クリスマスが過ぎたと思ったら、既にお正月も松が取れました。
お正月は実家に行って、97歳(今年98歳)の母や兄妹と思い出話に花を咲かせ、
色々思い出しました。昭和40年代~50年代の関東の片隅の家族の年末の風景です。
実家ではクリスマスが終わり、年末~大晦日が一番大変で、28日御用納めが終わった父を
交えて、大掃除とお節料理に大忙しでした。
父は障子を張り替え、私達兄妹は大掃除、母はお節料理。
障子を張り替えるための糊を鍋で煮ていました。(多分残ったご飯を煮て糊を作っていた?)
キッチンのテーブルには食材が山の様で、黒豆を煮たり、きんとんや御煮しめ等を作っていました。
黒豆に入れるひょうろぎを買いに行かされたりしたのを思い出します。
ストーブの上では豆きんとんが煮えていて、いい匂いが家中に広がっていました。
煮すぎて豆きんとんが甘納豆のようになり、家族で大笑いしました。
家族総出でのお正月の準備です。
大晦日には、煮物の湯気と、お雑煮のために鶏ガラを煮る湯気、綺麗になった障子、綺麗になった部屋、新しいシーツ。
夕方にはお風呂に入り、母は美容院に行き、夜は炬燵で紅白を見ながら、普段は許されない夜更かしを
しました。遠い昔の年末の風景です。
最後になってしまいましたが、辰年も頑張っていきます‼
どうぞよろしくお願い致します。
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