出来るだけのケアをしたけれどやはり 変な声と、ベストとはいえない体調で臨んだ朝でした。
「きさらぎ杯少年剣道大会」会場の総合体育館は二千人近い少年剣士とそれを見守る観客で熱気が漂っています。
この体調で「君が代」独唱は かなりヤバいと思いました。
体調管理がうまく出来なかった自分を反省し、マイクを使用してサラりと無難に歌う方法も考えました。 しかし・・・。
「マイクはいりません!」 もうやるしかない!と気合いを入れて開会式のステージに上がります。 するとここで体の奥底から神風が吹いてきました。今まで詰まっていた鼻がスウ~っと通ってきました。声も通常と変わらずにちゃんとでたのです。 奇跡というと大げさですが、不思議な現象です。
疲れていた分「君が代」は力むことなく歌い終えました。
会場から大きな拍手をいただきました。 普段のコンサートとは少し違うけれど、最高の気分でした。
たった1分間ステージでしたが、この1分間は観客を相手に剣道の試合をしているようでした。
剣道はとうの昔に挫折しましたが、こういった形で剣道に関われることを大変うれしく思っています。
達成感を感じた日でした。 打ち上げでおいしいビールが飲めました。
こんな新しい舞台を恩師が作ってくれました。
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