眠られぬ夜のために ヒルティ著より
見えない世界を「信じる」ことによって歩くか、
それとも日常の世界を「見ること」によって歩くかにしたがって(コリント人への第二の手紙五の七)、
人生は非常にちがった相貌を呈することになる。
われわれは同一の外的状況のもとで、絶望することもあれば、
また実に平安に、それどころか幸福でいることもできる。
信仰によって歩む場合、それにいくらか「想像」があずかることもあろう。
しかし、目に見える事物は、本当に、それが見えているとおりのものであるだろうか。
いわゆる「現実の」世界に関しても、
われわれは、実は全くの謎と仮定の間に立っているのではなかろうか。
コリント人への第二の手紙4:18
私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留め ます。
見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。
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