阪神淡路大震災から25年ですね。
被災していない東京でも肌で深刻さを感じました。
当時、江戸切子の職人が製造販売の店舗を構えるのに前例がない時代、
店舗と工房が一体になった彩り硝子工芸を構えた次の年に阪神淡路大震災でした。
一月ほどは御客様が激減しました。その後驚いたことに被災地から御客様がお出でになるようになりました。
「何もかも無くなったので少しずつ揃えたい」「美しい物を置いておきたい」「亡くなった方が江戸切子を好きだったから」
等々、それぞれの理由で買いに来てくださった時の喜びを忘れることは出来ません。
人間はどんな時も、美しい物、美しい音楽、美しい景色・・に心が癒されるのでしょう・・・
その一助になれば嬉しいです。
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