「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ニジェールのクーデターに見るフランスの影<2023年8月

2023-08-06 21:15:11 | アフリカと中東

なぜ一部のニジェール国民はフランスを追い出し、ロシアを歓迎したいのか
2023年8月3日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-66381430

旧フランスの植民地であったアフリカの国家には共通の特徴が見えます。
フランスが内政に干渉してフランスの影響力を行使しようとします。ニジェールでは、フランス軍まで派遣して駐留していました。

それらの国々でフランスが嫌われる理由。
「フランスはウランやガソリン、金といったこの国の富を全て搾取してきた。最も貧しいニジェール人が1日3食食べられないのは、フランスのせいだ」

二ジュールは
「世界第7位のウラン産出国でもある。ウランは原子力に不可欠で、産出量の4分の1が欧州に、とりわけ旧宗主国フランスに輸出されている。」
つまり、このような構図があります。ウラン鉱山の権益を握るためにフランス軍を派遣して裏から支配しているように見えるでしょう?
そして一見民主主義的に見える現在の政治的権力者が、それを分け合う構図があるとしたら、どうします?

加えてイスラム主義者の圧力が国内を不安定にしています。駐留していたフランス軍は、それと戦ったのか?多分、戦わずに逃げていたと思います。ウラン利権を確保したいだけですから、そんな戦いはしないでしょう。

『イスラム主義者の圧力を受け、隣国のマリとブルキナファソでは近年、ジハーディスト(イスラム教聖戦主義者)との戦いを助けるとして軍部が政権を握った。両国ともかつてフランスの植民地で、フランスと大きな利害関係がある国だ。』

旧植民地諸国を収奪するフランスよりは、マシな国があります。

そうです。資源の収益の分配をもっと公平にしてイスラム主義者と戦う援助や支援をしてくれる国は、これらの国々にとってありがたい国です。口先だけで民主主義を言い(きれいごと)、実際は裏でその国の資源や富を貪っていてしかもイスラム主義者との戦いは回避するとしたら、それは許せないことでしょう。

アフリカの一部の国を貧しくし内政を不安定にしているのは、実は欧米諸国(特にフランス)です。
きれい事の裏側には、醜い富の収奪と内政干渉があります。(傀儡政権を作る)
だからそれらの国々では、欧米の傀儡政権を追放するために軍事クーデターが起き、特にフランス軍を追放しています。

そこで支援する組織があり、それがロシアのワグネルです。ロシアがそこに介在できるには、このような理由があります。一方的にクーデターを起こした軍事独裁政権を悪と決めつけるのは、欧米の利権に味方するものです。

もし批判するのであれば、欧米諸国はアフリカの利権を収奪するのを止めなければ、なりません。フランス軍まで送り込んでフランスの利権を守ろとしていたフランス政府は、極悪さではロシアと何ら変わるところは、ありません。むしろ、陰に隠れて植民地収奪的な収奪を長く続けていたとすれば、フランスの方が余程極悪さの程度は悪質です。

こうやって陰に隠れて様々な権益から利益を得ているくせに、表面では自由だ人権だときれいごとを言うから第三世界の国々から見ると、ダブルスタンダードに見えます。

シリアとウクライナの違い、あるいは放置されているイエメン。利権がなければ我関せずで無視します。
それが、ダブルスタンダードです。

「アラブの春」
何をもたらしましたか?
中東の政治は、非常に不安定になりました。
イラク、リビア、シリア、レバノン。
まともに政府らしきものがあるのは、イラクだけです。
この?どこが「アラブの春」ですか?



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