「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ紛争についてのウラジーミル・プーチン大統領の主張<2025・02・15

2025-02-15 09:33:11 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※プロパガンダとスローガンと捏造情報にまみれたウクライナ紛争にあって、西側の人々はどれだけロシアの主張を聞いたのでしょうか❓
西側の主張が捏造情報にまみれているのは、どの時点かで嘘をついているからです。
何故、嘘が必要かと考えてみると非合法な内政干渉を隠すためだろうと思います。
2014年ウクライナ・クーデターについて調べてみると黒を白と騙すために嘘をついていることが、個人的には理解できました。
そのためには、ロシア側の主張を捏造だとして完全否定しなければなりません。
こうして、今世を覆うロシア否定大キャンペーンが始まりました。
それでもロシアがウクライナ軍事侵攻を開始する前は、まだまともな意見もありました。
ロシアの軍事侵攻後は、「ロシア極悪⇒ウクライナ被害者=正義」のほぼ嘘プロパガンダが西側を覆いつくしました。
これは、西側各国政府がマスコミを総動員し、ネット上の情報を操作して行った結果です。
と言うわけで、今日はロシアの主張を紹介します。
かなり長文ですが、ロシアの主張が良く分かります。

笹川平和財団
ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について
ウラジーミル・プーチン(2021年7月12日付け露大統領府ウェブサイト掲載)
2024.03.18
https://www.spf.org/russia-analysis/OfficialDocuments-Speeches/article02.html

※2014年クーデターにアメリカが利用したのが、西ウクライナ過激民族主義者やネオナチ・人種差別主義者などの相当悪質な暴力極右です。おそらく数万人規模で組織化して暴動を起こさせたのでしょうね?
人数に関しては、それを書いた資料がありません。ウクライナ全土に支部があり民兵組織を作るには、それくらいの人数は必要だろうと思います。
資金は主にアメリカが負担し、ウクライナの新興財閥を抱き込めば、それほど難しいことではなかったと思います。
プーチン氏が言うには表に見えるだけで50億ドルが使われたそうです。
このような事もロシアは2014年以降主張してきたそうです。
西側は都合が悪いから、完全無視して黙殺してきたわけです。
やはり、もめごとは双方の主張を聞いて資料を調べてよく自分で考えるべきだと思います。

※ちなみに現在の西ウクライナ民族主義者の履歴です。
『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウクライナ軍事組織
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E7%B5%84%E7%B9%94
活動期間 1920年8月3日 - 1929年2月3日
本部>プラハ

ウクライナ民族主義者組織
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E6%B0%91%E6%97%8F%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E8%80%85%E7%B5%84%E7%B9%94
活動期間 1929年-1950年代
活動目的>反ロシア、反ポーランド、反ハンガリー、反ルーマニア、反セム主義、ウクライナ独立
活動地域>西ウクライナ

ウクライナ蜂起軍
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E8%9C%82%E8%B5%B7%E8%BB%8D
活動期間 1942年-1954年
活動目的>ウクライナ独立、反ソ、反独、反ポーランド、反ユダヤ
ロシア及びポーランドでは、「ナチス協力者」「戦争犯罪組織」と扱われている。

現在の西ウクライナ過激民族主義は、「ウクライナ蜂起軍」の残党が旧ソ連国内で生き延びたグループだろうと思います。1954年組織壊滅後、西ドイツやアメリカに亡命したものもいます。このグループは、西側で組織を作ったと思います。元CIA分析官ラリー・ジョンソン氏によるとCIAが、ソ連国内のグループと関係を持ったのは、この頃のようです。
※参考日記
2024年2月25日NYタイムスのCIAのウクライナ関与に関する記事とスプートニクの反論<再掲載2025・01・16
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/3171a86e3f55fb9d6ff47b6486db326c
だから、CIAと西ウクライナ民族主義者(バンデラ主義者)との関係は古い時代からのようです。
旧ソ連で情報収集するには絶好の組織であるのは確かです。
おまけに秘密結社ですから、口も堅いです。ばれたら旧KGBに検挙されて収容所送りでしょう。
こんな事を書いた記事は、読んだことがありません。
しかし、切れ切れに出てくる情報を繋ぎ合わせると、このような絵が浮かび上がります。

2014年ウクライナ・クーデターへのアメリカの関与は、2015年CNNのインタビューの中で当時のオバマ大統領が認めたそうです。
尊厳の革命
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8A%E5%8E%B3%E3%81%AE%E9%9D%A9%E5%91%BD
この記述の最初の方に、その部分があります。
次の資料の中でも出てきます。
https://www2.jiia.or.jp/pdf/research/H27_Russia/H27_Examination_of_Russia_s_eastward_shift.pdf
「事実オバマ大統領も 2015 年 1 月末にウクライナでの現職ヤヌコビッチ大統領の追放クーデターに米国が関与していたことを認めた。」

※今日は、書きませんが調べるほどに今はやりのプロパガンダや捏造情報とは相違する事実は沢山出てきます。
大体、「尊厳の革命」がそもそも言葉のごまかしです。記述者も通説に従って、こう書くしかなかったのでしょうね❓

現実は⇒「2014年ウクライナ暴力クーデター」です。


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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