「歩」の思い

この一ヶ月　どうしても前に進まなかった仕事があっさり決まった。

胃が痛い思いをして、毎日足踏みをしている自分が情けなかったけれど、
決まってしまえば胃もスーっとなり気分も晴れてくるもの。

ここまでのストーリーを思い返してみると、何だかこの結果は
初めから決まっていたような気もしてきた。

ギブアップすればそれで終わり、楽にはなれたけど後悔しただろう。
諦めなかったから　なんとか勝てたのだ。

この世の中人との繋がりで出来上がっている。
自分にとっては最高の出来でも他人が見たら真反対かもしれないことってある。

年をとるに連れてそんなことが増えた様な。

「勝てばいい」より、あわよくば「引き分けて勝ち点１だけでも」。
もし負けたにしても「人に迷惑をかけず人の心に残る負け方を」などと考えてしまう。

ズルくしたたかになったのか？

でも難しい顔をしてるより笑っていたいよな。

　写真：久我秀樹