまで自己を犠牲にできるのか?
など、
とても考えさせられるというか、登場人物のこれからにも強く惹かれるドラマ。

本日9時からの最終回の前に、この第2回の再放送があります!
2月9日(土)午後4時から放送!

「メイドインジャパン」第1回 「メイドインジャパン」最終回
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大輔くんの2013四大陸♪

2013-02-07 12:52:16 | Weblog
世界選手権の前哨戦!
五輪、世界選手権に次ぐ国際大会、四大陸フィギュアスケート選手権が13年ぶりに大阪で開幕♪  
今まさに黄金時代を迎えている日本フィギュアスケート界の選手同士のバトルも楽しみです


大輔くんに関しては、1月に入ってからのSPの変更には驚きましたが、今シーズン、
確かに"異常に点数の開き"を感じたのは、大輔ファンばかりではなかったはず。
ここも、彼の前向きに攻める決断を信じて、、楽しみにしたいですね。

四大陸フィギュアスケート選手権2013
2月8日(金) 19時57分~22時52分 フジ 男子ショートプログラム
2月9日(土) 19時57分~23時10分 フジ 女子ショートプログラム男子フリー
2月10日(日) 19時00分~21時30分 フジ 女子フリー

「ソチのシーズンまで」と、引退を決めているダイスケくんにとっても、
ファンにとっても、残りの1年はとても貴重。
「1年は早い。1年じゃ足りない」という、彼の想いが伝わってきます。

【フィギュア】大輔、シーズン中異例のSP変更
新SPで勝負!大輔、異例の変更断行/フィギュア
高橋 SP新プログラム「月光」で気合十分!羽生に勝つ
高橋と羽生、今季4度目の直接対決 四大陸フィギュア
高橋4大陸へ「調子上げてきた」

四大陸ニュース2013.2.6
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少年は残酷な弓を射る

2013-02-06 12:55:17 | the cinema (サ行)

母さん、僕が怖い?
製作年度 2011年
原題 WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN
製作国・地域 イギリス
上映時間 112分
脚本 リン・ラムジー 、ローリー・スチュワート・キニア
監督 リン・ラムジー
出演 ティルダ・スウィントン/ジョン・C・ライリー/エズラ・ミラー

イギリスの女性作家に贈られる文学賞として著名なオレンジ賞に輝く、ライオネル・シュライバーの小説を映画化した家族ドラマ
自由を重んじ、それを満喫しながら生きてきた作家のエヴァ(ティルダ・スウィントン)は、妊娠を機にそのキャリアを投げ打たざるを得なくなる。それゆえに生まれてきた息子ケヴィン(エズラ・ミラー)との間にはどこか溝のようなものができてしまい、彼自身もエヴァに決して心を開こうとはしなかった。やがて、美少年へと成長したケヴィンだったが、不穏な言動を繰り返した果てに、エヴァの人生そのものを破壊してしまう恐ろしい事件を引き起こす。

私たちは、ケビンについて話し合わなければならない
若い頃のエヴァは、恐らくは旅行作家としての自信に満ちて、自由奔放。
それを象徴するプロローグの熟した赤。そして狂気の鮮明過ぎる赤――。
しかし、
物語は日差しを浴びて揺れる白いカーテンの向こうに私たちを誘うのでした……

これは、、先日観た「ふがいないぼくは・・・」の逆バージョンの夫婦というか、
今、望んだわけではないのに妊娠し戸惑ううちに出産してしまったキャリアウーマンの人生。
単純に妻の妊娠を喜び、息子誕生を喜ぶ夫フランクリン........。対照的な、
出産直後、ベッドで見えない何かに魂を奪われたようなエヴァの表情がこの後の
全ての始まりを予感させます。

初めての子育ては誰もが手探り。
親になりたての誰もが多少の不安と怖れと緊張と、沢山の戸惑いを繰り返し、
それでも様々な要求を繰り返し、泣いて知らせる赤ちゃんの寝顔に見惚れるものだと思うけど、
エヴァは、自分にだけ懐かないケヴィンと孤独な闘いを始める事に…―



知恵がつくようになってからの、父親に対するのとは明らかに違うケヴィンの母に対する態度は、
恐らくもうその時には、エヴァは、漠然と気が付いていたのだろうと考えます。
妊娠中に、その命を喜ばれていないケヴィンに、悟られてしまったのではないか、、、
それが事実であるだけに負い目となって、エヴァは夫に話す事が出来ずに、
ケヴィンは成長し、今度は自ら望んで妊娠する――

親は見返りを望まず、無償の愛を子供に注ぐ。
それが当たり前のように云われるけど、、そうだろうか?
愛をこめて子供に尽くし、子供が自分を親として認知して笑いかけてくれる。
その幸せ。。それを求めるのが親だと思う。そして、
その瞬間をたっぷり味わいながら、親と子は絆を手繰り寄せていくのでは?

泣いて拒否られていた乳児のころから、堪えて学ぼうと努力もするエヴァに、
ケヴィンの悪意のある挑発も成長と比例してエスカレート。
夫はそんな事実から目を逸らし、よき父、優しい夫の部分だけを演じる。。。
それでもエヴァが踏ん張ってこれたのは、、
親としての責任感と、女としてのプライドもあっただろうけど、
そんなケヴィンとのサシの戦いの中で生まれた、彼女の母性だったのではないだろうか。

そして、矢は放たれる。――

記事を書きながら女の内の母性に絡んで「レボリューショナリー・ロード」を思い出していました。
が、この作品のエヴァは本当の意味で強いです。
このケヴィンに対して、悪意という表現を遣いましたが、悪意というからには、
ちゃんと意思を持っての行為であり、態度なわけで、
彼が欲しかったもの、無意識に求めていたもの、それは決してあの悲劇ではなかったのだと思います。

子供は生まれる時期も、親も選べない。
それを私たちは知っていなければいけない。
そして、どんな親も、子供と一緒に悩み、学び、親になっていくのだということも。

放たれた矢はどこに向かったのか
それを考える時、、ケヴィンの赤ちゃんの頃の鳴き声が甦り、彼の孤独の深さが胸を刺します。

仕事に生き甲斐を求めて、バリバリキャリアを積んでいるけど、結婚もしたい....。
そんな女性には、特に観て欲しいかも・・の作品でした。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜行観覧車 第3話

2013-02-05 23:19:41 | TV dorama

高級住宅街のエリート一家で起きた殺人事件を3世帯の家族を中心に描いたサスペンス

毎週金曜 22:00~22:54 TBS系
原作 湊かなえ 「夜行観覧車」(双葉社刊)
脚本 奥寺佐渡子 清水友佳子
演出 塚原あゆ子 山本剛義
出演 鈴木京香/石田ゆり子/宮迫博之/杉咲花/安田章大/宮崎香蓮/中川大志/田中哲司/夏木マリ/高橋克典

第3話 「狂い始める家族の歯車…逃亡する母子」
2013年事件当日、朝。高橋家の面々が朝食をとっている。
中学最後のバスケの試合がある慎司(中川大志)は、朝食にほとんど手をつけずに、元気なく席を立つ。部屋に戻った慎司は、自分のスポーツバッグがないことに気がつく。部屋中を必死に探してもない。ごみ収集所にたまったゴミの中をも探している慎司の元に、さと子(夏木マリ)が、手に持っていたゴミ袋を見た慎司は、血の引いたような顔になる。
一方、遠藤家では、朝から彩花が真弓に暴言を浴びせていた…


癇癪を起こして暴れる娘は別人というか、、まるで獣のようです・・・」と真弓は語り始めます。


事件の朝、真弓は自治会費を銀行から下ろしてくれたか夫に尋ねます。夫は
「何でこんなに高いんだよ、この町は」とぼやくのに対し、
そんなの住んでみないと分からないじゃない
で、彩花に「何も考えてないんだよこの人は」アイドルのポスターを1万円で落札したらしい。
彩花が欲しがったから。綾香のため―。
苛立つ彩花。はずみで落ちたコップのガラスで怪我をした母親に、「バカじゃねえの」

一方の高橋家では毎日の彩花の大声が迷惑だと比奈子(宮崎香蓮)が訴えていて、
内部進級テストにナーバスな慎司に大して難しいものじゃないから大丈夫だよと、
安心させようとする父親と姉。
「高校行ってもバスケ続けたいからね、、色々頑張らないと、、」最後は自分に言い聞かせる慎司。
ただ、元気のない慎司を異常に気遣う淳子。気遣うというより、話題をそらしたかったのか?
ゴミ袋に入れられたバスケのユニフォームやシューズ…慎司は誰が何のためにしたのか理解する。

話の端々に夫をちらつかせ、何の問題もなく暮らしている風な児島家だが、
夫の姿はなく、二世帯住宅をマー君のために計画しているが、どうも相手にされていないみたい。
アメリカの息子夫婦に電話をするも、「そっちが何時かなんて知らないわよ~」
「時差時差って、マー君はママより時差が大事なの?」電話、切られる(笑)
常識人を気取っても、非常識なさと子。時差を考えない時点でダメだろ。

で、そんな非常識さと子は、負けず嫌いで見栄っ張り(娘に言われてる)真弓に言うのだわ。
「私達 毎日ゴミ置き場をお掃除してるでしょ~う。レトルト食品や
スーパーのお総菜を頻繁に使ってるお家は、ンもう~、直ぐにワカルの。」こえ~よ~
パートに行っているのもバレているのに、真弓は否定して取り繕うが…

慎司のことで、彼を好きな同級生の志保(吉田里琴)から仲を取り持てと強要され、
慎司が肝心の試合に出てこなかったことで虐められる彩花―。
このままでいいのか?!でも・・・慎司に会って不器用にぶつかって…―玉砕する。

結城から啓介が、高橋から一千万の金を借りていたことを聞かされ
驚く真弓は啓介に電話をするが、繋がらず、
その啓介には公衆電話から着信があり、相手が淳子だと解った丁度その時、
結城が啓介の会社に姿を現す。
                             
外では見栄を張り、家では子供の言いなりの真弓。それでも可哀想と思わせない
イラット来る鈍感で負けず嫌いの主婦。鈴木京香さん、上手いです。

事件当日、彼女が見かけた人影は夫だった?!
しかも病院を抜け出した淳子が電話をしたのは、啓介!
物語はまだ、事件の翌日。
自分の娘に何も言えない啓介が、どういう行動に出るのか、気になりますね~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信長のシェフ 第4話

2013-02-04 23:36:18 | TV dorama

週刊漫画誌に連載中の同名漫画を基に、
戦国時代にタイムスリップして織田信長の専属料理人となる青年の苦難と奮闘を描く

原作 西村ミツル、作画 梶原卓郎「信長のシェフ」(芳文社)
脚本 深沢正樹 倉持裕
監督 兼崎涼介 田村直己 藤岡浩二郎
出演 玉森裕太/及川光博/志田未来/ゴリ/芦名星/宇梶剛士

第4話 「家康の裏切り!?信長の危機を天ぷらで救え!」
ケン(玉森裕太)の料理により、将軍・足利義昭(正名僕蔵)に朝倉義景攻めを了承させた信長(及川光博)は、京の二条城からすぐに出陣する。秀吉(ゴリ)、可成(宇梶剛士)のほか、徳川家康も従軍し、越前の朝倉軍を撃破する。間もなく朝倉の本拠・一乗谷というところで休息を取っていた信長の元へ義弟・浅井長政からの使者と書状が届く。長政から信長に向けられた縁切りの言葉だった。さらに、信長の妹で長政の妻であるお市からも包みが届く。そこには数匹のアユが添えられており、ケンはそれがわなを表しているのではないかと、信長に進言する。―

今週は、たまたま録画を観てたら帰ってきた我が家の突っ込み専の子供と
ツッコミを楽しみながらで面白かった(笑)

1570年(元亀元年)に起きた金ヶ崎の退き口は、
実はケンがお市からの贈り物、「まきすに乗った鮎」から意味を読み解いて
留まれば挟み撃ちに遭うと進言し、撤退を決意させたことになってる
信長が長政の裏切りを察知した理由については諸説あるようですが、ここでは
お市が両端を結んだ小豆袋を信長に送ったという説を採用、アレンジ(笑)



記憶をなくしてるのに、ケンったら~、
梁(やな)~罠=(川の両岸をせき止めて魚を獲る仕組み)を覚えているなんてスゴイぞっ(爆)
だいたいフレンチのシェフなのに歴史覚えてい過ぎよね

で、他に突っこんだとか面白かったのは、
信長が「芋がらのリゾット」を一杯、飲み干した~~ぁ!!
ワイルド過ぎるだろぉぉお~!!
ケンの「桶に雪を」の声にいち早く反応する楓にライバル心むき出しの夏・@未来ちゃん
キミが遅すぎなんだってば(笑)でも可愛いからいいか
で・・・謎の女、年上過ぎだろ~~いいのか~?(笑)
信長&家康の鯛の良いエピソードをぶち壊すカンニング竹山!!
い、家康に失礼だろぉ~~な、キャスティングでした
でも、「鯛のソテー、天ぷら風」作るのに油を忘れて柱にすがり凹む夏が、
椿からオイルを抽出するケンにキラキラした眼差し~がこれまた可愛かった

来週はまたケンをピンチに追い込む信長~
ミッチー、はまり役

それにしても、やっぱりアノ貧乏生活の玉森クンを見ていた方からオファーがあったのね!
一見草食男子だけど、何気に男の子ーだよね、玉森君
年齢がわかんないカンジなのも合ってるかも~(爆)
だって~、謎の女、ウエディングドレスだよ~スポンサーなのか?
来週ももちょっとフラッシュバックシーンが長くなってくるのかな?楽しみじゃ~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恭子ちゃんからケンちゃんへ♪

2013-02-04 15:39:59 | Weblog




松山ケンイチくんの記念すべき初舞台、「遠い夏のゴッホ」
赤坂ACTシアターのロビーに
恭子ちゃんからケンイチくんへ、お花が飾られているみたいです。
もちろん、大河ドラマでの共演者、玉木くんや、藤木さんからも届いていたようですが、
昔からホリプロは、その辺りの手回しをしないというか、、
なので、ちょっと嬉しかったです。

大河でも共演の吉沢悠くんもゴッホの友人のミミズ役で共演♪
お2人ともナマではまだ拝見していないので、
これは本当に魅力的な舞台、チャンスなんですけど・・・
期間限定のラブストーリー、面白くてグッとくる?

もし、、恭子ちゃん、何か撮っているのでなければ、
どなたかと観劇ってこともあるのかな~?

松山ケンイチ:初舞台 「美しい舞台になった」と手応えの開幕
松山ケンイチ初舞台主演にフライング、デュエットダンスなどで魅了

去年の今頃…
恭子ちゃんの節分会♪
(ケンちゃんの後ろに背中合わせに藤木さんがいるようですね。)成田山新勝寺での平清盛ご一行です松山ケンイチ : 成田山で豆まき「震災に勝つ!」 NHK大河「平清盛」キャ...



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「メイドインジャパン」

2013-02-02 20:41:36 | TV dorama

円高、欧州債務危機、中国・韓国等新興国の追い上げ。
製造業が軒並み危機を迎える中、巨大電機メーカーが、「余命三か月」の倒産の危機に追い込まれた!
日本人にとって、会社とは、人とは何なのか?
「メイドインジャパン」は生き残ることができるのか?

テレビ60年記念ドラマ「メイドインジャパン
毎週土曜日 午後9時00分~10時13分 全3回

作 井上由美子
演出 黒崎 博
出演 唐沢寿明/高橋克実/吉岡秀隆/國村隼/大塚寧々/酒井美紀/マイコ/平田満/及川光博/岸部一徳

第一回の見逃し分を、本日の再放送で鑑賞。
最近のNHKドラマは凄い!
ヘタな映画より丁寧な状況描写に、スリリングで説得力のある展開、
久々、骨太な社会派ドラマ。初っ端から引き込まれました♪

タクミ電機営業部長・矢作(唐沢寿明)は異動の挨拶をすませ、とある廃工場に車を走らせる。
同じように呼び出された財務課長・柿沼(吉岡秀隆)、工場長・西山(國村隼)とともに、
会長(岸部一徳)の口から会社の余命は三か月だと聴かされ、倒産の危機を回避する為の特命を受ける。

時間が無い!早速矢作は、秘密を守れて必要な分野に実績を持ちながらも
孤立しているエキスパートを招集。「再建チーム」を結成。

直ぐに、タクミ電機が社運をかけて臨んだヤマト自動車との契約が奪われ、倒産の危機に陥ったウラに
中国企業ライシェがタクミ独自の技術を使ったものであると判明。
上海に飛んだ矢作らを待ち受けてたのは、
かつて矢作が切り捨てた開発部の迫田(高橋克実)だった……

考え抜かれ、努力して生み出し、拘り、妥協しない日本のモノ造り。
日本の高度成長を支えてきた家電メーカーの、危機を回避すべく立ち向かう男達がカッコイイ!


脚本の井上由美子さんが仰っている通り、
当初(企画段階、2年以上前)は「遠くない未来」のテーマとして考えていた製造業の危機は、
予測を越えた早さで「まさに今現在」の問題として迫ってきました
…―
タイムリーな作品であるだけに、この、瀕死の企業戦士たちがどう戦い、
どんな3ヵ月後を迎えるのか、ドキドキしながら見守りたいです。

第2回は、本日この後、夜9時00分~NHK総合で。
最終回は2月9日(土)夜9時00分~の放送です。

第2回 最終回
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マリーゴールド・ホテルで会いましょう

2013-02-02 18:29:08 | the cinema (マ・ヤ行)

インドの風がささやいた。
やりたいように、やればいい。

製作年度 2011年
原題 THE BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL
製作国・地域 イギリス/アメリカ/アラブ首長国連邦
上映時間 124分
原作 デボラ・モガー『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(早川書房刊)
脚本 オル・パーカー
監督 ジョン・マッデン
音楽 トーマス・ニューマン
出演 ジュディ・デンチ/ビル・ナイ/ペネロープ・ウィルトン/デヴ・パテル/セリア・イムリー/ロナルド・ピックアップ/トム・ウィルキンソン/マギー・スミス
「マリーゴールド・ホテルで、穏やかで心地良い日々を-」という宣伝に魅力を感じ、イギリスからインドに移住してきたシニア世代の男女7人。夫を亡くしたイヴリン(ジュディ・デンチ)をはじめ、それぞれに事情を抱える彼らを待ち受けていたのは、おんぼろホテルと異文化の洗礼だった。そんな周りの様子を尻目にイヴリンは、街に繰り出しほどなく仕事を見つけ……。

亡夫の残した負債を返済するため家を売り払い、インドでの一人暮らしを決意したイヴリン
退職後、国内に家を買うつもりが予算の都合でインドを選んだ夫婦ダグラスジーン
ミユリエルは股関節手術が、英国は半年待ちだがインドは格安・迅速だというので渋々やってきた
独り者のノーマンは、異国での最後のロマンスを求め、
結婚と離婚を繰り返していたマッジは、孫達と別れ富豪の夫を探すために、
突然判事を辞めたグレアムは、かつてこの地に住んでいた大切な人に会う為に・・・

そもそもの、インド移住の動機の時点での想いの強さが、
到着後の彼らの行動とともに、人生をも左右することへと繋がるのだが、、、


将来は“高級ホテルになる予定”という廃墟同然のボロ・ホテル。
彼らを待っていた、やる気だけは人一倍の若き支配人ソニーのいくらでも出てくる前向き弁明。
シャワーも電話も故障。いつの間にか鳥のホテルと化した部屋にドアのない部屋。
7人の夢を打ち砕く、優雅な生活とは程遠い現実―。でも、
ソニーの言うように“最後には万事めでたし”も説得力はないが・・―
しかし、ボロホテルに籠っていても楽しくない。

先頭を切ってイヴリンは、足の踏み場もないエネルギーに溢れたジャイプールの街に出かけ、
老いと決意と、初めての冒険をブログに綴っていく。

差別意識の顕著なミユリエルは、世話を焼いてくれる身分の低い食事係の女性の心遣いに、
かつての自分を思い出し、希望を取り戻していき・・・

明るく前向きなソニーも、ボロホテルの資金集めに駆けずり回りながらも
自分もある問題を抱えていたが、ある日、その問題が到着。
7人の先行きに大きく影響する事態となるが・・?


ジャイプール行きの飛行機が突然キャンセルされ、バスとトゥクトゥク(三輪車タクシー)を乗り継いで
埃っぽく、喧噪と色彩に満ちたインドの街に飲み込まれていく序盤から、
もう、8人目のメンバーとなり(笑)逞しくも我儘な、彼らの隣にいました。

異文化に衝撃を受け、時に弱気になり、恥じ入りながらも、
若者のように、うじうじと迷い、だらだらと過ごす時間は彼らにはないの。
決断したら一歩を踏み出すのに迷いはない。残り時間はそう長くないのだから
ちょこっとユーモアを交えながらも、そこで生きる人たちと触れ合い、影響しあい
これまでの彼らの人生、掴み取ったこれからの人生を描いた素敵な作品でした


それにしてもゆるくない。シゲキに満ちた音楽とカメラワークがインドの息遣いを伝えていて、
ロケーションも良かった
これは、早々に続編制作が決定していて、大好きなヘレン・ミレンやコリン・ファースの名が挙がっているとか♪
非常に楽しみです

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今月の気になる作品♪

2013-02-01 12:59:09 | Weblog

寒い寒い1月が終わり、
関東から西の方では2ケタの気温の日が増えてきそうな2月。
東北、北海道は今しばらく桁違いの寒さが続きそうですが、
2月は旅立ちの前の準備に追われる季節でもあり・・・忙しい月でもありますよね。
そんな隠れ忙しい今月のキニナル6作品を選んでみましたが、
先月は7回劇場に行ったものの、内2回はリピート鑑賞でした。
それでも、まだ「みなさん、さようなら」や「アルバート氏の人生」も観たいし、、
さて、今月は何本観れるでしょうか。

2月1日(金)
アウトロー
トム・クルーズ/ロザムンド・パイク/リチャード・ジェンキンス
イギリスの作家リー・チャイルド原作のハードボイルド小説「ジャック・リーチャー・シリーズ」を映画化したアクション大作

マリーゴールド・ホテルで会いましょう
ジュディ・デンチ/ビル・ナイ/ペネロープ・ウィルトン
豪華リゾートホテルのはずがぼろホテルだったなど、想定外の事態に戸惑いながらも、前向きにセカンドライフを謳歌しようとする男女7人の群像コメディー

2月2日(土)
きいろいゾウ
宮崎あおい/向井理
出会って間もなく結婚した夫婦の物語。脚本にmigちゃんのご実弟・片岡翔さんが参加されている

2月9日(土)
脳男
生田斗真/松雪泰子
原作は第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於の小説。高い知能と、驚異的な肉体を兼ね備えるも、人間らしい感情はない謎めいた男・脳男をめぐるバイオレンス・ミステリー

2月14日(木)
ダイ・ハード/ラスト・デイ
ブルース・ウィリス
運の悪い男ジョン・マクレーンをブルース・ウィリスが演じ人気を博すアクションシリーズ第5弾

2月22日(金)
世界にひとつのプレイブック
ブラッドリー・クーパー/ジェニファー・ローレンス/ロバート・デ・ニーロ
それぞれに愛する人を失い心に傷を負った男女が再生していく姿を、涙と笑いでつづるヒューマン・コメディー

                  

今日1日は映画の日、1000円で鑑賞できますよ♪
さて、見逃し作品も含めて、時間の合うものをどれか1本は観たいなあ~
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする