最近 剣道の話が増えましたが今日もまた・・・。
「剣道日本」という専門誌を立ち読みしていました。
今月は創刊400冊記念ということで付録にDVDがついています。
何だろう?と見ていると。秘蔵映像「27年前の名勝負・剣道選手権者選抜優勝大会」と書かれてあります。
これは1982年に日本武道館で行われた 全日本選手権、世界選手権など優勝者ばかりを集め真の強者を決めるという剣道界では伝説といわれている大会です。
柔道で例えるならば 山下泰裕や斉藤仁、井上康生に鈴木桂冶、古賀稔彦や野村忠宏などが集まってとにかく一番強い人を決めるようなものです。
これは非常に貴重な映像で、剣道をやっていた人なら是非記念に一枚持っておきたいプレミアものです。
「即買い!」でした。
DVDでは一回戦から熱戦を追いかけています。出場者全員が大きい大会での優勝者なのですから、誰が優勝してもおかしくない、ピリピリした空気が伝わります。
そしてこの伝説の大会の覇者は何と我が恩師 桜木哲史先生なのでした。
軽量の桜木選手は、重量の選手のぶちかましにも全くひるむことなく、背筋をシャンと伸ばし全身をバネにして前へ前へ・・・見事に一本をとっていきます。
決勝戦はお互いゆずらず一本ずつ、延長2回に及ぶ大熱戦、 東京VS佐賀、武道館はアウエー状態、相手への声援ばかり聞こえてきます。
ここで桜木選手の稲妻のようなメンが決まります。「うぉおお・・・っぉぉおおう!!」テレビの前で大声を出してしまいました。
決まり手が早すぎてスロー再生をしても見えませんでした。
まさに神業!!
先生カッコ良すぎです。またテレビを見て大泣きしてしまいました。
元来僕はミーハーですが、 それでいいと思っています。
そんな桜木先生と昨日は遅くまで飲んでいました。
宴会大好きなくせに酒が飲めない先生は僕らを散々飲ました後、車で自宅まで送ってくれます。
「桜の木の下で」も作って本当によかったと思った夜でした。
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