１０年は一昔・・お祭りは。

おくんち（浮立）でした。実をいうと昨日まであまり参加したくないというのが本音でした。
しかし、いざ本番になってみると　なかなか良かったです。

時代と共に郷土の祭りの意味がうすれてきている気がします。
そのことをとやかく言う資格は僕にはありません。
４０日間繰り返してきた稽古も本番ではスムーズに運び、なかなかいい感じに仕上がりました。　
ちょっとした合間の時間の無駄話もご近所さんとの交流として繕えました。
昨日までほとんど知らなかったご近所さんたちとも意気投合して呑んだというのも大きな収穫だと思います。
今回の花形ともいえる太鼓打ちは若い世代、それを見守る長老の若き頃の姿を覚えています。　
　家々を回ると、この日のために集まった懐かしい顔も大勢いて・・・・・・１０年に一度の祭りは様々なことを思い出させます。
　なにかとデジタルでバーチャルな世の中、こういった生の触れ合いはいいものです。

「今度くんちが廻って来る時は還暦に近いな・・・・。」
寄った頭でそんなことすら考えた　祭りの日なのでした。