マタイによる福音書5:43-47
「あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。
しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、
正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。
自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな報いがあろうか。
徴税人でも、同じことをしているではないか。
自分の兄弟にだけ挨拶したところで、どんな優れたことをしたことになろうか。
異邦人でさえ、同じことをしているではないか。
ルカによる福音書23:34
[そのとき、イエスは言われた。「父よ、彼らをお許しください。自分が何をしているのか知らないのです。」]
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
敵を愛するということは、無条件で全ての人を愛せよということ。
しかも、その敵のためにも祈れとは。これ以上崇高な教えはないと思う。
そして、イエスはこれを実行された。自分を迫害し十字架に掛けた敵に対して
「父よ、彼らをお許しください。自分が何をしているのか知らないのです。」
と祈られた。