きたネット★環境情報Blog

北海道の環境を守り育てる活動を支援する、「北海道市民環境ネットワーク」事務局から、北海道の環境活動情報を発信しています。

温暖化対策「一村一品・知恵の輪づくり」の『WEB投票』

2008-01-23 | きた★ネット事務局から
温暖化対策「一村一品・知恵の輪づくり」の『WEB投票』
~沼田町(北海道代表事例)の取り組み~

 平成19年度から始まった環境省の温暖化対策「一村一品・知恵の輪づくり」事業が大詰めを迎えています!この事業は、地域の創意工夫を活かした温暖化防止の取組みを各都道府県ごとに募集し、地域から温暖化防止の取り組みを広げていくことを目指して実施されています。北海道においては、北海道環境財団(北海道地球温暖化防止活動推進センター)が本事業を実施しており、28件の応募の中から、沼田町の「雪冷熱を地域資源として ~輝け雪のまち、沼田町の取り組み~」が北海道代表事例として選出されています。
 全国で見ると応募件数は1070件にも上り、各都道府県にて、それぞれの代表事例が決定されています。きたる2月9日~10日には全国大会が開催され、『WEBによる一般投票』『事前審査資料』などを踏まえ、中島誠之助さん(古美術鑑定家)など有識者5名で構成される審査委員会での審査にてグランプリが決定されます。

 沼田町の取り組みは、全域が豪雪地帯である北海道における雪冷熱エネルギー活用による温暖化対策の可能性を示すにとどまらず、地域住民や基幹産業との連携により、温暖化対策と経済の両立を目指しているものであり、全国のどの取り組みに比
しても大変優れたものといえます。

●WEB投票はこちらから(1/31まで)           
 URL:http://www.jccca.org/daisakusen/tohyo.html

[沼田町の取り組み概要] 沼田町は、豪雪地帯ならではの「雪」の持つ可能性に着目し、それを冷熱エネルギーとしての利活用をすすめています。「雪」の利用は豪雪地帯北海道全域においても取り組み可能な温暖化対策であり、沼田の取り組み成果は北海道全域で取り組みうる雪利用による温暖化対策推進の可能性を示していると言えます。さらに加えて、沼田は住民・産業と見事に連携してその取り組みを進めているということも注目に値します。地域の基幹産業である農業とうまく連携、雪利用とそれらを結びつけて地元特産品としてブランド化してきた、「雪中米」や「雪なごり」などは、環境と経済の両立を目指したものであり、環境で地元を元気にするまちづくりを具現しているといえます。

[事業詳細URL]
 ・北海道での事業内容及び選考結果 http://www.heco-spc.or.jp/ippin/
 ・本事業に係る全国の概要 http://www.jccca.org/daisakusen/
[本件に関する問い合わせ先]
 北海道地球温暖化防止活動推進センター(北海道環境財団)
 担当:安保(あんぽ)
 E-mail:ampo@heco-spc.or.jp
 tel 011-218-7811 fax 011-218-7812

1/25えこらぼカフェシリーズ「地球の今を知る」第2回「ドイツ環境研修報告」

2008-01-23 | きた★ネット事務局から
えこらぼカフェシリーズ「地球の今を知る」第2回「ドイツ環境研修報告」

 「良く聞くけれども、どんなことだろう?」「今さら聞けないなあ。」という皆さんの疑問を解消する気軽な学びの場「えこらぼカフェ」。NPO法人環境活動コンソーシアムえこらぼは、多様な主体との協働による環境保全の推進を目的とした団体です。シリーズ「地球の知る」は、大学の先生方と協働してできた企画。専門的な知識や、現地視察などの様子を、わかりやすいお話と、気軽な質疑応答で、たくさんの「なるほど、そうだったのか!」にしたいと思います。
 
[日時] 1月25日(金)19:00~21:00(最大延長21:30)
[場所] 札幌市環境プラザ環境研修室1・2(札幌市北区北8西3エルプラザ2階)
[内容] 
 ・お話「ドイツの環境事情」中原准一さん(酪農学園大学教授)
 ・報告「環境ボランティア海外実習ドイツ研修コース報告」
 酪農学園大学学生4名
 ・質疑応答・意見交換
 ※研修について
 2007年9月4日~9月10日にかけて、ドイツ・ヴァルテンビルテンブルク州のカールスルーエ、フライブルク両市を中心に、風力、バイオマス、太陽光発電、ビオトープ、屋上緑化、passive house、カーシェアリング などの興味深い取り組みや、個人の住宅、道路、路面電車からマチ作りに至るまで、人間の動線を重視した環境対策について見学しました。
[定員] 50名
[参加費] 500円
[申し込み方法] fax、E-mail、または、直接会場へ。
[申し込み・問い合わせ先]
 fax 011-387-1104 E-mail:ecolabo@mbp.nifty.com
 ※件名に「1/25えこらぼカフェ申込」とご記入ください。
[主催] 
 NPO法人 環境活動コンソーシアムえこらぼ

1/26北海道高山植物盗掘防止ネットワーク委員会からのご案内

2008-01-23 | 会員の方からのおたより
各地からの活動報告を持ち寄って全体集会を開くことになりました。
遠く利尻からは崩れる利尻の報告、礼文からはレブンアツモリソウの保護活動、島牧からは大平山のパトロール活動と盗掘の現状、夕張岳、アポイ岳の保護活動、大千軒岳の毎日の監視活動、雨竜沼湿原を愛する会からは、セイタカアワダチソウの駆除作戦、シヨウナルハナバチの防除など、道央労山からは地球温暖化を視野に入れた高山植物の保護をとの訴えなど。全道各地からの報告があります。

どなたでも参加できます。関心のある方は是非ご参加ください。

 日時 1月26日 Lプラザ(札幌市北8条西3丁目9)
     午後1時から5時まで

 講演  佐藤謙氏(北海学園大学教授)
   「希少植物の条例指定に関する経過報告と今後について」
     午後1時~2時
     休憩をはさみ各地からの報告

北海道高山植物盗掘防止ネットワーク委員会 団体概要→こちら