「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

某新聞のある記事のコメント欄を見ると日本の民主主義度が分かる❓<2024・12・27

2025-01-13 10:19:53 | 日本の政治・経済・社会

某日経新聞 2024年10月23日
『共和党支持層2割、トランプ氏敗北なら「選挙結果を否定」』

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN21BSZ0R21C24A0000000/

※誤解の無いように言うと、この記事がおかしいとは言っていません。日本の新聞のレベルなら普通だと思います。
問題は、コメント欄です。一応、識者なのでしょうね。
かなり❓なコメントが、3つあります。個人名はあげません。
①「今回の選挙が稀にみる接戦になっている・・・」
私が事前に予測してもトランプ氏がリードしているのが分かりました。同じ識者でも自分で調査していた人は、トランプ当確を投票日前に予測して、ネットの記事に書いていました。「稀に見る接戦」はマスコミの作り出した嘘です。この人は、その嘘を事実のように受け止めています。自分で調査せず「うわさ」でコメントを書いています。
②「民主主義の基本は選挙で負けたら結果を認めなくてはならない」
実際は、不正選挙は結構あります。特に2020年米大統領選挙は、その疑いがあります。東欧の選挙は、不正が疑われるケースが結構見られます。ジョージアの大統領は、不正を理由に大統領の座に居座ろうとしています。こっちは、問題ないのか❓
③「ノーサイドの精神・・・」
これも②と同じです。レフリーの判断に従わなければならない。そもそもレフリーが、インチキしていたどうするんだ❓
アメリカの大統領選挙では、過去にもインチキ臭い例があります。そもそも疑わしい選挙をやっていること自体が問題です。
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どうして、このようなコメントが並ぶと思いますか❓
米民主党支持のメデイアの記事ばかり見ているからです。一方の言い分しか見ていません。最初から情報が偏向していることに気が付いていないか、あえて無視しているのかどちらかでしょう。

バイデン降ろしに動いたのは、全部・民主党支持のメデイアです。民主党の陰の実力者の意を受けて、一斉にバイデン降ろしキャンペーンを始めました。その結果、強引に民主党内世論が形成され、民主的でない大統領候補の差し替えが実現しました。「民主的な党内予備選」の結果を無視して、クーデター的な候補差し替えを行いました。

これは、民主党と民主党支持のメデイアのやったことです。こんな政党やメデイアが「民主主義」を主張するのは、非常におかしくありませんか❓
その「おかしな」メデイアのニュースを基礎に考えれば、間違った結論に到達するに決まっています。

例えば、こんな事がありました。
ロイター 2024年10月29日
『WP紙、20万人超が購読解約 ハリス氏支持見送り受け=米報道』

つまり、一方的な民主党(=ハリス)支持の報道を控えて「支持なし」にしたらこうなりました。アメリカのメデイアは新聞であれテレビであれ、旗幟鮮明にしないと部数や視聴率が稼げないのです。中立は許されません。民主党の応援団になるか、共和党の応援団になるかどちらかです。読者や視聴者は、中立の報道など求めないからです。
ちなみに共和党支持は、FOXテレビです。だから共和党のニュースを知りたければFOXニュースを見る必要があります。両方見ないと、中間が分かりません。

この記事は、日本を中心に書いていますが主要先進国のマスコミへの信頼度の調査結果です。
ガベージニュース 2021・01・23
『世界各国の「新聞・雑誌」や「テレビ」への信頼度(2017ー2020年)(最新)』
https://garbagenews.net/archives/1102258.html
主要先進国では軒並み低いです。これは古い数字で「最新」ではイギリスが信頼度20%少々。アメリカで30%少々です。ドイツやフランスでも30%程度だと思います。私の過去記事を探すと、これを書いた記事があります。日本の場合は、テレビや新聞の信頼度が恐ろしく高いです。他の先進国では、正反対の傾向があります⇒テレビや新聞をあまり信用しない。

アメリカで新聞やテレビの情報を信頼する人は、今30%程度と考えておけば大体、正しいです。アメリカ人がその程度の信頼度しかないメデイアの情報を元に、しかも民主党支持のメデイアの情報ばかり見ていたら、信頼度が低いしかも偏向した情報から知識を得ていることになります。
それで日本に正しい(または偏向していない)情報を伝えることが出来ますか❓
不可能でしょう。だから日本のマスコミのアメリカ情報は半分くらいは、大分違うことを報道していることが多くなります。日本の識者や学者もこの情報を元にコメントを書いているケースが多いです。
だから、どっちを向いても間違い情報だらけになります。

大雑把にアメリカの政治支持傾向を言うなら、共和党支持・民主党支持・ノンポリが大雑把にそれぞれ3分の1です。
民主党支持のメデイアの記事は、アメリカ人の3分の1しか伝えません。これで「中立」や「事実」があるわけがありません。

だから、本来であれば日本のマスコミは、このような事情を勘案して3通りの記事内容を3論併記のように書くべきです。そんな記事、見たことないでしょう❓
こうして日本の世論は、歪められ間違った知識を持つことになります。

今回は、アメリカの政治の部分だけ書きましたが、同じような情報を歪める手口が特定の事件や戦争でも、これは悪質で意図的に使われています。だから案件によっては、事実とは程遠い、またはほぼ正反対な情報が伝えられます。
日本人は海外情報音痴と言えますから、これはすごく簡単にできます。
理由は❓
日本人のマスコミ(新聞・テレビなど)信頼度が60%少々あるからです。これでも前に比べると低下しているそうです。
【権力は民衆を騙す】
マスコミも権力の一部だと言うことを、頭の隅に置いておくべきでしょうね❓

☆まるでこの日記に合わせるように面白記事がありました。
産経新聞 2024・12・27
『政治ニュースにうんざり! 米「距離を置きたい」が65% 海外紛争ニュースも51%敬遠』

https://www.sankei.com/article/20241227-TDYLQKHJ4NIBRMFYSFWESXD4YY/


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