熱中症の初期症状
軽度な熱中症の場合、めまいやだるさ、気持ち悪さなどの症状が現れ、重くなるにつれて吐き気を強く感じたり、意識障害が起きたりすることがあります。
一般的な症状:
めまい
立ちくらみ
気分が悪い
筋肉痛
足がつる
手足の震え
頭痛
吐き気
嘔吐
体がだるい
力が入らない
全身がけいれんする
意識がおかしい
体がとても熱い
など
自分で水分を取れない、意識がない、けいれんしているといった場合は緊急な対応が必要です。呼びかけに反応しない場合はすぐに救急車を呼んでください。同時に体を冷やす応急処置を行いましょう。
検索するとこのような例が紹介されています。
<私が経験したケース、日中屋外>
急激に汗がダラダラ出る。
目まいがして悪寒がひどく、立っているのもつらい。
(これは、かなり急性で重症です)
<室内>
手足の筋が、しょっちゅうつる
(普段こんなことがない人は、熱中症を疑うべきです)
広島県
【これって熱中症?】よくある初期症状と対策ポイント6つ
2022年8月3日(水)
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/lab/topics/20220803/01/
参考になりますので読んでください。
※私のアドバイス
まず、水分補給などとケチなことを言わず大量に水分補給してください。目安は、普通に小水が出る程度です。小水が出ない、出ても量が少ないのは、その時点で体内の水分が不足しています。
体内を水分で十分に満たしておくイメージです。
◎絶対に間違えては、ならないこと(時として命取りになります)
人間の体内には、塩分と水分のバランスがあります。
このバランスを保たないと危険なことになります。
汗を大量にかくと、体内の塩分も一緒に流出します。
⇒体内で塩分不足が起きます。
この状態で水だけ飲むと、どうなるか❓
体内で塩分が不足していると、塩分濃度を維持しようとして水分が体外に排出されます。⇒短時間で全部、汗になります。
水分補給どころか、水分不足がむしろ悪化します。
大切なポイント
『適度な塩分と水分を同時に補給します。』
『塩分は何でもいいです。梅干し・たくあん・塩飴など』
こうすると、体内の塩分量が増えるので水分が体内に吸収され、不足している水分が補給されます。
※この理屈だけは、理解してください。
理解すれば、塩分と水分を同時補給する必要性が分かると思います。
水分だけでは、効果がないし場合によっては逆効果になります。
◎高齢者が熱中症になる、一番多い場所
室内です。
室内でも熱中症になります。
だから室内の温度を適切に管理することが必要です。
毎年、室内で熱中症で高齢者が死亡するケースが後を絶ちません。
室内なら大丈夫と思い、暑さや水分不足を我慢しているうちに熱中症になり、ぶっ倒れて動けなくなってしまうのだろうと思います。
◎「ダメかもしれない!」と思ったら体が動くうちに119番通報して救助を求めなければ、なりません。
熱中症が悪化すると意識を失います。
更に悪化します・・・・・・
高齢者が室内で死亡する経緯は、大体このようなものだろうと思います。
『動けるうちに外部に救助を求める!』
意識を失えば、これが出来なくなります!
※関連記事目次
健康と食事と食品に関する記事の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/b92e5a15608b21d43d1f87be41f2d0ec