灼熱道場

忙しい忙しいと、あっという間に２週間サボってた剣道。

久々の道場「今日はなんだか人数が多いかな？しかも気合いが違う。」
夏休みに入り、大学生が里帰り稽古に励んでいた。

剣道で選ばれて大学に行った人たちの稽古はまた半端なく凄い！
昨年全国制覇をした女子剣士も来ていて・・・。
桜木先生は容赦なく剣を交える。

教え子たちは倒れても倒れてもまた突っ込んでいく。
道場には悲鳴にも似た掛け声が響きわたる。

「はっきり言って怖い！俺なんか３０秒ももたないな。」

しかしこれだけの人数の相手をして先生もきついだろう。
鬼のような先生の姿に愛を感じるのである。

僕も打ち込みをやってみるが、足が思うように動かない。
あまりの周りの迫力にとうとう面も着けることができなかった。

稽古が終わり、黙想、礼

子供たちの保護者さんたちが冷水を持ってくる。
ああ、ありがたや～生き返った。

この瞬間のために生きている・・・気がした。