北村尚志のブログ

ようこそ!北村尚志のブログへ。音楽活動、番組情報、仕事、そして毎日のいろいろを紹介しています。

想像した・・・。

2009年02月15日 | 尚志の日記
県立美術館で開催されている「運慶流」展を見に行った。最終日のためかなりの人出だった。金剛力士像など運慶・快慶は歴史の教科書に載っている程度の知識だったけれど。凄い迫力!なかなか見ごたえがあった。運慶が活躍したのは12~13世紀、蒙古襲来の頃だ。 よくもまぁそんな時代の木彫りが現存しているものだと感心した。しかしなんでこんなモノを作る必要があったのだろうか? こういう展覧会は学芸員さんの話を聞くと楽しさは倍増する。 もちろん作品にはスポンサーが存在する。貴族や勢力のある武士たちだ。この凄い作品も時代のニーズで生まれたに違いない。
 話を聞きながら自分の仕事と比較していろいろ想像してみた。 
        
①北村尚志CMソング制作の場合
某社長「北村さん、我が社のCMソングを作ってくださいな。明るくて軽快なやつがいいな、ついでに社名をすぐ覚えられて、商品も売れるようにキャッチーなものがいい・・・。とりあえず見積ください。」・・・・・・・みたいな。

②運慶の像制作の場合
某豪族「運慶どの、わしの像を彫っていただきたいのじゃ。蒙古をやっつけた記念に強そうなヤツを、蒙古の鬼を踏みつけたポーズがいいな。隣には獅子をはべらしてくれ。わしの目には今流行の水晶を入れてくれ!、いいや金に糸目はつけん!!はっはっは!!」・・・みたいな。

 「くだらんこと考えるな!」力士像ににらまれた。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヒットの予感? | トップ | 「桜の木の下で」 歌詞を掲... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

尚志の日記」カテゴリの最新記事