終わりの日

　今日の仕事は辛かった～
　後は焼酎をあおるだけ～　　（山谷ブルース）

なんてのが頭に流れるクリスマスイブの夜（笑）
焼酎はやめてワインにしてみました。
安い赤ワインでも、美味しいです。


やっとやっと、やっと終わった仕事。
手を叩いて喜ぶはずだったのに…。
なんだかやたら寂しい。

仕事はいいんです。別に。

今日その道のプロの方から個別指導が入ったけど、
そういうやり方、私にはできません。やっぱり…。
そのビジネスには当然の手法なのでしょうけど、
それなら尚更私はやりたくないのです。
甘いでしょうか。

きっぱり仕事は辞められます。


だけど、そこでもやっぱり少しの出会いはあって、
少しの心を通わす何かもあったのです。

それでも・・あっけない終わりです。
さよならの言葉もちゃんと言えないままの終わりです。
何かを期待していた訳ではないけど、虚しさばかりの帰り道。
最近にない程の冷たい風が吹いていました。

ひとりだけ挨拶できた、エレベーターで一緒になった同年代の素敵な女性。
「いつかまた、どこかで会えたらいいですね」と、
お互いそんな言葉を交わしてさよならです。

出会いと、別れと・・
そんな繰り返しの人生。
当たり前のそんな人生。



『生きとし生ける物へ』の力強い直太朗の歌声で、
励まされそうにもなるけど、
やっぱり虚しく寂しい今夜。


辛い辛いと言いながら、また来年も頑張る人がいて・・
こんな私がいる。
私はやっぱり、甘いダメ人間なのでしょう。


部屋の温度がいつもよりかなり高いのに、今すごく寒いのは、
気持ちの関係？
風邪でなければいいけど。