「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

21世紀は新しい国際社会の生まれる世紀~その2・植民地主義から脱却した国々<2023年10月

2023-10-22 10:18:03 | 日本の政治・経済・社会

2023年10月18日 19:23
21世紀は新しい国際社会の生まれる世紀~その1植民地帝国主義の終焉<2023年10月

https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/4d2f1dad2c3f7eebf33bde2b4c680e5d
https://smcb.jp/diaries/9153566



では、今どうなっているのか?
やはり、国際社会で存在感や発言権は経済力が大きく影響すると思います。超貧乏な北朝鮮が、プロパガンダを叫んでも誰も気には、しません。北朝鮮に世界第2位のGDPがあったらどうでしょう?
聞きたくなくても聞かざるを得ない場合が出てくると思います。


ウクライナ危機で存在感増す「グローバルサウス」①
変わる国際秩序
2023.5.16
https://www.mri.co.jp/knowledge/insight/20230516.html

2050年の予測を見てください。
日本と欧州の凋落ぶりは、酷いものがあります。
アメリカと中国が第1位を競り合っています。
人口では、グローバルサウスが圧倒しています。

植民地主義、東西冷戦構造が崩壊した今は、欧米以外の地域の世界経済に占めう割合も人口に占める割合も大きく伸びているのが、はっきり分かります。

現在はその過渡期にあると言えるでしょう。
まだ欧米+日本の方が大きいです。
その差は、徐々に縮まり2050年には逆転します。

G7が世界の世論をリードする時代は、既に終わっていると言えます。もうG20の時代です。

21世紀は、19世紀の植民地帝国主義が滅びる時代です。もう他国を軍事力や経済力で収奪することは許されない時代が到来しつつあります。

そこで求められる国際的な価値観は、普遍的で妥当なものでなければ、通用しなくなると思います。

これまでは欧米のダブルスタンダードが、力関係により押し付けられてきました。もう、それは無理になりつつある現状を示していると思います。

ウクライナ紛争とパレスチナ問題。
大きな問題を比較して欧米の態度を見るならダブルスタンダードは歴然としています。これまでは、それが通用してきました。これからは、徐々に通用しなくなると思います。

今ですらそうですね?
パレスチナ問題に関してブラジルが国連安保理に決議案を提出しました。賛成多数の中、アメリカが拒否権を使い否決しました。

アメリカは、それが正しいと言っています。西ヨーロッパの主要国はそれに同調するかもしれません。

それ以外の国の意見は違います。

やがては、アメリカも多数意見に従わざるを得ない時代が来ると思います。それは、大国の横暴が許されないと言うことであり、国際的な正義や公平、妥当性が国際的な合意を形成する時代です。

やがてそのような時代が来ると思います。

今のアメリカを見ていると植民地帝国主義の最後のプレーヤーが、悪あがきしているように見えます。つまり、今のアメリカは植民地帝国主義時代の最後の極悪とも言えます。
「力(軍事力)や経済力が強ければ、何をやってもいい!」
それが許される時代は、既に終わっていると思います。



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