
県地域依存症対策推進会議という難しい会議に参加する機会がありました。
これは様々な依存症(酒、ギャンブル、薬物、DV、など)に悩む方々、および自助団体とのミィーティングの場です。
聞きなれない団体名、言葉が飛び交い、参加される方も匿名という極めて特殊な会議です。
薬物依存の当事者の方ともはじめてお会いしました。
ここに参加している依存症の当事者、および家族の方々はしっかりと前を向いて歩かれている様子がしっかりとわかります。
しかしながら、多くの偏見と差別があることは間違いありません。
人間が暮らす社会は複雑ですね。
知らないなら知らずにすむこと、しかしいつまでも目をつぶっていてはいけないことなのでしょう。
現場の話の状況を身体が理解するのにはしばらく時間がかかりそうです。
勉強になりました。
いのちの電話が主催した薬物依存症のシンポジウムに参加したときのことです。
ダルク、ダルク、という言葉が情けないことにまったく分かりませんでした。
「ドラッグ・アディクション・リハビリテーション・センター」の先頭の言葉を取ったのが
ダルク(DARC)だと分かったのはシンポジウムが終わってからでした。
知らない世界、いろいろな世界がありますね。
知らない世界で社会に貢献している人がいることをあらためて知りました。