「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

フランス歴史学者エマニュエル・ドッド氏の発言<2025・01・05

2025-01-13 16:37:09 | ヨーロッパ

以前、著作を紹介したことがあります。最新の著作
【西洋の敗北 日本と世界に何が起きるか】

私は、産経新聞の編集内容には賛成していません。しかし、記事は別です。エマニュエル・ドット氏の著作の紹介をしたりインタビューを記事にしているのは、産経新聞だけです。その意味で記事を紹介しています。役に立つものは何でも利用します。

産経新聞 2025・01・05
『「2025年は西洋の集落進む」 仏学者ドット氏と会見 核保有で自衛も選択肢』
https://www.sankei.com/article/20250105-GVUCHYKSWNMLLF3Z3ONCGXHFFA/
読者用記事
『「守ってはくれない米国に日本は備えよ」 仏学者ドット氏との会見要旨』

https://www.sankei.com/article/20250105-4X2M7XDPVZMCLN7SSEPPLTVWHM/

(産経は、核兵器の部分を引用したいのだろうと思います)
私が同じことを言っても説得力はないと思います。だから学者の言葉を借りました。私が過去に書いた内容と同じ部分があります。
欧米の製造業の衰退につては、今日また書きました。

そのうち書きたいと思っていたのが、製造業の衰えた国は、劣化することです。
ぱらぱら記事を斜め読みしても近年の欧米の全ての面での劣化は、ひどいものがあります。
どうしてか分かりますか❓
製造業では、規律・規範・勤勉性が求められます。
製造業の衰えた先進国では、この部分が劣化しています。結果として社会全体が劣化していきます。それが今の欧米社会です。
だから日本は製造業を衰えさせては、なりません。製造業を大切にするべきです。
それは、規律・規範・勤勉性を維持することになります。結果として社会の劣化を防ぐことが出来ます。
これは、とても大切なことだと思います。

アメリカについては、「プロテスタント精神の喪失に起因する」と言っています。
最近の西側の基準は、おかし過ぎるものが多いです。
『「トランスジェンダーのイデオロギー、取り付かれたような環境保護」は、世界の大半の国の価値観とかけ離れている』・とも述べています。
『西洋は自由民主主義と言う均一モデルを広げようとしたが、現実には世界の大半がロシアの国家主義、内政不干渉の原則に寄っている』
ほぼ私が考えてきたことと同じです。
その意味で著作を買って読んでほしいと思います。
中身は、私がぶつ切りで日記に書いていることを、学者の視点から整理して書いていると思います。今日の記事を読んで著作の内容が、大体推測できました。ためになる本(だろう)と思います。

 

※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d

 


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