北村尚志のブログ

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「映像」対「音楽」・・・

2006年02月12日 | 尚志の音楽話

テレビで人間の能力を検証する番組が放送されていた。 内容はアメリカの盲目の天才ゲーム少年と日本のカリスマゲーマーたち35人との対決!ゲームのお家元日本が、しかも映像を駆使したゲームで盲目の少年に負けるわけにはいかない!!で結果は32対3で日本の完敗。盲目の少年はただ音のわずかな変化だけでゲームの映像を読み取る、つまり耳で映像がすべて見えているということ。そうなると感覚は目より耳のほうが速く鋭いということなのか・・・。たしかに目の不自由な人は聴覚が優れている。「音で聞いて心の目で見る。」という感覚らしい。スティービーワンダー、レイチャールズをはじめ多くの盲目のミュージシャンがそれを語っている。我々だって本気で集中する時は眼を閉じて聞き耳を立てるから、なんとなくわかる気がする。 様々な映像メディアが氾濫し、最近は音楽もプロモビデオがないとテレビ放送もされないし音楽は使い捨て、音がないがしろにされている感もある。 でも音楽は音楽でしかない。「映像」対「音楽」・・・別に戦わせるものでもないが、音の大切さも再認識されてもいいかと・・・、

昨日買った音楽雑誌で、以前交流のあった盲目のピアニスト木下こうしクンの記事が久しぶりに載っていたのも嬉しかった。

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