ウクライナ 12月8日ゼレンスキーが主張
ロシア軍戦死者19・8万人 負傷者55万人以上 合計74・8万人以上
今年9月以降はウクライナ軍の5~6倍
ウクライナ軍の戦死者は4・3万人
これは、ウクライナ軍の死者を6万人以上と推計したメデイアがあったことへの反論です。
しかし、この数字はウクライナ国内の墓を数えた数字を基にしています。
これにブチ切れたロシアの発表
TASS通信 12月16日の記事
発言者ロシア国防相
2024年のウクライナ軍の死傷者数は56万人を超えている
全期間では、約100万人。
検索してみると、ゼレンスキーの発言だけが出てきます。
これがネットでの情報操作の手口です。これ以前は、多分BBCだと思いますが6万人以上の数字があったと思います。ゼレンスキーの4万人が独り歩きします。そして消耗比率ロシア5~6倍になります。こんな事をして情報操作するのは、ウクライナ軍の損失を少なくし、ロシア側を凄く多く見せかけるためです。
悪く考えるとウクライナ側の戦死者の推計は、10~20万人が相場だと思います。誤差が大きいのは逃亡兵が膨大に多いためです。ゼレンスキーの4・3万人がウクライナ側の公式数字なら、これは戦死者として補償金を支払った数字だと思います。それ以前の3万人の数字もそうでした。
つまり、5~15万人くらい、行方不明扱いにして死亡補償金や手当の対象外にしている可能性があります。あるいは逃亡兵に混ぜている可能性もあります。
これは国家の詐欺でしょう❓
兵器の差、投射する火力の差を考えると、精々消耗費率は同数程度かウクライナ軍の方が多いと思います。普通に考えればウクライナ側の方が多いと推計するでしょう。
ここまでして胡麻化すのは、本当の死傷者数が分かれば、いくらウクライナ国民と言えども激怒すると思います。戦争止めろの話になるでしょう。それを防ぐためだろうと思います。口先で胡麻化したところで戦場の兵士は増えません。戦場における圧倒的なウクライナ軍の兵力不足は、ロシア側の推計が大雑把に正しいことを示しています。
それだけ死傷していれば、少々徴兵してかき集めたところで全然足りないのも納得できます。
ゼレンスキーが言うのが正しいのか、ロシア国防相が言うのが正しいのかは戦後明らかになると思います。
つまり、多少膨らましているかもしれませんがロシア側が、こう主張していることを書きました。
ネットの記事では、多分絶対出てこないと思います。
※そしてウクライナの場合はここに逃亡兵10~20万人が加わります。
行方不明数万人と捕虜不明を合計すると3~5万人でしょう。
全部、合計すると最大125万人です。
なるほど兵士不足が解消されない訳が理解できます。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27