最先端！ そして変わらないもの

話題のハイブリッド車プリウスが発売後１週間で受注１１万台を越えたそうな。

先月ホンダのインサイトが普通車の月間売り上げ一位を獲得したのに続いてのニュース。

今後メーカーは次々とハイブリッド車を登場させるというから　この傾向がさらに加速するのは必至みたい。

このハイブリッドがだんだん電気自動車になり水素自動車になり・・・エコな車だけになって、ガソリンやディーゼル車はレトロなものになり、いつしか「排気ガスって何？？」みたいになってくんでしょうね。

●劇団ギンギラ太陽Ｓの演劇の中に、昭和３９年登場の初代０系新幹線が最新Ｎ７００系新幹線に追われるようにして一人旅を始め、途中落ち込んでいる時、蒸気機関車に励まされるという内容の作品がありました。

一時期、完全に時代から取り残された蒸気機関車は「レトロ」とか「希少価値」とかでもう一度脚光を浴びることになります。

●ＣＤが出始めた８０年代の初め、しばらくお店にはレコードと一緒に並んでいました。しかしあれよあれよという間にアナログレコードはなくなってしまいましたね。

その後音楽はダウンロードが主流となり、ＣＤの将来も危うくなっています。

それでもレコードやＳＰレコードなどはマニアの間では時代を語る貴重なものとして愛好されています。

●フィルムやビデオなど映像の世界も同じことが言えます。

いつの時代もより便利なものが主流になることは間違いありません。しかし時代が変わっても人から愛されるモノは人と触れ合える、より人間らしいものなのでしょう。