僕がCMの担当をさせてもらってるアパレル会社、ギャザーさんは「生き方は服に出る!」という言葉をキャッチフレーズにされています。 これはCMのコピーでもありますが、ギャザーさんの社訓でもあります。
僕はギャザーさんのCM音楽とナレーションもやっていて、この言葉についていつも考えさせられるのです。
本来なら「生き方は顔に出る!」というのが筋でしょう。日本人は昔から「ボロは着てても心は錦」的な精神を重んじてきたことも確かです。
しかしこの言葉は単なるCMの言葉遊びではありません。 人と接する時、身なりというものは大事です。 初対面の印象でその後の付き合いが大きく変ってしまうこともあるわけですから・・・。
「顔が」「心が」大事なことはいうまでもありませんが、まだまだ僕は自信が持てる顔に行き着いていません。
ステージに上がるとき、人前で話す時・・・いいものを身につけるということではなく、心を切り替えるために、身なりには気をつけたいと思います。
仕事柄、いろいろなアパレル関係の方ともお会いすることが多くなりました。
服にすべてをかけている方もいらっしゃいます。
音楽も食べ物もファッションも・・・身の回りにある様々な事柄に深い歴史があること、そしてそれらへの尊敬の気持ちを忘れてはいけませんね。
「生き方は服に出る!」いい言葉です。
今度からは、着替えて気持ちを切り替えて外出しようと心に決めました。
…が、ジャージ以外の服が無い(笑)
高齢男性の誰にでも当てはまる笑えない話です。
高価なものを着るということではありません。
でも年をとればとるほど お洒落に気をつけることも大事ではないかと思います。