<ランキング1位>
OPS、長打率、塁打数、二塁打、安打数、打率
<2位>
出塁率
<打球初速>
球団最速の118・7マイル(約191キロ)自己最速
全球団ではポストシーズンを含めて12位
メジャー今季最速
2022年と比較すると、格段に進歩しているのが・・
塁打数、長打率、出塁率、安打数、打率
つまり、単なるパワーヒッターからアベレージヒッターに変化しています。それは打撃技術が格段に向上したことを示しています。
ホームランは多いけれど、打撃が荒く打率が低いバッターは結構います。
オールラウンド型のパワーヒッターは、メジャーでも5人程度だと思います。
代表は、ヤンキースのアーロン・ジャッジです。
しかしアーロン・ジャッジですら毎年、好調を維持するのは難しく、今シーズンは不調にあえいでいます。
翔平君には、それがありません。
2021年46本のホームランを打ち、ホームランバッターとして開花しました。
46本、34本、44本と3年連続で30本以上のホームランを打ちました。これもかなり難しいです。
30本以上を連続して続けるのは、代表的なホームランバッターだけです。
アルバート・プホルス⇒12年連続
アレックス・ロドリゲス⇒13年連続
翔平君は、今年30本以上打ってやっと4年連続です。
メジャーを代表するホームランバッターは、最初からメジャーでプレイして打者専門ですから、一概には比較できません。
そしてホームラン数の多い打者は、大体首位打者のタイトルも獲得しています。
ホームランをたくさん打った過去の偉大な選手は、パワーのみならず打撃技術でも優れています。
毎年、打撃技術が進歩している翔平君は過去の偉大な強打者と同じ道を歩んでいます。
現役の選手で三冠王に近い打者は何人かいます。
大谷翔平
アーロン・ジャッジ
ロナウド・アクーニャ
単にホームランが多いだけの打者は、打率をクリアできません。三冠王は、技術的にも完成された強打者にだけ許されるタイトルです。
2022年までの翔平君には三冠王は、遠い夢の話でした。
2023年には、近い話になりました。
2024年は、現実の話になりました。
毎年、着実に進化する翔平君は才能の天才でもあり努力の天才でもあります。
王貞治さんによく似ています。
打者としてピークを迎えるのは、これからです。
今年も含めて5年くらいは、素晴らしい成績を達成すると思います。
それにワールドシリーズ優勝が加わると、尚いいですね❓
☆最近、強打者を証明する指標を考えています。
それは❓
「OPSと塁打数」
これは、誤魔化しが出来ない指標です。
「OPSと塁打数」が最も優れているバッターが、その年度の最強打者です。
このように思います。
理由は、オールラウンドに数字が良くなければこの二つの指標の数字は上がりません。ホームランだけが多くてもダメ、ヒットだけが多くてもダメ。特に塁打数は、両方良くないと良い数字にはなりません。
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