「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(MLB)ホワイトソックスが副社長とGMを解雇<2023年8月

2023-08-25 17:32:43 | MBL & プロ野球

ホワイトソックス、取締役副社長とGM解雇で監督続投も微妙に「全員が査定を受けている最中」
[2023年8月23日12時11分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202308230000309.html

シーズン途中なのに、取締役副社長のケン・ウィリアムズ氏と上級副社長兼GMのリック・ハーン氏を同時に解雇しました。
ホワイトソックスは、2013年から成績不振が続いていて、もう伐根的な改革をしないとダメだとオーナーが判断したようです。
2012年シーズン(地区2位)終了後に、それまでのGMのケニー・ウィリアムズが上級副社長に昇格し、その後GMに招聘されたのがリック・ハーンです。2012年までは、ホワイトソックスはそれほど弱いチームではありませんでした。GMが交代した翌年から、長期低迷しています。2021年プレーオフに進出したのが唯一の活躍でした。
今年は、やはり大きく負け越して最下位のロイヤルズとダンぺ争いをしています。ついにオーナーの堪忍袋の緒が切れたようです。

これは当然で、これほど長期低迷するのは、野球部門の幹部の上級副社長とGMが無能だからです。むしろ解雇が遅すぎたと言うべきでしょう。

今、メジャーでは野球部門の幹部が有能でなければ、上位の成績が残せない時代です。チームを強化するにしてもファームの整備は不可欠ですし、チーム編成の能力も必要です。監督が優秀であろうと、その上が無能だとどうにもなりません。

どうしても定期的に「どつぼ」に落ち込む球団は、出てきます。その時、速めに対処しないと「どつぼ」に落ち込んだままになります。

まあ、上手く優秀なGMをスカウト出来るかどうか?

だから、エンゼルスのケースも分かりますね?
今日のエンゼルスは、トラウトが復帰しました。しかしレッズを相手に9回表まで3-4で負けています。翔平君は3打数ノーヒット2三振。今日も怪しいエンゼルスです。今日は、Wヘッダーでもう1試合あります。

首位のレンジャーズは、負けそうです。
アストロズとマリナーズが勝っていますので、このまま行くと・・
首位にゲーム差なしでレンジャーズとアストロズが並びます。0・5ゲーム差の3位がマリナーズです。一時は借金生活をしていたマリナーズは、8月に入り快進撃です。

これがエンゼルスになることを8月の初めには期待していました。エンゼルスは、ずり落ちて9・5ゲーム差の4位。もう、白旗です。
マリナーズは、ジャンプアップしてプレーオフ圏内を維持しています。

さっぱりですね?
ここまで弱いとグチも出てきません。
翔平君は、ドロ船から脱出しないとダメだと思います。
個人的には、ドジャーズがお勧めです。ここなら同じ西海岸ですし、毎年優勝候補です。

※ちなみにエンゼルスが負けたのは、レッズのスーパー新人のエリー・デラクルス選手の快足に引っ掻き回されて計3得点されたためでした。映像で見た通りの快足ぶりを発揮したようです。

2023年8月22日 4:41
(MLB)レッズで大人気の大物新人デラクルス<2023年8月
https://smcb.jp/diaries/9116655


Major league Baseball 考ーその1<2023年8月

2023-08-25 17:31:08 | MBL & プロ野球

日本とアメリカでは、Baseball の実力が違いすぎます。その理由を考えて行こうと思います。
今回は、マイナー制度を考えてみます。

メジャーの「育成システムランク」
2023年7月のドラフト後、米メディア「MLBパイプライン」が発表したものです。
(1)オリオールズ(2)パイレーツ(3)ブルワーズ(4)カブス(5)レッズ(6)ドジャース(9)パドレス(10)レンジャーズ(11)メッツ(14)ジャイアンツ
(19)マリナーズ(21)ヤンキース(28)エンゼルス

現在の順位
(1)オリオールズ:ア東1位 (2)パイレーツ:ナ中4位 (3)ブルワーズ:ア中1位(4)カブス:ア中2位 (5)レッズ:ア中3位 (6)ドジャース:ナ西1位
(9)パドレス:ナ西4位 (10)レンジャーズ:ア西1位 (11)メッツ:ナ東4位(19)マリナーズ:ア西3位 (21)ヤンキース:ア東5位 (28)エンゼルス:ア西4位

全部は一致しません。
傾向を見ると、ナ・リーグの球団がベスト10に8チーム、ランクインしています。ア・リーグは2球団です。それが何をもたらすのか?

投手については、不明です。打者については、はっきりした傾向があります。
(左ア・リーグ、右ナ・リーグ)
打率
ヤンディ・ディアス0325 ルイス・アラエス0358 
ボ・ビシェット0320   フレディ・フリーマン0333
大谷翔平03056     ロナルド・アクーニャ0332
ホームラン
大谷翔平43       マット・オルソン43
ルイス・ロベルト33   ピート・アロンソ39
アドリア・ガルシア31  ムーキー・ベッツ34
打点
アドリア・ガルシア93  マット・オルソン108 
カイル・タッカー92   ピート・アロンソ95
大谷翔平89       オジー・アルビーズ90
出塁率
大谷翔平0407      ロナルド・アクーニャ417 
ヤンディ・ディアス0402 フレディ・フリーマン411
クロフォード378     フアン・ソト403
安打数
ボ・ビシェット147    ルイス・アラエス167
マーカス・セミエン144  ロナルド・アクーニャ165
フリオ・ロドリゲス143  フレディ・フリーマン162

左がア・リーグで右がナ・リーグです。同じメジャーリーガーかと思うほど打撃成績に差があります。その差の理由は私には分かりません。しかし、あるいは「育成システム」が関係している可能性は、あります。「育成システム」の上位10チームに来るのは、ア・リーグのチームです。それが毎年、積み重なればルーキーが昇格してきたときに、違いが出ると思います。

そして「育成システム」のランキングが現在の成績と相関性があるチームもあります。更には、トレードで有力選手を獲得するときに、マイナーに有望な若手がいないと交換要員がいませんから、トレードで選手を獲得して強化することも出来なくなります。

マリナーズが、今ア・リーグの西地区で高順位を収められるようになったのは、「育成システム」の整備と充実です。若手が育ってきたからチームが強くなりました。しかし、今年のランキングを見ると、また以前のマリナーズに戻りつつあるようです。「育成システム」が下位にランクされるヤンキースとエンゼルスは、はっきりダメですね。春先、多少良くても夏場過ぎになると勝てなくなります。総合的なチーム力が低いからだと考えられます。長くなると総合的なチーム力が、勝敗を分けるのであろうと思います。バテバテになり苦しくなった時の底力が違うと言うことです。


※参考(2022年)
マイナー・リーグのランキングの重要性
公開日:2022年8月24日(水) 12:17 pm
https://mlbtours.jp/?p=112231280


ボッタクリ王国イタリアのボッタくりぶりとは?<2023年8月

2023-08-25 17:29:46 | ヨーロッパ

まあ、よくネタを考えて細々ぼったくると感心してしまいます。割と小口でぼったくるのが手口です。理由は大きくボッタくると摘発されるからです。そもそもイタリアに旅行に行かない方が、いいんじゃないかと思います。イタリアの代わりなら、ギリシャとかスペインもありますし・・
常習的に海外からの観光客から、ぼったくっています。
その手口は、下記からお読みください。

2023/08/22
ぼったくりの夏、イタリアの夏。「クリエイティブすぎるレシート」、無銭飲食イタリア人観光客のツケを首相が支払う珍事
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/vismoglie/2023/08/post-56.php

価格も高騰しているようで、イタリア人は周辺国に夏のバカンスに行く人も増えたようです。
「イタリアの物価は、他の地中海の国々の観光地に比べて約240%も高く・・」
これは、国内でもぼったくりを繰り返した結果、全部積み重なって周辺国より物価が高騰しているのだと思います。そう言えば、小麦価格の値上がりを理由にパンやパスタが値がりしていました。小麦価格が下落した後も上がっていました。便乗値上げの典型ですね?似たようなことがイタリア中にはびこっているんだろうと思います。

そのイタリア人観光客が?
「"メローニ首相が訪れたレストラン"として、アルバニアに休暇に出かけるイタリア人観光客の間で有名になったレストランで、飲食をした代金を支払わずにレストランから逃げた4人のイタリア人観光客の無銭飲食事件があった」

のだそうです。
「メローニ首相は、アルバニア訪問中、アルバニア在イタリア大使に「これら愚か者たちの罪を解決しに行くよう」勧めた。」
「彼女の個人資産でレストランが踏み倒された8,451レクを支払ったのだ。」

このような解決を見ました。

アルバニアのメディアの報道は?
『メローニ首相は「厳格な母親」だ』
と言うものでした。これが誉め言葉かどうかは、不明です。

私が思うに?
イタリアは旅行先から外して、周辺の他の国に行った方がいいと思いました。

CNN
コーヒー2杯と水で9500円、観光客相手のぼったくり横行 イタリア
2023.08.21 Mon posted at 17:15 JST
https://www.cnn.co.jp/travel/35208049.html

日本人4人、ベネチアの料理店でぼったくり被害 市長激怒で一時閉店も
2018.02.01 Thu posted at 19:05 JST
https://www.cnn.co.jp/travel/35114088.html


日大アメフト部の薬物問題と立憲民主党の共産党問題<2023年8月

2023-08-25 17:28:11 | 社会問題

(1)まず、日大アメフト部の薬物問題。
日大は大学として事件を重く見て、8月5日部の無期限活動停止処分を決めました。これは常識で当然の対応だと思います。
ところが、1週間も経たないうちに解除しました。「個人の犯罪で連帯責任」は必要ないとの表向きの言い訳です。実際には、日大アメフト部関係者の強い圧力があって処分を解除したと思われます。

関東学連は、世間の常識に従い日大アメフト部の「当面の間の出場資格の停止」処分は継続中です。

そもそも事件の全容が解明されたとは言い難い状況にありました。日大と警視庁の発言にも違いがありました。警視庁は、捜査中であるとしか言っていません。日大は、一人の犯罪だと断定したわけです。

身内に大甘の日本の組織のリスク管理の、いい加減さを表しています。日大は、2021年5月1日時点で学生数77,309の巨大組織です。いろいろ問題がありましたが、組織が巨大すぎて自分たちで運営する能力を失っていると思います。

要は大学内に圧力団体が複数あり、圧力団体が圧力をかけると本部はそれに従って意思決定を簡単に翻す状況が、明らかです。

これ民間企業でしたら、ユーザーや取引先からクレームの雨嵐でトップや上級役員の首が飛ぶでしょう?
日大は、そうならずに「いいやいいや」で内々にごまかして、うやむやに処理して事件はなかった事にしようと言う態度がありありと見えます。

7万7千人も学生のいる大学が、そのような事でいいとは、到底思えません。しかし、教育の世界ではそのような事がまかり通っているようです。日本の学力が衰えるのは、ごく当然だと思いました。大きすぎて自己統治能力を失った大学は、分割するべきだと思います。教育は商売ではないと思います。

(2)立憲民主党の共産党問題
まとめて書いたのは、2本日記を書くのが面倒だからです。特に関係があるわけでは、ありません。自己統治能力を失っている部分では、共通性がなくはありませんが・・・

共産幹部と演説「たまたま」 立民幹事長
2023年08月22日18時26分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082200979&g=pol

岡田立民幹事長、原口氏を口頭注意 参政党議員と街頭演説
2023年08月22日17時46分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082200929&g=pol

岡田幹事長が、「たまたま」共産党の共産党の小池晃書記局長と岩手県知事選の応援演説で並んで壇上に立ったのだそうです。これは、「たまたま」だから問題がないのだそうです。

でも?有権者から見ると、「やっぱり、立民は共産党とグルか!」と見えるでしょうね・・

参政党はダメなんだそうです。参政党は地道に政治活動を続けて支持者を増やし、前回の国政選挙で国会に議席を獲得した新しい政党です。それが悪いとする理由は理解できません。

この二つを合わせると、岡田立民幹事長は共産党との協力関係を深めるように見えます。それは、岡田立民幹事長の考えであり私が良い悪いは言えません。しかし、国民の支持は確実に減ると思います。落ち目の立民を更に分かりやすく落ち目にするのには、役に立つと思います。

私は、共産党がダメだと言っているのではありません。反対政党として存在価値があるのかもしれません。しかし、国民の支持はないでしょう。

反対政党として存在価値があるだけで、政権と言う意味での存在価値はゼロです。共産党と組することは、政権を取る意思がないと言っているのも同じです。そうすると立民は共産党以上に存在価値がないことになります。

共産党の存在価値は、自民党に常に嚙みつく点にありそれ以外ありません。

自民党に噛みつくのが共産党で、じゃあ立民は何をするんだ?
こうなるでしょう。共産党に合流するつもりなんでしょうかね?

普通に考えるなら?
立民の議員が、参政党とコネを持つことに何の問題もないと思います。それを批判したりするから、日本維新に逃亡する立民の議員が、出てきたりするのであろうと思います。
共産党とグルでは、やってられない!と考えるのは、普通だと思います。岡田立民幹事長を見る限り、普通ではないですね。

あっちに、くっつき?こっちに秋波を送り?
議席が欲しいんです・と言う以外何も見えません。
そういう事を繰り返してきたから、議席は減り続けています。反省とか未来への志向は、カケラすら見えないような気がします。
第一、国民を代表する・国民のために働く姿勢が皆無です。自分たちの議員の特権を守りたいだけのように見えます。そう見えてしまう処が大問題です。


ロシア軍の作戦計画に変更はないように見えますが?<ウクライナ紛争2023年8月

2023-08-24 17:59:34 | ウクライナ紛争

ロシア軍のやることですから他人の私が気にしても仕方ないんですが?
今は、多分拘束軟禁されていると思われるスロビキン上級大将の立案した作戦計画は、南部は徹底的に要塞化して専守防衛し、東部で攻勢をとるのが基本計画で今も、その通りにロシア軍は軍事行動をしています。冬の大攻勢の時から同じで変化は、見られません。

現在、ロシア軍はハルキウ州クピャンスク方面とドネツク州リマン方面でかなりの部隊を投入して攻め続けています。ウクライナ軍は、もっぱら専守防衛に徹しています。ロシア軍は、予備部隊の大部分を東部戦線に振り向けていると思います。

ロシア軍からは、東部のどこで何km進んだという話しか聞こえてきません。ウクライナ軍も南部戦線でどうした・と言う景気のいい話は、ないですね?

実際には・・
ザポリージャ戦線では、ロボティネ村Robotyneを完全に制圧して新規の強力な旅団を投入したようです。
ロシア側のトクマクТокмакを中心とする防御網は、外郭防衛ラインを突破され、ウクライナ軍は外側の第1次防衛ラインを総攻撃する構えに見えます。

ロボティネ村Robotyneは、外郭防衛ラインの最大拠点だったようですから、この地点を制圧された以上、ロシア側には相当な犠牲が出ていると思います。

外側(北側)の第1次防衛ラインまで突破されると、トクマクТокмакを守る防衛ラインは、第2次防衛ラインだけになり、かなり危機的な状況が生まれます。

トクマクТокмак方面の防御網が難攻不落であったのは、外郭の防衛ライン、第1次防衛ライン、第2次防衛ラインが有機的に機能して相互補完しながら防御していたからです。そのうちの外側2列の防衛ラインを突破されると、ほぼトクマクТокмакの防衛は、不可能になると思います。

トクマクТокмакの分厚い防御網は、機能しなくなりなくなると言う意味です。

目標であるメリトポリМелітопольへの進撃路が開けます。

南ドネツク戦線でも、第1次防衛ラインを形成していたスタロマイオルスケStaromaiors'keとそのすぐ東のドネツク州ウロジャイネUrozhaineをウクライナ軍が制圧しました。ここがロシア軍の第1次防衛ラインの拠点だったようです。ここが指揮所になり補給の中心だったようです。ここが制圧されると第1次防衛ラインには補給が出来なくなり否応なくロシア軍は、第2次防衛ラインに移動しなければなりません。
その第2次防衛ラインが、南4kmくらい離れた位置にあるスタロムリニフカStaromlynivkaを中心とする横に広域のエリアです。
アゾフ海側の湾岸都市のマリウポリМаріупольやベルジャンシクБердянськを目標にする攻撃ルートです。

ロシア軍にとっては、こちらの方が危機的だと言えます。ここには、南北にモクリヤリ川MokriYaly riverが流れていてその川の両岸をウクライナ軍は南に進撃しています。

ザポリージャ戦線は広大な畑地帯ですからロシア軍は地雷を海のように埋めてウクライナ軍の進撃を阻んできました。ところが、こちらは河川敷や渓谷の地形です。地雷を埋めて守ることは出来ません。地形を利用して人数を多くして守るしかありません。簡単に言うと頭数を集中しないと守れないと言うことです。

タロマイオルスケStaromaiors'keとそのすぐ東のドネツク州ウロジャイネUrozhaineをウクライナ軍に突破されたと言うことは、ここでは甚大と言えるロシア軍の人的被害が出ているはずです。

ウクライナ軍が静かなわけは、ロシア軍(が南部戦線の部隊増強をしないように)を刺激しないような配慮だと思います。どうもロシア軍の参謀本部は南部戦線の戦いはロシア軍が防御に成功していると考えているみたいです。そうであれば、増援部隊を送る必要はありません。

だから、せっせと東部戦線でウクライナ軍を攻撃しています。人員を増やしてです。それはウクライナ軍にはすごく都合の良いことです。東部戦線にロシアの大軍をおびき寄せて?

南部戦線で静かに密かに削るのがウクライナ軍の作戦計画のようです。ロシア軍の参謀本部には頭(スロビキン)がいません。去年の負け戦の部分を主導したのが、ゲラシモフ参謀長です。

ロシア軍内部の権力闘争は、こんなところにも大きな悪影響があります。ゲラシモフ参謀長はロシア軍が勝っても負けてもほぼ気にしません。自分の身が安泰であれば、それでいいのです。ショイグ国防相も同じ考えです。だから、部下は勝ち戦とごまかし報告します。

ロシア軍の参謀本部では、ロシア軍が勝っているのだろうと思います。東部戦線での攻撃を大勝利にして、南部戦線の方は少し負けたようにしか報告していないと思います。

嘘だと思うかもしれませんが、そんな調子で去年はハルキウ州で大敗走しましたし、ヘルソン州ドニプロ川西岸では負け続けていました。スロビキン上級大将が方面軍司令官になって最初にやった作戦が、ドニプロ川西岸からのロシア軍の撤退作戦です。これは見事に成功しました。そのスロビキン上級大将はロシア軍の参謀本部にいません。

どうも見ていると、南部戦線は去年と同じ流れになりそうです。秋になり地面がぬかるむのが11月半ばくらいだと思います。あと3か月弱ですね?
それまでにウクライナ軍が、南部戦線でどれだけ進撃できるか?

進撃が深ければ、冬の戦いはウクライナ軍に有利になると思います。
マリウポリМаріупольやベルジャンシクБердянськ方面。
あるいは、マリウポリМаріуполь方面にウクライナ軍が接近するほど南部のロシア軍の補給が細ります。ロシア領~ドネツク州~ヘルソン州の陸路の輸送ルートが細れば、あとはクリミアからの補給しか出来なくなります。

そのクリミアも結構、ウクライナ軍に攻撃されています。つまり、このような状況を作り出すのが今年のウクライナ軍の最大の軍事目的だと思います。

それは、成功しつつあるように見えます。ロシア軍が東部戦線で頑張るほど成功するでしょう・・・

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


オランダとデンマークが、Fー16戦闘機の供与を決定<ウクライナ紛争2023年8月

2023-08-24 17:57:58 | ウクライナ紛争

ウクライナ大統領、オランダ供与のF16戦闘機は42機
2023.08.22 Tue posted at 12:37 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35208076.html

事前に話は出来ていたようで、アメリカが第三国への供与を認めたことで、早々とデンマークとオランダがウクライナへのFー16供与を表明しました。
デンマークは、19機と機数がすでに決まっているようです。オランダの方は、保有分42機のうち機数は表明していません。全部、不要だと思います。

『ステルス戦闘機F-35、いよいよ配備が本格化』
2018.04.04
https://trafficnews.jp/post/80132/3

「オランダ空軍は2021年12月27日(現地時間)、次期主力戦闘機F-35Aが初度運用能力(IOC)を獲得し、実戦体制に入ったと発表しました。」

もうオランダでは、Fー16は退役予定か退役していると思います。
そのような事情があるから、ゼレンスキー大統領は供与を求めていました。型落ちの退役機を供与してほしいと言っているだけなのです。

それをあ~だもこ~だも理由を付けて供与の認可を渋っていたアメリカ。何らかの意図が疑われても仕方ないですね?

ともあれ、ウクライナ空軍は来年には50~60機程度の戦闘機部隊を編成できそうです。ウクライナの防空は格段に強まりますし、前線の地上部隊には上空援護が提供されます。

もし、これに加えてスウエーデンのグリペン戦闘機が供与されれば、こちらを地上攻撃機に回せます。そこまで行けばヨーロッパの田舎空軍なら一人前です。

既に関係国は、来年の戦争をどうするかの話になっている部分もあります。

結構、ヨーロッパには型落ちの兵器があるんです。


欧州冬の陣(ガス備蓄)<ウクライナ紛争2023年8月

2023-08-24 17:54:54 | 世界経済と産業

欧州のガス貯蔵、冬を控え「ほぼ100%」
2023.08.22 Tue posted at 14:50 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35208089.html

去年は、自爆ガス禁輸のおかげでヨーロッパはひどい目にあいました。今年は、夏場にガスを買い集めて冬の需要の90%以上を備蓄したようです。

さすがにユーロが団結して行動すると、他の経済圏では見られない効果があります。11月1日までに貯蔵率を90%にする目標を掲げていたそうですが、早くも目標を超えました。

でも、これはいい方法ですね。備蓄施設を作って夏の価格の安いときに1年分備蓄してしまうのは、エネルギー安全保障の観点からも価格安定の点からも、良い考えだと思います。もっと、備蓄施設を拡大すれば安いときに買って高い時に売れば、商売として成り立つかもしれません。

ロシアにガスの元栓を握られているヨーロッパの貧乏国は沢山ありますから、いい商売になるかもしれません。


(MLB)レッズで大人気の大物新人デラクルス<2023年8月

2023-08-24 17:54:54 | MBL & プロ野球

2023年8月21日10時30分
レッズ大物新人デラクルスが快進撃けん引、“新怪物”と大谷翔平の初対戦に注目
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/column/showtime/news/202308180000590.html

レッズは、オハイオ州シンシナティにあるア・リーグ中地区の球団です。鈴木誠也のシカゴ・カブスと同じ地区です。
翔平君も規格外ですが、こちらはさらに規格外です。今年6月6日にメジャーデビューしたばかりの21歳のエリー・デラクルス選手です。(ドミニカ共和国出身)

まず、体がデカイ!身長198cm。この体で守備がショートです。超人的な身体能力で注目されています。わずか15試合目でサイクルヒット達成。(球団史上34年ぶりの快挙)
7月8日には、1イニングで打者1人の間に、二盗&三盗&本盗にも成功。(1919年以来の快挙)

今季メジャー最速の打ってから三塁到達までのタイムが10・83秒(球界最速の男)
7月16日三塁から一塁への送球でメジャー新記録の約158キロ(2015年にスタットキャストでの計測が始まってから、史上最速記録を更新)その4日後には160キロ超えであっさりと自己記録を塗り替える。

バッテイング練習も凄いようです。軽々とさく越え連発のようです。

「その後も目覚ましい活躍を見せて、1900年以降の近代野球史上ではバリー・ボンズ(当時パイレーツ)に次ぐ2位のデビュー58試合目で10本塁打&15盗塁以上をマーク。野球の2大要素であるパワーとスピードをいかんなく発揮しています。」

バリー・ボンズは薬物問題で記録は公認されていませんが、2001年年間73本塁打を達成し、生涯762本塁打を打った超大物ホームランバッターです。もし薬物問題がなければベーブ・ルースとどっちが上かが常に論争の種になるでしょう。

新人の時点で、バリー・ボンズ並みと言うのは普通にあり得ない事です。

ショートの守備は難易度が高いです。守備がショートで走塁が一番で打撃がもしこれから技術的に成長していけば、間違いなくメジャーで1番の選手になれます。(バリー・ボンズは外野手です)

ショートが守備位置の大物打者は・・
アレックス・ロドリゲス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%B2%E3%82%B9
NYヤンキースでは、ジーターがショートだったので3塁を守りましたが、本来はショートです。
アレックス・ロドリゲスは本塁打王5回の超大物バッターです。

「バリー・ボンズ+アレックス・ロドリゲス+盗塁(ロナルド・アクーニャ)」になるとメジャー史上最高だと思います。過去、そんな選手はいません。

21歳のエリー・デラクルス選手は、それくらい大きな可能性を秘めた選手です。大谷翔平君のような性格であれば、そうなる可能性が高いと言えます。

ショートの送球で160kmはすごいと思います。外野手なら時々います。アーロン・ジャッジがそのくらいです。内野手では聞いたことがないですね。内野手は、モーションが小さいから普通は無理です。

野球の好きな方は、注目するといいです。きっと、凄い選手になると思います。凄さの度合いが、すごすぎです!

何しろですね?
普通は、1ヒットのゆるいライト前ヒットで2塁まで楽々行きます。
普通ならツーベースの当たりで悠々3塁に行きます。
その走るスピードが、とてつもなく速い!
(多分、100メートル競走でもそれだけやったらメダル争いが出来ると思います。異次元の速さです。)

盗塁なんか、楽々2塁セーフ

内野の守備位置からちょとでもずれた当たりは、大体内野安打。

まだ、バッテイングはそれほど上手くないですけれどバッテイングが上手くなれば、三振を取るしかアウトにする方法がないんじゃないかと思います。

打撃・走塁・守備
https://www.youtube.com/watch?v=3hhIQexi1m0

オニール・クルーズ(Oneil Cruz)2022年守備、高速送球集
https://www.youtube.com/watch?v=iLM4mDBqx34


2024欧州サッカー>モナコの南野拓実、2ゴール1アシスト

2023-08-24 17:53:18 | サッカー

モナコ南野拓実「戦術の変化が好調の要因かも」ヒュッター新監督のもと2得点1アシストの大活躍
2023年8月21日18時51分
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308210000949.html

今シーズンは、順調な滑り出しになりました。
復活してほしい選手です。リバプールに移籍したのが運が悪かったと思います。クロップ監督は先発メンバーを固定してベンチメンバーを使わない監督なので出番がありませんでした。しかしカップ戦中心にシーズン10得点していますから能力がないわけでは、ありません。プレミアですからね。

昨シーズンはモナコに移籍したものの不調のまま終わりました。今シーズンは、監督がヒュッター監督に代わりました。南野がオーストリアで最初に出会った監督です。南野のことをよく知っていますから、アドバイスもあるでしょうし、戦術にも馴染みがあると思います。

環境が変わって1試合目が1アシスト。2試合目のホームで2得点1アシスト。チームの全得点に絡みました。プレミアで1シーズン10得点の実力を示してほしいと思います。

ヒュッター監督とクロップ監督は、戦術的に似通った部分があります。

ラルフ・ラングニック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF

この系統に属する監督です。南野拓実は、この戦術の中で上達しましたから、違う戦術では能力を発揮しにくいと思います。そこまで器用ではありません。

ともかくフランスで初めて結果らしい結果が出ました。今シーズンの活躍を期待しています。本来なら日本代表のセンターフォワードを務めるだけの実力のある選手です。それを示してほしいと思います。


(アメリカ)ボチボチ出始めた共和党良識派のトランプ退場勧告<2023年8月

2023-08-24 17:51:41 | アメリカ合衆国

ワールド
2023年8月21日9:52 午前Updated 2時間前
トランプ氏は米大統領選から降りるべき、本選で勝てず=共和議員
https://jp.reuters.com/article/usa-election-trump-cassidy-idJPKBN2ZW01I

共和党の議員にだってトランプは、ダメだとはっきり発言する議員は少数ですがいます。しかし、これまでは例外なくトランプの意向に逆らう発言や行動をした議員は引退か選挙での敗北を余儀なくされました。

『トランプ氏を批判したリズ・チェイニー共和党議員、予備選で敗退 米ワイオミング州』
2022年8月17日
https://www.bbc.com/japanese/62573619

※このようにして葬ります。
トランプ支持の対立候補を立ててトランプ支持者をかき集めて、党内予備選で落選させます。

しかし、刑事事件で4件も訴追され有罪が見込まれるトランプを、仮に共和党の大統領候補にしたところで、本選で勝てる見込みは、ほとんどないと思います。予備選の最中にも大統領選の最中にも刑事裁判の手続きは進みます。選挙運動をしながら公判にも出廷しなければなりません。

仮に共和党支持者が3分の1いるとします。民主党支持者が3分の1いるとします。無党派層が3分の1いるとします。トランプが共和党票を固めたとしても、無党派層の有権者は、刑事裁判の成り行きを見ているでしょう。それで無党派層の支持が得られるわけがありません。

トランプが刑事訴追されようと何が何でも支持するのは共和党の中のトランプ主義者だけです。大統領選挙をやる前からトランプの敗北は明らかです。

その証明が中間選挙です。本来なら共和党に(議席の)大波が押し寄せるはずでした。しかし、反トランプ票が民主党候補に流れた結果、共和党の薄勝になりました。上院は、1議席民主党が勝ちました。

今回の大統領選には、それに刑事訴追4件が加わります。結果を考えられない人は、馬鹿でしょう。

今回、トランプ氏に予備選を辞退するべきだと発言したのは、米共和党のビル・カシディ上院議員です。
「21年のトランプ前大統領を巡る2回目の弾劾裁判で有罪を支持した共和議員7人のうちの1人」
共和党内良識派の一人です。

大統領選挙ばかりに目が行きますが、それに合わせて連邦下院435議席と連邦上院100議席のうち33議席が改選されます。他にも13の州と準州の知事およびその他の州と地方選挙が行われます。つまり、選挙がゴシャマンとあります。
ここにトランプ主義者以外に不人気なトランプが共和党の大統領候補なら、どうなります?

トランプもろとも全部、負ける可能性があります。反トランプの大波に飲み込まれる可能性があります。それも少なくはありません。

トランプ主義者やトランプ支持者の忘れていることは、それらを全部かき集めてもアメリカの有権者の3分の1程度だという事実です。残りの3分の2が反トランプになれば、確実に選挙に負けます。

しかも、みんなまとめて負けます。自分自身の選挙を戦わなければならない連邦議員も地方議員も、そろそろそれに気が付くでしょう。

トランプと一緒に土左衛門がいいか?
トランプを土左衛門にして自分たちの議席を守るのがいいか?

多分、よく考えると思います。
選挙で当選できなければ、ただの人ですからね?


(MLB)メジャー球団におけるゼネラルマネジャーの重要性<2023年8月

2023-08-24 17:50:04 | MBL & プロ野球

一時期は、マリナーズはオンボロ球団だったことは知っています。その後、どうなったかは全然気にしませんでした。
ふと気が付くと?
あの、オンボロ球団がワイルドカード争いをしている?
途中を見ていないので冗談かと思いました。
調べてみたら去年は地区2位で、21年ぶりのプレーオフ進出を実現していました。

その理由?気になりますよね?
それを知るとオンボロ・マリナーズがチーム再建に成功し、オンボロ・エンゼルスが今もオンボロな理由も、はっきり分かりました。

その差を作り出したのは、ジェリー・ディポートと言うGMです。
ジェリー・ディポート
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88

経歴は、ULRを読んでください。
最初はスカウトが振り出しで、段々実績を積んでGMになります。
最初に、GMに就任したのは2011年10月28日にエンゼルスのGMに就任しました。色々しようとしたのですが監督のマイク・ソーシアと対立します。
「エンゼルスは監督とGMのどちら選ぶのか?」
と言う事態に発展し、オーナーのアルテ・モレノは監督を切らずGMを切りました。2015年7月1日に辞任しました。

その後、2015年9月28日シアトル・マリナーズのゼネラルマネージャーに就任します。球団再建を考えていたマリナーズのオーナーの目に留まったのでしょうね。

それからジェリー・ディポートGMはマリナーズの球団改革に乗り出します。具体的には?
「大幅なコストカットとファーム・システムの再構築に着手した。」
その前は?
「前GM時代から引き継がれた長期給与による肥大化したロスターや、一時メジャーワーストと評されたファーム・システムを持つ・・」
こんな状況でした。結果は成功でした。
「ベースボール・アメリカ誌にメジャー全球団1位と評価されるファーム・システムの構築に成功した。」

2021年9月1日、シアトル・マリナーズの野球運営部門社長へと昇格しました。

そして監督も変えます。エンゼルスのGM時代のGM補佐のスコット・サーバイスを監督に引き抜きました。
2016年からスコット・サーバイスが監督を務めて現在に至ります。

その結果が、2022年の地区2位であり、21年ぶりのプレーオフ進出でした。21年ぶりの成功を収めたのには、このような過程がありました。マリナーズの成功は、ジェリー・ディポート現野球運営部門社長によるものです。

ここで気が付きませんか?
もしジェリー・ディポートがエンゼルスのGMのままだったら、エンゼルスはどうなっていたんだろう?
多分、エンゼルスは今のマリナーズのようなチームになっていたでしょうね。

つまりオンボロ・オーナーのアルテ・モレノが、当時ジェリー・ディポートGMを切らずに、マイク・ソーシア監督を切るべきであったことになります。
GMは監督の上司です。部下を残して上司を切ったオーナーの人を見る目のなさが、エンゼルスが今なおオンボロである最大の理由です。多分、その後任のGMもポンコツばかりでしょう。だから、エンゼルスはいつまでもオンボロのままだと思います。

最近のメジャーの球団を見ていると、良い成績を収めている球団は、GMの人材を選びます。GMをイエスマンにする球団は、ほぼオンボロ化します。

オリオールズを見ても、その通りです。
球団再建のためにアストロズのマイク・エリアスGMを引き抜きました。アストロズのGMに就任したのが2015年9月です。
そのすぐ後の、2018年11月16日オリオールズのGM兼副社長に就任しました。
オリオールズは現在、東地区の首位です。

エンゼルスが、オンボロである理由がよく理解できたと思います。オーナーのアルテ・モレノがエンゼルスを保有する限りエンゼルスは、オンボロのままです。

翔平君はFA後、新チームに移籍する必要があります。エンゼルスにいれば腐るだけです。


(MLB)ビッグネームのいないマリナーズがジワジワと?<2023年8月

2023-08-24 17:48:32 | MBL & プロ野球

昨日までは、マリナーズは西地区3位でした。
1位レンジャーズ    
2位アストロズ 2・5  
3位マリナーズ 0・5 

今日は、マリナーズが勝利。レンジャーズとアストロズ負け。
ワイルドカード争い(昨日時点)
 レイズ   0595 
 アストロズ 0560 
 マリナーズ 0556 
 ブルージェイズ 0552 

何と!ワイルドカード争いまで3位に浮上しました。

イチローが何か関係しているのか?
イチローは、2018年にマリナーズに復帰しました。
事実上、その年の5月に引退しています。
正式には、2019年3月21日東京で引退試合に出場した後引退しました。引退後は、2019年4月30日にマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターに就任しました。
その後は、主に・・
「マリナーズで主に外野の守備と走塁、さらには打撃コーチと一緒に打撃面でも指導」
「傘下である3Aタコマ・レイニーズなどマイナーチームにも携わっている」
など、マリナーズと3Aなどの若手の指導もしているようです。
イチローの現役時代は、ほぼ自分さえの選手でした。
マリナーズで2001~2012まで在籍した間に、地区優勝は2001年だけです。ポストシーズンに進出したのも、その年だけでした。個人数字以外にイチローがマリナーズに残した功績は、何もありません。OPSが示す通りチームプレーをしない、自分の成績だけの選手でした。

そんなイチローでも、マリナーズのファンは温かく迎え入れてくれました。人間的な成長もあったのか、今はコーチ的な仕事をしています。それが関係しているかどうかは、不明ですが、イチローがマリナーズに復帰後の成績です。

2018年3位89勝73敗
2019年5位68勝94敗
2020年3位27勝33敗
2021年2位90勝72敗
2022年2位90勝72敗
21年ぶりとなるポストシーズン進出。
ブルージェイズとのワイルドカードシリーズは2勝0敗で勝ち上がった。ディビジョンシリーズでアストロズに0勝3敗で敗退。

イチローの功績かどうかは不明ですが、マリナーズは徐々に強いチームに成長してきました。昨シーズンの活躍を考えると、ワイルドカードの獲得は実力とも言えます。

今シーズンのマリナーズは、ポストシーズンに進出できるか?勝ち上がれるか?
少し、気になります。
イチローも現役時代は全然、チームに貢献しなかったのだから、引退後はチームに貢献してほしいと思います。マリナーズのレジエンドですからね?

メッツの千賀滉大が10勝目を挙げました。
大物がいなくなり、今メッツのエースです。

翔平君は、昨日ダブルヘッダーでサッパリで今日はお休みです。ハリケーン・ヒラリーが来るので西海岸方面の試合は、昨日に繰り上げでなくなりました。

※だから、マリナーズも翔平君獲得競争に参加するのだそうです。一応、条件は満たしていますからね?


長期戦に備えるウクライナの戦略<ウクライナ紛争2023年8月

2023-08-21 21:13:12 | ウクライナ紛争

ワールド
2023年8月20日4:04 午後Updated 5時間前
ウクライナ、スウェーデン戦闘機供与巡る協議開始 両国首脳が会談
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-zelenskiy-sweden-idJPKBN2ZV02I

戦争の長期化がほぼ確実な情勢になりましたので、それに備えるウクライナの動きがあります。

去年は、仕方ないにせよ今年になってアメリカ政府の支援や決定には、疑問を感じることがあります。

ウクライナが負けないための支援はします。しかし、ウクライナが勝つための支援は、なぜか渋ります。

最初は、戦車の供与でした。ヨーロッパの国々は戦車の供与が必要だと言うことで供与に動きました。アメリカは最後まで渋った挙句にヨーロッパ諸国に押されて、供与を決めました。その後は、速やかに訓練から供与まで進みました。今、ウクライナの反撃作戦を支えているのは、その時に供与が決まった戦車や歩兵戦闘車、装甲車などです。

戦車に関しては、今もヨーロッパ諸国は退役しているドイツ戦車のレオパルト1を購入して整備してウクライナに引き渡すべく動いています。まだ西側の戦車は300両にもなりませんから、更に追加で引き渡す準備をしています。

射程の長いミサイルもそうです。イギリスがしびれを切らして戦闘機発射型の「ストームシャドー」の供与を5月11日に決定し、すぐ引き渡しを始めました。ウクライナの反撃作戦が迫っているので、急遽決定して実行しました。

イギリス、ウクライナに長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」を提供
2023年5月12日
https://www.bbc.com/japanese/65567674

その後、フランスも同型のミサイルの供与を決定しました。アメリカは、いまだ音沙汰がありません。

Fー16戦闘機に関しても同じです。アメリカがウクライナへのF-16戦闘機の供与を認めたのは、つい最近です。なぜ、今頃まで決定できなかったのは、合理的な理由は考え付きません。

そのために訓練から何から全部遅れました。これもヨーロッパ諸国が「戦闘機連合」を作ってアメリカに圧力をかけてやっと実現しました。

戦車、長距離ミサイル、戦闘機。アメリカのこの優柔不断さには、なにか理由があると思います。推測は出来ますが書きません。ただ、決定の遅れがその分、戦争を長引かせるのは確かです。

ウクライナも長期戦の備えを始めました。
トルコとは、無人機製造で合弁企業を作りウクライナで現地生産することが決まっています。そのほかにもウクライナは自国での無人機製造に関して積極的に動いています。

ドイツの戦車メーカーとは、ウクライナ国内に修理・メンテナンス拠点をやはり合弁で作ることが決まっています。やがては戦車などの現地生産に切り替えると思います。

ワールド
2023年8月20日4:04 午後Updated 5時間前
ウクライナ、スウェーデン戦闘機供与巡る協議開始 両国首脳が会談
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-zelenskiy-sweden-idJPKBN2ZV02I

スウェーデン政府とは、スウェーデン製歩兵戦闘車の「CV90」をウクライナで現地生産することで合意が出来たようです。
スウェーデンには、スウェーデンの国産戦闘機のサーブ 39 グリペンがあります。この機種であろうと思いますが、供与に関する協議を開始したとのことです。
既にウクライナのパイロットが操縦訓練を始めているようです。

F-16の方は英語学習をしてそれから訓練ですから、スウェーデンでの訓練の方が、間違いなく早く完了すると思います。

サーブ 39 グリペンは、はっきり言ってF-16よりは、かなり性能が劣ります、しかしウクライナの戦闘機のミグ29よりは余程マシです。特にハイテクを装備していて新しい兵器を搭載しやすいという点で優れています。ミグ29では古すぎてほぼ使い物になりません。

戦闘機の調達先を増やすという意味での保険であり、サーブ 39 グリペンの方が早く訓練が完了しその分、速く受け取れることを期待しているのであろうと思います。

つまり、アメリカに過度の期待はしないと言う事でしょうね。

アメリカ政府をウクライナがどう見ているか、何となく分かるような気がします。どちらにせよ戦争の帰趨に決定的な影響のある戦闘機の調達先が複数あることには、大きなメリットがあります。

私も個人的には、アメリカ政府を斜め視線で見ています。戦争を長引かせて?何を・・・・・


2023女子Wカップ決勝>スペイン1-0イングランド

2023-08-21 21:10:24 | サッカー

スペイン1-0イングランド

スペインが初優勝を飾りました。どちらが勝っても初優勝でしたが、やはり決め手に勝るスペインの勝利でした。
事前の予想通り、スペインの左からの攻撃が功を奏する結果になりました。
虎の子の1点を決めたのは、左サイドバックのオルガ カルモナ選手です。

準決勝のスウエーデン戦でも後半終了間際の89分に決勝ゴールを決めた選手です。スペインのラッキーガールですね。

大きな大会では、ラッキーな選手が出現した方が勝つケースは良くあります。今回は、スペインに少し幸運があったようです。

オルガ カルモナ選手はサイドバックですから、本来はそれほど得点には絡まないはずです。スペインが準決勝まで隠していた攻撃パターンがあったのだろうと思います。サイドバックの奇襲攻撃が2回成功して、スペインは準決勝、決勝と勝利しました。

2戦連続で決勝ゴールを決めたオルガ カルモナ選手は、帰ったらヒロインですね?

おめでとうございます。
イングランドも良く戦いましたが、残念ながら一歩及びませんでした。


野球>最近、OPSと出塁率を覚えて色々調べてます松井秀喜VSイチロー<2023年8月

2023-08-21 21:10:24 | MBL & プロ野球

イチローと松井秀喜?どっちが、いい打者?
誰もが、迷わずイチローと答えると思います。

最新のメジャー式評価では?
イチロー  OPS0757評価D(並) 出塁率0355
松井秀喜  OPS0822評価C(良い)出塁率0360

イチローは、ヒットの数は記録に残っています。
しかし、チームの勝利への貢献度では松井秀喜が勝っています。これが、今のメジャー式評価です。

そして、パ・リーグの各打者のOPSを見てみたら驚くべき事実があり、C(良い)以上の打者は、たった5人しかいませんでした。つまり、今のパリーグは2軍レベルの選手がレギュラーになっていることになります。

これほどまでにパ・リーグの打者のレベルが低下した理由は私には分かりません。セ・リーグの打者はこれほどには低くありませんから、何らかの問題がパ・リーグ全体にあるのだろうと思います。

OPSや出塁率を上手く活用しているのが、今年の阪神です。OPSと出塁率の良いバッターを考えて打順を組んでいるのでチーム打率の割には、チーム得点は驚くほどに多いです。(チーム得点419は、12球団でNo1)

今年がデビュー年の有望な若手が二人います。
中日:岡林 打率0306 OPS0757評価D並 出塁率0352
巨人:秋元 打率0292 OPS0785評価C良 出塁率0337
打率評価は、無意味だと分かります。
OPSなら秋元が上です。
向き不向きを言うなら、岡林は1・2番向き
秋元は、5・6番向き
このように評価できます。秋元は徐々にOPSが上がっていますから、もう少し差が出来ればはっきりします。
秋元の場合は、出塁率がやや低いですから1・2番には置きたくないですね。でも、秋元より出塁率の高い選手がいなければ、1・2番でも良いことになります。

打率で見るとこれが分かりません。監督の勘任せの打順になると思います。やはり、このような事をより正確に把握するためにメジャーでは、統計学を応用した様々な評価基準を開発したのだと思います。

これは、選手の補強や選手へのコーチ、筋力的なトレーニングなど全ての分野に応用されています。

このような数値を利用することにより、今自分のチームにどのような選手が不足しているのかが分かります。そうすると補強するべき選手も分かると言う訳です。そのようなデータをうまく活用しているチームは補強が的確になり、より強いチームが作れることになります。

今、メジャーで勝っているチームには、それほどビッグ・ネームはいません。コストパフォーマンスに優れたチームを編成しようと思えば、データを活用して給料の比較的安くて、データ上優れている選手を補強するGMが、いるチームが上位の成績を残す傾向があります。

お金をかけてチームを編成するのに毎回、シリーズ優勝できないのがNYヤンキースです。今年はNYメッツも同じことをして、早々にチームは沈みました。

それと反対な傾向があるのが、ドジャースやアストロズです。この両チームは、ヤンキースほどのビッグ・ネームはいませんが毎年のようにシリーズ優勝に絡んできます。

もっと安くチームを編成しているのが今年は、ア・リーグ東地区のオリオールズ・レイズ・ブルージェイズです。特にオリオールズは優秀なGMをアストロズから引き抜いてチームを再建してきた効果が出てきて今年は地区優勝争いをしています。

技術的な部分では、フライボール革命です。
フライボール革命【意外と知らない野球用語】
2021.02.01
https://full-count.jp/2021/02/01/post1078050/

「フライボール革命」とは?大谷翔平も取り入れた!?
2022.05.02  2023.03.01
https://sposuru.com/contents/sports-trivia/mlb-fly-ball/

2015年からMLBで全面導入された「スタットキャスト」という、グラウンド上の選手やボールの動きを分析するデータ解析ツールが活用され始めると、打撃技術が激変しました。

今、ダウンスイングやレベルスイングをする打者はメジャーには、ほとんどいないと思います。大谷翔平君を見て分かる通りアッパースイングです。こうしないとボールに角度が付かないからです。

また2番目の記事で打率の低下と三振の多さについて言っています。しかし、今それほど打率は低くありませんし三振も多くはありません。
記事を書いた人が誤解しているのは、今メジャーでは打率で打者を評価しません。出塁率とOPSで評価します。出塁率が高ければ打率は、ほどほどでいいと考えているから打率には、あまりこだわらないだけです。

イチローと松井秀喜のOPSを比べると良く分かります。チームの勝利に貢献したのは、松井秀喜です。イチローのヒットで勝利が決まったケースは、あまり見た記憶がありません。

つまり、色々な意味でメジャーの野球は進化しています。日本でも投手は、比較的メジャーのトレンドを取り入れる傾向があります。
ところが打者の方は、旧式の野球をやっています。練習方法から打撃技術まで全部です。
だから日本国内でさえ、打者と投手で差が出てきているのではないかと思います。投手は進化し打者が進化しなければ、当然そうなります。

そして監督やコーチもメジャーの変化または進化を敏感に勉強するべきだと思います。頭の部分が遅れていれば、遅れはさらにひどくなります。

オリオールズに行った藤浪を見ればわかるでしょう?
阪神がどうにもできなかった藤浪をメジャーのオンボロ球団のアスレチックスが再生しました。それくらい、遅れていると言う事です。

日本の野球の権威で藤浪を、イソップだという人はいませんでした。アスレチックスのコーチは最初からそれを見抜いていましたから、イソップを直すための方法を適用しました。その結果、藤浪は中継ぎ投手として復活しました。