きたネット会員団体「日高山脈ファンクラブ」高橋さんから、9月16日~18日にかけて行われた、排泄物汲み下ろし登山の報告が届きました。以下、ご紹介します。
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9月16日(土)から18日(月)にかけて日高山脈ファンクラブ主催の幌尻岳清掃&幌尻山荘(山小屋)排泄物汲み下ろし登山会を実施しました。私=高橋を含めて13名の参加(尾根班8名、沢班5名)がありました。
初日は曇天でしたが、山荘燃料荷揚げの支援もしていただき、栗城さんには12kgもの燃料を担ぎ上げていただきました。
中日は思わぬ好天に恵まれ、山上からの眺めは最高でした。稜線上はテッシュの散乱が気になりましたが、ごみはさほど多くありませんでした。七つ沼カールでは焚き火の跡が気になりました。ちなみに稜線・カールは日高山脈襟裳国定公園特別保護地区、森林生態系保護地域保存地区に指定され、落葉・落枝の採取までもが禁止されています。
最終日の天候悪化が危惧されましたので、日帰り班の方々には申し訳なかったのですが、中止とさせていただきました。最終日のダム2往復も中止し、朝全員で下山しました。
今回のごみ総量は7.5kg。排泄物の汲み取りの総量は約250kg。それを缶に密閉し、そのうち152kgを担ぎ下ろしました。残りは10月に施工されるバイオトイレの電力工事の際に下ろすことになりそうです。
今回の汲み降ろし量は平均すると1人当たり11.7kgとなりました。一斗缶10個、丸缶8個。一番重い一斗缶で14.5kg、平均12.3kg。丸缶は同じく4kgで平均3.6kgでした。複数缶担いだのは、山内さん(25kg)、栗城さん(18kg)、私=高橋(26kg)でした。
私はその他の荷物も合わせると総重量40kgを超えていました。重かったはずです。男性は概ね12kg、女性は丸缶1つでしたが、そのなかでも浦河の榊原さんは丸缶2つ(7.5kg)を担ぎ下ろしました。取水ダムに到着かというころで雨が降りだしましたが、ほとんど雨に当たらず下山することができました。
下山後、排泄物を振内鉄道公園トイレの便槽に入れました。しかし便槽がいっぱいですべてが入らず違うところに入れるという事態になりましたが、文句も言わず協力して実施していただきました。跳ね返りを気にせず処理をしていただいた長谷川さん、田口さんをはじめ皆様ありがとうございました。
バイオトイレがうまく稼動すれば、排泄物の汲み下ろしは今年が最後となります。
そうなることを事務局では願っております。
高橋 健
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★日高山脈ファンクラブきたネット会員団体概要
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★北海道市民環境ネットワーク きたネットWeb
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9月16日(土)から18日(月)にかけて日高山脈ファンクラブ主催の幌尻岳清掃&幌尻山荘(山小屋)排泄物汲み下ろし登山会を実施しました。私=高橋を含めて13名の参加(尾根班8名、沢班5名)がありました。
初日は曇天でしたが、山荘燃料荷揚げの支援もしていただき、栗城さんには12kgもの燃料を担ぎ上げていただきました。
中日は思わぬ好天に恵まれ、山上からの眺めは最高でした。稜線上はテッシュの散乱が気になりましたが、ごみはさほど多くありませんでした。七つ沼カールでは焚き火の跡が気になりました。ちなみに稜線・カールは日高山脈襟裳国定公園特別保護地区、森林生態系保護地域保存地区に指定され、落葉・落枝の採取までもが禁止されています。
最終日の天候悪化が危惧されましたので、日帰り班の方々には申し訳なかったのですが、中止とさせていただきました。最終日のダム2往復も中止し、朝全員で下山しました。
今回のごみ総量は7.5kg。排泄物の汲み取りの総量は約250kg。それを缶に密閉し、そのうち152kgを担ぎ下ろしました。残りは10月に施工されるバイオトイレの電力工事の際に下ろすことになりそうです。
今回の汲み降ろし量は平均すると1人当たり11.7kgとなりました。一斗缶10個、丸缶8個。一番重い一斗缶で14.5kg、平均12.3kg。丸缶は同じく4kgで平均3.6kgでした。複数缶担いだのは、山内さん(25kg)、栗城さん(18kg)、私=高橋(26kg)でした。
私はその他の荷物も合わせると総重量40kgを超えていました。重かったはずです。男性は概ね12kg、女性は丸缶1つでしたが、そのなかでも浦河の榊原さんは丸缶2つ(7.5kg)を担ぎ下ろしました。取水ダムに到着かというころで雨が降りだしましたが、ほとんど雨に当たらず下山することができました。
下山後、排泄物を振内鉄道公園トイレの便槽に入れました。しかし便槽がいっぱいですべてが入らず違うところに入れるという事態になりましたが、文句も言わず協力して実施していただきました。跳ね返りを気にせず処理をしていただいた長谷川さん、田口さんをはじめ皆様ありがとうございました。
バイオトイレがうまく稼動すれば、排泄物の汲み下ろしは今年が最後となります。
そうなることを事務局では願っております。
高橋 健
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★日高山脈ファンクラブきたネット会員団体概要
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★北海道市民環境ネットワーク きたネットWeb