カヅさんが旅立って、今日で一ヵ月。
なんか、まだ信じられない。
今、ウチに簡易的な祭壇があって、カヅさんのお骨に毎日、話しかけている。
「おかあさーん、おはようございます」
から始まって、
寝る時までいろいろ話しかけている。
不思議なんだけど、
私にはそこにカヅさんが、いつものように背中を丸めて座っているのを感じる。
ニコニコ笑っていたり、ちょっと戸惑った表情をしていたり、うなづいていたり、
その時その時、いろいろなカヅさんの様子を感じている。
よく人から、「今までよくお世話を頑張ったね」と言われるけど、そんなことはない。
もっと早くから優しく接していればよかった、一緒に住んでいればよかったなと、後悔してしまう。
それにカヅさんの存在は、私にとっても支えだった。
私こそカヅさんには感謝しかない。
もうカヅさんはいない。
寂しい。泣けてくる。