Harmony

ちょっと呟いて孤独からの脱出?

小林多喜二

2008-05-31 21:10:15 | Weblog

「ヒューマンドキュメンタリー いのちの記憶ー小林多喜二・二十九年の人生」
という番組を見た。

多喜二の人間としてのひたむきな生き方や、獄中で殺されなければならなかった彼の無念さなどを思い、熱いものが込み上げた。


現実と理想。
闇があるから光がある。
現実を見つめて理想の為に生きる。

それが多喜二の原点だという。

その根本にあるだろう虐げられたものへの優しさ。正義感。
その多喜二は今の時代をどう見るのだろうと思った。



私の好きな小樽の景色と共に始まった番組。
母の懐かしいだろう昔の小樽も写る。
今度母が来たらこの録画を一緒に見よう。

そういえば母は、多喜二の家族の事を少し知っていると言っていたけれど、
今はもう何も分からないのだろう。
きっと小樽の景色に喜ぶだけかもしれない。



近くの書店にも「蟹工船」が入っていた。

コメント (2)
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