ウクライナ拠点のロシア人準軍事組織、ロシアに入り交戦と発表
2024年3月13日
https://www.bbc.com/japanese/articles/c29w548d7k0o
ロイター
https://jp.reuters.com/world/ukraine/5XY5RIRT7FNRRIMRUVUND7KGJY-2024-03-15/
『ウクライナを拠点とする「自由ロシア軍団」「シベリア大隊」など３つの武装組織』
CNN
https://www.cnn.co.jp/world/35216392.html
『また、別の武装集団「ロシア義勇軍団」も戦いに加わっていると主張』
まず面白いのが、BBCは「ロシア義勇軍団」の組織名を消しています。
ロイターは、３つの武装組織として組織名を出しません。
CNNは、しぶしぶ「ロシア義勇軍団」を出しています。
どうしてか❓
『ウクライナのロシア義勇軍団とは❓＜ウクライナ紛争2024.3.15』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/ec46df34541bd73d76f333cbcee58f9d
創設者のデニス・カプースチンがドイツの有名なネオナチの活動家だからです。そのメンバーにもネオナチやネオナチの関係者が多いと思います。つまり、ほぼネオナチ集団です。
ロシアは国内には、この点を報道していると思います。
西側のメデｲアは、触れるのを避けています。
以前は、結構普通に組織名を出していました。
ロシア国内を荒らしまわっている武装集団にネオナチが混じっていては、まずいでしょう❓と気が付いたんですね❓
欧米のメデｲアが隠してもロシアのメデｲアは、勝ち誇って「ロシア義勇軍団」と創設者のデニス・カプースチンを熱心に報道していると思います。
「やっぱり、ウクライナはネオナチだ！」
しかもこの集団は、ロシア系ウクライナ人が中心です。ロシア人ではありません。
（大体、こんな組織を抱えているウクライナ政府の体質も分かると思います・一応・中身は過激民族主義者に極右にネオナチなどです）
更には❓
「自由ロシア軍団」は2022年からウクライナ軍に従軍していてロシア国内でも知られている組織です。こちらは反プーチンのロシア人の組織です。プーチン追放を目的にしています。大体、ロシアの民族主義者（右翼）が多いようです。
つまり❓
反政府（ロシア）の危険分子を追い払うのに都合がよい組織です。
武闘派の反政府主義者が地下に潜ってテロ活動をすると摘発するのに結構手間暇がかかります。逃げ出して「自由ロシア軍団」に参加してもらう方が都合がいいわけです。
この辺りにもロシア政府の意図が感じられます。
危なそうな連中は追い出してしまおう！と言うことではないか・と思います。
※さて本題。
どうしてロシアは、ベルゴロド州などの州境の防備が緩いのか❓
最初は、私も素直にロシアは兵力不足だからベルゴロド州などの州境に兵力を配備できないのかと思っていました。
更には、この連中が荒らしまわっているときのロシア兵の派遣が実にゆっくりです。
明らかに遅すぎます。
これは、やらせてロシア国民に見せているのだろうと気が付きました。ベルゴロド州は砲撃やドローン攻撃も激しいです。
学童疎開を行っているくらいです。
ロシア兵がいないわけでは、ありません。ウクライナの戦場にはどんどん送り込んでいます。
ウクライナがロシア国内を攻めるほどに❓
「NATOがロシアを攻めてくる！」と言うロシアの主張が正当化されるという仕組みです。
ウクライナとNATOに対するロシア人の敵愾心と戦意は、否応なく高まります。
だからいい加減にやらせて、その後追い払うわけです。大体、毎回同じパターンです。
※もう一つ理由があると思います。
ここら辺をがら空きにしてウクライナを油断させていると思います。
ハルキウ市を攻撃する場合は、ベルゴロド州から攻撃したいと考えていると思います。2022年は実際そうしていました。その後、この付近に兵力を配備しません。
ハルキウ州は、ウクライナのルハンシク州やドネツク州の方から攻めて、タイミングが来たら一気にベルゴロド州から攻撃する心算なのでは、ないか・と思います。
三方向からの一気攻めを狙っていると思います。
ウクライナは、大抵ロシア人の悪知恵に引っかかります。見ていると笑えます。
毎回、お◎カだな❓
パターンを読み切られているんですね❓
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27