(1)CNN
米国への怒り、アラブ世界で高まる 米外交官がバイデン政権に警告
2023.11.10 Fri posted at 19:57 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35211389.html
アメリカのメデイアはアメリカ政府の意図に反することは、まず報道しません。そうする場合は、アメリカ政府や議会の意見が分かれている場合が多いです。外交官が見ればアラブ世界では、アメリカ排斥・憎アメリカ感情が蔓延しています。少なくとも海外ニュースから伝わるアラブ諸国の反応は、そうなっています。イスラム諸国の反応もハマスを否定しないケースが増えています。ハマスを否定しないと言うことはイスラエルを否定していることになります。
アメリカ・NATOのガザ問題に対する態度はイスラエル断固支持の立場の人々や国々以外では、支持を失い憎しみすら生み出していると思います。
余りにも酷い究極のダブルスタンダードを、鮮明に映し出しています。アラブとイスラム圏の人々が忘れることは無いと思います。
私が何かを言うべき事はありません。アラブ諸国やイスラム諸国の反応や対応は、ニュースで伝えられています。私もそれが、正しいと思います。
(2)バイデン政権の本質
ウクライナ紛争とガザ問題を見ると、バイデン政権の本質が良く分かります。「究極のダブルスタンダード」政権です。同じ性質の政権が過去にありました。
ブッシュ・ジュニア政権です。ひたすら世界で戦争をしまくったネオコン政権です。ほぼ同じですね❓
ウクライナでは自分が戦争せずウクライナに代理戦争をやらせています。この際チャンスと見てロシアを潰しにかかりました。東西冷戦思考の抜けないバイデンさんのライフワークは、ロシアを完全に叩き潰すことのようです。
ロシアの方もそれを探知していますから、国家の存亡をかけた祖国防衛戦争になりました。
バイデンさんは、ウクライナがどうなろうと気にしていないと思います。ロシアを叩き潰すための便利な(使い易いゼレンスキー)道具にすぎません。
ここに巻き込まれたウクライナ国民は気の毒としか言いようがありません。ウクライナには、まともな政治家が生まれてこないのがウクライナの不幸です。そもそも自分たちで国を治められないなら独立するべきではなかったと思います。
ウクライナ紛争もウクライナの側に回避する気があれば簡単に回避できました。独立した時の宣言にある中立の立場に戻れば良かっただけです。それはロシアから独立するときの「条件=約束」でもありました。ジョージアも同じです。
その約束を反故にしてアメリカ・NATO加盟政策が最終的にロシアのウクライナ侵攻を招きました。しかもアメリカ・NATOとウクライナが、ロシアを挑発しまくった結果です。ウクライナも見ていると戦争が好きな国家のようです。
これでは、到底平和など有り得ません。
バイデン政権が誕生したことが今の世界の不運としか言いようがありません。オバマ政権でもトランプ政権でも世界で新たな戦争をアメリカがリードする事はありませんでした。トランプは、外見がハチャメチャなので批判が多いですが、平和と言う点からみるとバイデンより遥かにマシな大統領です。