今月よりNBCラジオ佐賀で「こころのラジオ」というコーナーがスタートし、番組を担当させてもらっています。
このコーナーでは今社会問題になっている自殺やうつ、その他、心の健康についてふれています。
しかし難しいテーマです。今日はアルコール依存症のことをもっと知ってもらいたくて、「佐賀断酒の会」の方をインタビューさせていただきました。
「断酒の会」・・・一年前までは全く知らなかった団体です。
話をしてくれたSさんは現在67歳、アル中だったとは思えないほど穏やかな方です。
元々酒好きが高じて50代前半に依存症と診断され、以来入退院を繰り返すうちだんだん無気力のダメ人間になっていったそうです。
仕事もせず酒びたり、家も手放し、家族からも見放され、奥さんとも離婚・・・ますます孤独になり自殺未遂・・・・。
そんなとき「断酒会」というものに出会い、救われたと話されていました。
途中何度も酒を飲みたくなったけど「断酒会の仲間を裏切れない・・・・。」との思いで今日まで来たそうです。
健康を取り戻した後、奥さんともう一度再婚。 実は見放されたと思っていた奥さんはずっと離れたところから見守っていてくれたとのことです。そして「二人で頑張ってまた家を購入できた。」 と笑顔で答えてくれました。
「断酒会そして女房には心の底から感謝している。」と(感動的でした。)
思い起こせば10年近く呑んで過ごした無駄な時間、無駄なお金・・・もったいなかった。 一人の酒飲みは多くの人に迷惑をかけている。 だから一人がアル中から更生すれば10人以上が救われる。 ともおっしゃってました。
僕も 酒好きで、ほんの少し気になることもあります。
しかし説得力のある話でした。
でもでもでも、
最近最近、
音楽依存症のワタシ
しかしアルコールより、くせがいいでしょう。
いや????