今朝の「めざましTV」で、暑い仕事場の特集を
していました。
一番暑かったのは吹き硝子工場。
江戸切子の素材も吹いている所です。
私達は、あの暑い所で吹いた素材を仕入れて、
江戸切子を施し、完成品にします。
昔は塩を舐めながら作業したとか、
背中の汗が乾いて塩になっていとか、
色々な話を聞いた事があります。
小さな酒器一つでも、何人かの
職人(吹き硝子と江戸切子)の手を経て江戸切子は完成します。
ですから、当店では、B品、アウトレットを出しません。
全て一級品にして御客様に御買い上げ頂きます。
それが、吹き硝子の職人さん達への感謝と、
敬意の表れだと考えるからです。
無駄にしない。捨てる素材が無い。エコにもなります。
色々な工夫をして、江戸切子の風鈴、ランプ、箸置き、
ペンダントトップ、帯止め、簪、ループタイ、万華鏡、等等を
江戸切子では初めてと言われる製品を
数々開発してきました。皆様に楽しんで頂ける様に
さて、今日の工房は御注文の箸置きを制作しております。
鉢や皿を箸置きの形に切ることから始まります。
多少は残りますが、出来上がるほとんどは、
行き先が決まっておりますので、
運が良ければ店頭に何個か並ぶかも?